有名ベンチャー企業が採用する、いま注目の「イントレプレナー」とは?

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組織で活躍したい…とは、向上心のある方なら誰しもが思うこと。

リーダーシップやマネジメントなど、組織で活躍するために心がけることはたくさんありますから、それほど簡単にいかないのが正直なところ。

そんな悩める組織人に必須の条件は「イントレプレナーを目指す」という目標です。

「イントレプレナー」の役割やその思考方法を実践してみることで、組織の中で輝く人財になることができます。

今回は、「イントレプレナーとは何なのか?」また、「イントレプレナーの目指し方」の2つをご紹介させていただきます。

 

イントレプレナーとは何か?

 

イントレプレナー(Intorepreneur)の定義を確認してみましょう。

イントラプレナー(Intorepreneur)とは「社内起業家」のこと。企業内において新しいビジネスを立ち上げる際、その責務を担うリーダーとなる人材を一般の起業家を意味する「アントレプレナー」(entrepreneur)と区別してこう呼びます。起業家精神はもとより、経営管理能力や事業全般にかかわる実務能力が求められます。(引用:日本の人事部)

「起業家」といえば、「アントレプレナー」ですね。簡単にいえば、起業家精神を持つ人財が「社内」「組織内」にいるとき、その人財を「イントレプレナー」と呼びます。

 

イントレプレナーが求められる理由

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では、なぜイントレプレナーが重要なのかを説明していきます。

大企業が抱える悩みとして、「大企業病」と呼ばれる問題があります。この問題は、組織内の人材の「当事者意識のなさ」「モチベーションの低下」などが原因となって、組織の中の「向上心」が低下してくる状態を指します。

グローバル化や事業の大規模化に伴って、世界をまたにかけて活躍しなくてはならない人々の向上心が失われることは、直接その組織の競争力の低下や業績の悪化に繋がりますね。

そんな「大企業病」に対する処方箋として必要とされているのが、イントレプレナー。向上心が絶えている組織内で革新的な空気をもたらす存在として、その重要性が叫ばれています。

具体的には、事業経営や組織経営などの観点から大きな「ブレイクスルー」を起こし、周りの人を巻き込みながら新しいことに積極的にチャレンジできるそんな人財が必要とされているということです。

そして、このイントレプレナーの役割は、大企業に限って必要とされているわけではないのです。

どんな規模の組織でも(たとえ企業でなくても)、モチベーションの低下や、当事者意識のなさが原因となって、組織経営や事業経営、組織の目標達成に悪影響を及ぼす問題は発生します。

ですから、私たち一人ひとりが、このイントレプレナーの役割を明確に理解して、「目指す」必要があるのです。

では、具体的にどんなことを実践すればイントレプレナーになれるのでしょうか?

次の項目で2つご紹介させていただきます。

 

組織に革新をもたらす存在「イントレプレナー」!

組織に革新をもたらす存在「イントレプレナー」!

 

イントレプレナーの目指し方①:「組織を最大限活用する」

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今、所属している組織を思い浮かべてください。

あなたは今、その組織を最大限に活かしているでしょうか?

「これをしたいけど、迷惑かけそうだからやめておこうか…」
「チャレンジしたいけど、失敗しそうだしやめておこうか…」

組織に入っている以上、ほかのメンバーに迷惑をかけたくない、という思いは当然ありますよね。しかし、この「リスク回避型」の思考のままではイントレプレナーの役割を目指すことはできません。

ここで、ソニー米国支社の本間 毅さんの言葉を参照します。

起業家マインドを持って大企業の豊富なリソースを活用することで、大企業の中でも新たな価値を生みだせると思います。(引用:サムライバックパッカー

組織のリソース(資源)を最大限に活用すること。

これがイントレプレナーの役割を果たすうえで重要なポイントです。

どんな小さなことでもいいのです。大切なのは、「リスクをとって、巻き込み力を発揮する」ということなのです。

常に、環境を最大限活用する姿勢。

常に、環境を最大限活用する姿勢。

 

イントレプレナーの目指し方②:「10」頼まれたら少なくとも「11」で返す

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組織に所属している以上、あなたが担当する業務があるでしょう。「言われたことをそのままやる」だけでは、イントレプレナーになることはできません。

重要なのは、何かを依頼されたり、割り振られたりしたときに「+α」してみる、というチャレンジ精神です。

さきほど、組織の中では「当事者意識のなさ」が問題の1つになることを説明しました。この当事者意識とは、主体的に業務を行うことを意識していない状態から生まれるものです。

よって、当事者意識を持ち、チャレンジングな人財となるためには、割り振られた仕事に「+α」を心がけることなのです。

当事者意識のための「+α」

当事者意識のための「+α」

 

まとめ

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今回は、イントレプレナーはなぜ求められているのか、また、その「目指し方」についてご説明しました。

イントレプレナーを目指すために必要なことは上記に挙げた通りですが、その前提として、「リスクを取る勇気」が大切であるということを最後に述べておきたいと思います。

周りを巻き込み、「+α」を心がけること。

自分の組織を見る目が、きっと変わるはずです。

 

この記事の3つのポイント!

・イントレプレナーは、組織に革新をもたらす人財である
・イントレプレナーは、どんな組織でも重要
・イントレプレナーを目指すのに最も必要なのは「勇気」

 

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