そもそものボキャブラリーの辞書的な意味は…
ボキャブラリーとは、日本語に訳すと「語彙(ごい)」という意味です。語彙とは、簡単に言うと「世の中に存在する言葉全て」です。
つまり、「ボキャブラリーが乏しい」というのは、「知っている単語」又は「使える単語」が乏しいという意味になる。(引用:意味まとめ)
語彙力(ボキャブラリー)は、自分の意見や考えを伝えるために必ず必要になってくるものです。
あなたの周りには、すべて「すごい」「やばい」といった表現だけで済ませてしまっている人はいませんか?そういう人を見ると、少なくとも「知識人」「頭のいい人」には見えませんよね。
本当にその人が頭がいいのかどうかはともかくとして、コミュニケーションを円滑にするためには、やはり語彙力は不可欠でしょう。しかし、「自分って、語彙力ないな」と感じつつも、具体的に何かをしている方は少ないと思います。
そこで今回は、語彙力(ボキャブラリー)を向上させる方法をご紹介します。語彙力を増やして、より的確なコミュニケーションをとれるようになりましょう。
Contens
ボキャブラリーを向上させる6つの方法
(1)言葉を置き換えてみる
「表現が多い人」の第一の共通点は、言葉の「置き換え」が上手な人です。
たとえば「リンゴ」という一つのくだものに関して、「赤くて丸いくだもの」という置き換えのほか、「バラ目バラ科リンゴ属」という植物学的情報、「アップルパイ」「りんごジュース」など使われている料理名を覚えておくようなことです。
日常でありふれているものほど、「置き換え」はわざわざするようには思えないもので、リンゴなどは特に置き換えが必要ないものであるといえるでしょう。
しかし、たとえば「恋愛観」「仕事の価値観」「人生観」といった理念的なお話や複雑な社会問題を論ずるときなどは、いかに「ほかの同じ意味の言葉を使って、わかりやすく伝えることができるか」が問題になります。その場合は、「この言葉で通じなかったら、この”置き換え”で…」という臨機応変な発言が重要になります。
ですから、まずは日常でありふれているものを、いつもとは違った表現で「置き換えてみる」ことを心がけましょう。
リンゴは「バラ目バラ科リンゴ属」で、赤くて丸い。これだけでは役に立ちませんが、置き換えの情報を増やす努力は「語彙力向上」のうえで大切なのです。
(2)たとえ話をする
「たとえば…」と、難しい理論ベースの話を、実際的なリアルなイメージとともに提供できる人の話は、聞いていて、「ためになるなぁ」と感じますね。
「ためになるなぁ」と感じる理由はまさしく、人にイメージさせることに成功しているからです。たとえば…と具体的事例やあるケースについて話ができると、自分の考えていることや話したいことを相手に的確に伝えることができます。
たとえば、「怒りを鎮めるためには、気持ちを落ち着かせることがいちばん大切だ」というアドバイスだけで話が終わるよりも、「たとえば、目を閉じて、何も考えずに深呼吸するとか。」というアドバイスを付け加えたほうが、具体的ですよね。
…具体的に「たとえ話をする」イメージがついたでしょうか?
(3)専門分野の本を読む
「使える言葉の選択肢を増やす」うえでは、(1)、(2)を実践すればある程度の語彙力が身に付きますが、特に「専門的な話」をするときは、その分野に特化した本を読むと、必要な情報が「語彙力」として身に付きます。
あなたがもし、特定の分野に関する専門知識が足りない、あるいは、特定の分野に関する語彙力が足りないと感じている場合は、その分野の「用語」に慣れていないことが原因です。
(4)調べるクセをつける
「涵養」「敷衍」…あなたはこの漢字が読めるでしょうか?
「涵養」(かんよう)、「敷衍」(ふえん)など、一般的にはあまり使われない言葉は、使う機会がないために、あまり必要性が感じられません。しかし、私たちが普段自分の頭の中で行っている思考も、「自分が知っている言葉の枠組み」の中で行われます。
よって、知らない言葉がある分だけ、自分の思考は制限されてしまうのです。一般的に使われないからといって調べるのを面倒くさがらず、辞書や検索を駆使して調べるクセをつけましょう。
(5)「やばい」「すごい」を禁止する
「やばい」「すごい」という言葉は万能ですが、万能すぎて、逆にすごいことになっています。
…このように、あまりに万能すぎて、文章の意味が伝わりづらいのが、万能な言葉の弱点です。あなたが、自分の考えていることを的確に表す語彙力を身に着けたいと考えているのであれば、こういった言葉を禁止してしまいましょう。
(6)とにかく「メディア」に触れる
最後です。語彙力を増やすためには、なんといっても「メディア」に触れる必要があります。新聞、TV、ラジオ、Web…たとえ興味がなくても、興味深い言葉や知らない言葉が記載されているメディアであれば、目を通してみましょう。
そうすると、いま世間で騒がれている問題や話題について、自分が知っている度合いがわかります。語彙力を試す方法としては、いちばん効果があります。
また、「語彙力を向上させる」という名目で、様々な情報に触れるキッカケにもなりますから、決してムダな努力ではありません。
語彙力を高め、知識を増やす
語彙力は、ある分だけ自分の「思考の枠組み」を広めてくれます。さきほども述べたように、考えていることは「言葉の多寡」に左右されるのです。よって、語彙力を身に着けた人はそれだけ、広い知見を得たことになります。
今回は、ボキャブラリーを増やし、語彙力を向上させる方法について、6つご紹介しました。できるところから意識的に実践し、「語彙力」を向上させていきましょう。
「コミュニケーション」の悩みは2種類ある!あなたはどっち?
今回は、ボキャブラリーを増やす方法をご紹介しましたが、そもそもボキャブラリーを増やすことにはどんなメリットがあるのかについて、少し深く考えてみましょう。
ほとんどの方は、仕事における「コミュニケーション」をより生産的なものにするために「ボキャブラリーを磨こう」としているのではないでしょうか。語彙力を増やすことができれば、その分表現の幅は広がりますし、仕事や生活における人間関係をより円滑に構築することができるでしょう。
コミュニケーションに関する悩みは、大きく2つに分類することができます。ひとつは「自分が話し方&聴き方を見直すことで解決するもの」と「自分に性格や考え方を変えることで解決するもの」です。
前者がスキル面で改善をしていけば解決するものであるのに対し、「性格や考え方を変える」という後者はかなり難しいといえます。後者の場合、具体的なアクションとして「転職」をひとつの方法として検討すべきでしょう。
転職活動を行い、より自分の求める働き方やキャリアを考えることはこれから先の時代さらに重要になってきます。
IKIKATAでは、転職者の方にオススメの転職サービスを下記でご紹介するとともに、ランキング形式で特徴別に転職サービスをご紹介しています。転職を検討される方は、ぜひ参考にしてくださいね。
オススメの「転職サービスランキングTOP3」をご紹介!
転職を検討している方に向けてIKIKATAおすすめのサービスをご紹介します。
1位 求人スカウトが来る『BIZREACH(ビズリーチ)』
『ビズリーチ』の特徴
利用企業数は5000社以上。無料で利用できるスタンダード会員と、有料のタレント会員、プレミアム会員があり、会員のクラスによって閲覧できる求人や届くスカウトなどに差が出るのが特徴です。また、ヘッドハンターからスカウトが来る珍しい転職サービスです。
どんな人にオススメ?
- 会社には転職活動がバレたくない方(入力した、現在や直近に在籍していた会社情報はプロフィールに公開されないため)
- 年収をアップさせたい方
- 忙しく転職活動に時間が取れない方
2位 強みが見つかる転職力診断!『リクナビNEXT』
『リクナビNEXT』の特徴
『リクナビNEXT』の最大の特徴は、「グッドポイント診断」と呼ばれる自己分析ツールを最初に活用できる点。転職活動は、ご自身の強みや得意分野などを明確にすることが大切ですが、なかなか自分で理解するのは難しいもの。『リクナビNEXT』では、登録後に自己分析のための診断をすることができます。また、その診断結果は、実際に応募時に診断結果を添付することもできます。
業界No.1の転職実績で、転職活動の基本からサポートしてもらえるので、「転職したいけれど、何をすればいいかわからない」という方にこそオススメのサービスといえます。
どんな人にオススメ?
- 転職活動に不安があり、最初に何をすればいいか分からない転職希望の方。
- 自己分析など、転職活動に必要な情報を多く収集したい方。
- 異業種・職種への転職を希望している方。
3位『正しい転職』を助けてくれる『パソナキャリア』
『パソナキャリア』の特徴
『パソナキャリア』は、転職エージェント。手厚い転職サポートを登録後から採用まで一貫して行ってくれます。(すべて無料)
キャリアや転職に関する悩みがある方にとっては、求人案件を探すだけではなく、そもそもの働き方や求める条件を絞りこむことが大切です。『パソナキャリア』であれば、転職活動における悩みを抱えずに採用までスムーズに行くことができるでしょう。
どんな人にオススメ?
・転職活動に不安や漠然とした心配がある方。
・キャリアカウンセリングなど、転職相談を受けたい方。
・信頼感のある情報源から、求人案件を得たい方。
転職サイトの利用の流れ
転職サイト登録後の流れについて不安のある方は是非こちらを参考にしてみてください。では登録後の流れを見ていきましょう。
1.サイトの会員登録
まずは、該当する転職サイトで会員登録を行います。
このときに、氏名や電話番号など必要最小限の個人情報を入力します。長くても5分ぐらいで会員登録を完了できます。
基本的にどんなサイトでも無料ですので、気軽に登録できます。
2.プライベートオファーの登録
サイトによっては、プライベートオファーを受けることができます。
プライベートオファーとは、自分の職歴などのスキルや希望職種などを登録して、転職サイトに登録している企業側に、自分の情報を公開するすることにより、企業側よりオファーを受けることができるシステムです。
注意点としては、オファーがきたからといって必ず採用される訳ではないというところ。しかし、オファーが来ると言うことは少なからず企業側が自分に興味を持ってくれているということなので、通常応募よりは採用される確率は上がるといえるでしょう。
3.求人を探して応募
プライベートオファーを利用しつつ、自分でも積極的に求人を探しましょう。
どの転職サイトでも、勤務地や職種などの条件を細かく指定できますので、自分に合った条件で求人を探しましょう。自分の条件に当てはまる会社が少ない場合は、条件を絞って検索してみましょう。
4.書類選考
気になる会社があったら積極的にエントリーしましょう。
会社にもよりますが、最初に履歴書と職務経歴書を郵便 or メールで送付します。
5.面接
書類選考が見事に通ったら、次に面接があります。
6.合否発表
会社によっては2、3回面接を行うところもありますが、無事面接が終わると後は合否を待つだけです。合否を待っている間も、落ちたときのことを考えて転職活動は引き続き行いましょう。
その他「転職サービスランキング」も掲載中!
今回ご紹介した「転職サービス」以外にも、様々な転職サービスをランキング形式で掲載しています。「もっといろんなサイトを検討したい、転職求人をとにかくみたい!」と考えている方は、下記の記事から検討してみてくださいね。