「聞く力」-人の話を聞くためにおさえておきたい2つの技術

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「人の話」、しっかりと聞いていますか?

講義やセミナー、そして友人との会話まで、私たちはコミュニケーション上欠かすことのできない「聞く力」が求められています。

人と話をすることは、当然ですが、自分が一方的に話すことではありませんね。どんな些細な会話内容だとしても、そのときにはお互いにお互いの話を聞くという真摯な対応が求められるのです。

要するに、「人の話」をしっかりと聞く姿勢が、社会の中で生活を送る以上
絶対に必要になってくる、ということなのです。

今回は、人の話をしっかり聞くことのメリットをご紹介させていただき、そのあとに、しっかりと人の話を聞くためにはどんな技術が必要かを2つにわけてご紹介していきたいと思います。

当たり前…と思っているそこのあなたも、一度再確認してみてくださいね!

 

「人の話」を聞くメリット

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「人の話」をしっかりと聞く意味って、あるのでしょうか?

人の話す内容に価値があるかどうかは、話の聞き手側の評価に左右されます。

例えば、同じAさんのお話でも、「とてもためになった!」と感じる人と、「全然面白くなかった!」と感じる人の両方がいるでしょう。

しかし、「ためになった!」「面白くなかった!」という評価軸だけではなくて人の話をしっかり聞く姿勢を整えていくことが重要なのです。

そう、人の話を聞くことのメリットは、その話が面白いからとか、勉強になったとかそういう評価ではなく、「問題発見力」を養うために必要なスキルを磨くことができるという点にあります。

相手の話の中から、今、話し手が直面している状況や内容を要約して理解する能力。これを「聞く力」とすると、それを基盤として成立するのが「問題発見力」です。

問題解決のためには、問題が発生している現状を分析するための情報を手に入れることが不可欠です。よって、しっかりとしたヒアリングができるようになるために、常日頃から「聞く力」を養っていく必要があります。

では、具体的にどんな技術を積み重ねれば、「聞く力」が養えるのかを、2つご紹介していきます。

問題発見力のためにも重要な「聞く力」

問題発見力のためにも重要な「聞く力」

 

人の話を聞く2つの技術

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(1)「キーワード」を見つける

人の話を聞くときにまず最初に気を付けるべきポイントは「キーワード」を見つけること。特に、セミナーや講演会などで話を聞く際に必要な技術ですね。

一つのテーマについて話すとき、話し手が聞き手に対して伝えたいことは当然限られてきます。しかし、それは同じ意味で使う言葉でも「同じ言葉」だとは限りません。ですから、話の文脈とともに、しっかりとキーワードを見つけておくこと。

その言葉-キーワード-がどういうタイミングで、どういう意味合いで用いられているのかを考えて行く必要があります。

それが分かれば、「人の話の主軸」をつかんだことになりますね。たとえ話をすべて理解できない場合でも、キーワードを把握しておくことを心がけましょう。

「メモをとりながら」話を聞く習慣をつけましょう。

キーワードを見つけることで話の内容も明確になる。

キーワードを見つけることで話の内容も明確になる。

 

(2)「簡単に納得しない」

人から話を聞く場合、聞き手は大きく分けて二通りの聞き方があります。

「同意する」「否定する」の二通りですよね。

ご存じのように、話し手からすると「否定される」のはけっこうイヤですよね。よって、ほとんどの人は気を遣って同意ばかりしてしまいます。

しかし、これは聞き手側の姿勢として不十分です。同意するだけではなく簡単に納得しない姿勢が求められます。

「さきほど~とおっしゃいましたが、これは○○ということですよね?」という確認や、「○○について詳しくお聞きしたいのですが…」と聞いてみること。

人の話をうのみにせずに、しっかりと自分の中で咀嚼する必要があります。

「質問力」と言い換えることができるでしょう。

 

「キーワードを見つけて、質問をする。」
この2つの技術を繰り返していけば、自然に会話の中から建設的なアイディアや考えが思い浮かぶようになります。

ひいては、それが「問題解決力」の基盤になるのです。意識的な「聞く力」を養っていきましょう。

 

この記事の3つのポイント!

・「人の話を聞く」大切さの再確認
・問題解決力の基盤は「聞く力」である。
・「人の話」からキーワードと質問を見つける。

 

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