純文学とは何か?大衆文学との違いと知っておきたい有名作品まとめ

純文学とは何か?大衆文学との違いと知っておきたい有名作品まとめ
スポンサードリンク

 純文学とは、いつも読んでいる小説とどのような意味の違いがあるのでしょうか? 簡単に読める、ハードルの低いライトノベルやはやりの小説も良いけど、古典や歴史的に著名な作品を読みたいと考えている人は多いはず。

今では、文庫本で簡単に一昔前の作品がてにはいりますし、スマホで電子書籍を楽しむこともできます。

しかし、純文学を読みたいと思っても、そもそもどれが純文学に当てはまるのか、作品名や作家名、そして純文学の定義自体を知らなければなかなか手を出しづらいですよね。

そこで今回は、純文学という文学の分類の意味や有名な作家の例、そして純文学を楽しむ方法や人気おすすめ・ランキングを掲載していきます。

これから純文学を楽しみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

Contens

「純文学」の意味とは?

「純文学」の意味とは?

 

ここでは最初に「純文学」が意味する作品群の特徴や用語としての定義を確認しておきましょう。大衆小説やライトノベルなどとの違いや、純文学のジャンルについても解説しています。

 

純文学の意味・定義

純文学とは、芸術性に重きをおいた小説を総称する日本文学における用語です。小説には様々なジャンル・種類がありますし、作家ごとに作風や文体も違います。

その中でも、小説を「娯楽性を持つ大衆文学」と「芸術性を持つ純文学」に分けることができます。

明治時代では、詩歌や戯曲といったほかの芸術も含めて純文学と呼ばれていましたが、明治期以降から現在にかけて、数々の純文学小説が生まれています。

じゅん‐ぶんがく【純文学】

1 大衆文学に対して、純粋な芸術性を目的とする文学。
2 広義の文学に対し、詩歌・小説・戯曲など美的感覚に重点を置く文学。主として明治時代に用いられた語。

引用:純文学とは – コトバンク

日本の近代文学は、19世紀の日本近代を生きた「二葉亭四迷(ふたばていしめい)」の作品『浮雲』と言われています。

次に、純文学の歴史をざっくりと見ていきましょう。

 

「純文学」の歴史

純文学の始まり(1880年代)

純文学は、二葉亭四迷『浮雲』より始まりました。

文学上の用語として「純文学」という言葉が生まれたのは明治時代の作家・北村透谷の評論『人生に相捗るとは何の謂ぞ』における論評の中においてです。

「学問のための文章でなく美的形成に重点を置いた文学作品」

 

純文学のメインストリームは「自然主義文学」へ(1900年代〜1910年代)

明治時代後期には「純文学」という日本文学の用語はすでに浸透していました。

美的形成に重点を置いた文学作品としての純文学は、1907年の田山花袋『蒲団』と呼ばれる作品以降、自然主義文学が主流となりました。

日本における自然主義文学とは「現実を暴露し社会の負の側面を描いていく」というイメージがつき、また、自分の周辺の物事について書くという「私小説」の意味を持つようになりました。

島崎藤村『破戒』は、当時の日本の大きな差別問題であった「部落問題」を取り扱ったことで、大きく話題になりました。このように、社会派小説と呼ばれる純文学は後の時代にも続いていくことになります。

 

自然主義に反発する派閥が登場(1910年代〜1920年代)

明治末から大正時代にかけて、これまでの自然主義文学に反発する派閥の作家があらゆる方面から出てくるようになりました。

ここから純文学の派閥が大きく分かれるため、よく分からなくなるポイントです。下記で、「〇〇派」ごとの作家を区別します。

  • 白樺派:武者小路実篤、志賀直哉、有島武郎
  • 高踏派:森鴎外
  • 余裕派:夏目漱石
  • 耽美派:永井荷風、谷崎潤一郎

それぞれの派閥は純文学の中でも大きく特徴が分かれています。

白樺派はその後の私小説(身の回りの物事を書く小説)の規範になりましたし、高踏派の森鴎外や余裕派の夏目漱石は、ストーリー性に富む作品を遺しています。

また、耽美派と呼ばれる派も江戸文芸や大正モダニズム(大正時代の近代的な文化)を取り入れた作品を遺しています。

 

大衆小説と純文学との差別化(1920年代〜1930年代)

大正時代末期から昭和時代初期には、文芸雑誌『改造』に掲載された論評『文芸的な、余りに文芸的な』において、新現実主義作家と呼ばれる芥川龍之介が「”筋の面白さ”は、小説の芸術的価値とは関係しない」と述べています。

つまり、小説の芸術性は「筋の面白さ(物語性)と関係ない」ということを述べたのです。

これは、耽美派の谷崎潤一郎が述べていた「筋の面白さこそが、小説という形式の特権である」という言葉と真っ向から対立するものでした。

ただ、この頃は純文学以外の小説「大衆小説」が広く一般に読まれるようになったこともあって、文学の面白さとは何か、ということがあいまいになっていた時代でもありました。

面白さではなく、「芸術性」を追求していく純文学という言葉がより知れ渡ったのは、昭和初期のころであるといえるでしょう。

 

戦前〜戦後の純文学の流れ(1930年代〜1950年代)

昭和初期に活躍した作家は新感覚派と呼ばれる作家たちです。川端康成、横光利一などがその後の日本語の文体へ大きな影響を与えたと言われています。

また、純文学は「リアリズム(現実主義)」的な色がとても強い文学だったのですが、横光利一は海外文学へ感銘を受けたことで、純文学のリアリズムを批判し、リアリズムと大衆小説をかけ合わせた「純粋小説」という考え方を説きました。

その後、第二次世界大戦直後に文学は再び盛り上がりを見せ、太宰治や坂口安吾、野間宏、大岡昇平などが戦後作家として登場しました。

加えて、高度経済成長時代には、三島由紀夫や安部公房、大江健三郎、石原慎太郎などが登場しました。三島由紀夫や石原慎太郎はマスメディアにも度々登場し、作家がメディアに出るという流れを作った第一人者でもあります。

戦後以降は、純粋な文学として時代に合わせた潮流や流れの中、世相を反映する文学が興りました。そのため、後の時代では大衆小説と純文学が混じり合っていきます。

 

団塊の世代の純文学〜現代まで

現代の文学に繋がるまでには、下記の作家名一覧でご紹介しているような作家が続々と登場し、純文学と大衆小説は切っても切り離せないほど同じものになってきつつあります。

純文学作家がSF作品や推理小説などを書くこともありましたし、純文学の手法を用いて大衆小説を書くという試みも成功しています。

現代では、純文学、大衆小説、その他のジャンル(ライトノベルなど)と様々な小説が混同されつつあります。わたしたちが「純文学」と「大衆小説」に違いを感じるのがむずかしいのは、こういった歴史的経緯があるからなのです。

 

「純文学」と「大衆文学(大衆小説)」との違い

では、具体的に純文学と大衆小説の違いはどの点にあるのかを整理していきます。

純文学はこれまで見てきたように、作家の身の回りの物事を書く「私小説」ですが、社会問題やあるテーマをもとに書き上げて行く小説で、芸術性が求められているものです。

そのため、学問として研究されたり、文脈を読み解かれたりする側面があります。

一方、大衆小説とは一言でいうと「娯楽のひとつ」として読まれるものです。

ミステリー、SF、時代小説、ライトノベルなどと様々なジャンルに分けられていますが、統一された文体や共通している強要は求められない点が特徴になります。

両者の違いとしては、「純文学=学問や芸術としての美しさ」「大衆小説=娯楽としての面白さ」と、同じ小説という形式でありながらまったく違う目的を持った存在であることが分かります。

ただし、たとえばSF作品だとしても文章の美しさを追求すれば純文学に当てはまる場合がありますし、純文学でよく取り扱われる社会問題をテーマにした大衆小説もあるでしょう。

このように、今では両者の違いはあまり重要なものではなくなってきているのではないでしょうか?

 

コラム|海外には「純文学」という呼び方はない!

今回ご紹介したように、純文学とは日本文学における分類のことです。そのため、海外では純文学とそれ以外のものという区別はありません。

ただし、海外作品であっても芸術性の観点から純文学にカテゴライズされる作品もあります。

 

「純文学」のおすすめランキングTOP10!|過去作品〜現代文学まで紹介!

 

純文学とは何か?…ということが、これまでの解説でざっくりとお分かりいただけたのではないかと思います。ここでは、ほんの少しですが、純文学に興味を持った方にぜひ呼んでほしいおすすめ純文学をランキング形式でご紹介しています。

厳密には、純文学であるとはいえない中間のものもありますが、ここでは同じものとして掲載していますのでご了承ください。

ぜひ、あなたにあった作品を見つけてみてくださいね!

 

10 『浮雲』 – 二葉亭四迷

引用:https://www.amazon.co.jp/

 

9 『舞姫』 – 森鴎外

引用:https://www.amazon.co.jp/

 

8 『三四郎』 – 夏目漱石

引用:https://www.amazon.co.jp/

 

7 『友情』 – 武者小路実篤

引用:https://www.amazon.co.jp/

 

 

6 『雪国』 – 川端康成

引用:https://www.amazon.co.jp/

 

 

5 『人間失格』 – 太宰治

引用:https://www.amazon.co.jp/


 

4 『万年元年のフットボール』 – 大江健三郎

引用:https://www.amazon.co.jp/

 

 

3 『コインロッカー・ベイビーズ』 – 村上龍

引用:https://www.amazon.co.jp/

 

 

2 『TUGUMI』 – 吉本ばなな

引用:https://www.amazon.co.jp/

 

1 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』 – 村上春樹

引用:https://www.amazon.co.jp/

 

時代別!純文学作家一覧

 

ここでは、年代別の純文学作家を一覧形式でご紹介しています。

ランキングに掲載できない作家がたくさんいますが、ぜひ年代別に、時代の流れを感じながら純文学を楽しんでみてくださいね。

年代が遡れば遡るほど読解が難しくなっていくため、小説を読み慣れていない方は近年の作品(1970代〜)から読み始めることをおすすめします。

 

1880年代の純文学作家一覧

作家名 代表作
坪内逍遥 『小説神髄』『当世書生気質』
二葉亭四迷 『浮雲』『其面影』『平凡』
山田美妙 『武蔵野』
尾崎紅葉 『二人比丘尼色懺悔』『多情多恨』『金色夜叉』
幸田露伴 『露団々』『風流仏』『五重塔』
斎藤緑雨 『かくれんぼ』

 

1890年代の純文学作家一覧

作家名 代表作
森鴎外 『舞姫』『青年』『雁』『阿部一族』『山椒大夫』『高瀬舟』
北村透谷 『内部生命論』
樋口一葉 『大つごもり』『たけくらべ』『にごりえ』
高山樗牛 『滝口入道』
広津柳浪 『黒蜥蜴』
泉鏡花 『外科室』『高野聖』『婦系図』『歌行燈』
国木田独歩 『武蔵野』『忘れえぬ人々』『牛肉と馬鈴薯』
徳冨蘆花 『不如帰』『自然と人生』
内田魯庵 『くれの廿八日』
小杉天外 『はつ姿』

 

1900年代の純文学作家一覧

作家名 代表作
夏目漱石 『吾輩は猫である』『三四郎』『それから』『門』『行人』『こゝろ』『明暗』
島崎藤村 『破戒』『春』『家』『新生』『夜明け前』
永井荷風 『あめりか物語』『ふらんす物語』『濹東綺譚』『断腸亭日乗』
田山花袋 『蒲団』『生』『田舎教師』
徳田秋声 『黴』『あらくれ』『縮図』
正宗白鳥 『何処へ』『入江のほとり』
岩野泡鳴 『耽溺』
伊藤左千夫 『野菊の墓』
真山青果 『南小泉村』
中里介山 『大菩薩峠』

 

1910年代の純文学作家一覧

作家名 代表作
谷崎潤一郎 『刺青』『痴人の愛』『春琴抄』『細雪』『鍵』『瘋癲老人日記』
志賀直哉 『清兵衛と瓢箪』『城の崎にて』『赤西蠣太』『和解』『小僧の神様』『暗夜行路』
武者小路実篤 『友情』『愛と死』『真理先生』
有島武郎 『カインの末裔』『生まれ出づる悩み』『或る女』
芥川龍之介 『羅生門』『鼻』『地獄変』『藪の中』『河童』『歯車』
菊池寛 『父帰る』『恩讐の彼方に』
山本有三 『真実一路』『路傍の石』
広津和郎 『神経症時代』
葛西善蔵 『子をつれて』
佐藤春夫 『田園の憂鬱』『晶子曼陀羅』

 

1920年代の純文学作家一覧

作家名 代表作
野上弥生子 『真知子』『迷路』
葉山嘉樹 『淫売婦』『海に生くる人々』
小林多喜二 『蟹工船』『不在地主』
徳永直 『太陽のない街』
中野重治 『歌のわかれ』『梨の花』『甲乙丙丁』
佐多稲子 『キャラメル工場から』『樹影』
横光利一 『日輪』『機械』『上海』
川端康成 『伊豆の踊子』『雪国』『千羽鶴』『山の音』『眠れる美女』『古都』
梶井基次郎 『檸檬』『冬の日』『櫻の樹の下には』
井伏鱒二 『山椒魚』『屋根の上のサワン』『本日休診』『黒い雨』

 

1930年代の純文学作家一覧

作家名 代表作
宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』
芹沢光治良 『巴里に死す』
堀辰雄 『風立ちぬ』『かげろふの日記』『菜穂子』
伊藤整 『得能五郎の生活と意見』『氾濫』『変容』
高見順 『故旧忘れ得べき』『如何なる星の下に』
石川達三 『蒼氓』『青春の蹉跌』
石川淳 『普賢』『紫苑物語』『至福千年』
太宰治 『富嶽百景』『走れメロス』『津軽』『斜陽』『人間失格』
坂口安吾 『堕落論』『白痴』『桜の森の満開の下』
織田作之助 『夫婦善哉』

 

1940年代の純文学作家一覧

作家名 代表作
中島敦 『山月記』『李陵』
三島由紀夫 『仮面の告白』『潮騒』『金閣寺』『近代能楽集』『サド侯爵夫人』『豊饒の海』
武田泰淳 『蝮のすゑ』『風媒花』『ひかりごけ』
野間宏 『崩壊感覚』『真空地帯』『青年の環』
梅崎春生 『桜島』
埴谷雄高 『闇のなかの黒い馬』『死靈』
安部公房 『壁』『砂の女』『他人の顔』『燃えつきた地図』『友達』『箱男』
大岡昇平 『俘虜記』『武蔵野夫人』『野火』『レイテ戦記』
井上靖 『氷壁』『敦煌』『おろしや国酔夢譚』『孔子』
島尾敏雄 『死の棘』『日の移ろい』

 

1950年代の純文学作家一覧

作家名 代表作
堀田善衛 『広場の孤独』『方丈記私記』
大西巨人 『神聖喜劇』
安岡章太郎 『海辺の光景』『幕が下りてから』『流離譚』
吉行淳之介 『砂の上の植物群』『暗室』『夕暮まで』
遠藤周作 『海と毒薬』『沈黙』『深い河』
小島信夫 『抱擁家族』『別れる理由』
石原慎太郎 『太陽の季節』
開高健 『裸の王様』『輝ける闇』
大江健三郎 『個人的な体験』『万延元年のフットボール』『洪水はわが魂に及び』『同時代ゲーム』『新しい人よ眼ざめよ』『燃えあがる緑の木』『取り替え子』
北杜夫 『夜と霧の隅で』『楡家の人々』

 

1960年代の純文学作家一覧

作家名 代表作
丸谷才一 『年の残り』、『たった一人の反乱』、『女ざかり』
河野多惠子 『不意の声』、『みいら採り猟奇譚』
高橋和巳 『悲の器』『邪宗門』
辻邦生 『背教者ユリアヌス』『西行花伝』
加賀乙彦 『フランドルの冬』、『宣告』
古井由吉 『杳子』『槿』『仮往生伝試文』
後藤明生 『挟み撃ち』『首塚の上のアドバルーン』
日野啓三 『夢の島』『砂丘が動くように』
黒井千次 『群棲』
大庭みな子 『三匹の蟹』

 

1970年代の純文学作家一覧

作家名 代表作
石牟礼道子 『苦海浄土 わが水俣病』
李恢成 『百年の旅人たち』
林京子 『祭りの場』『長い時間をかけた人間の経験』
中上健次 『岬』『枯木灘』『千年の愉楽』『地の果て 至上の時』
津島佑子 『寵児』『夜の光に追われて』『火の山―山猿記』『ナラ・レポート』『ジャッカ・ドフニ 海の記憶の物語』
村上龍 『限りなく透明に近いブルー』『コインロッカー・ベイビーズ、『愛と幻想のファシズム』『五分後の世界』『半島を出よ』
宮本輝 『蛍川』、流転の海』
村上春樹 『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』
池澤夏樹 『スティル・ライフ』『マシアス・ギリの失脚』
松浦理英子 『親指Pの修行時代』

 

1980年代の純文学作家一覧

作家名 代表作
高樹のぶ子 『光抱く友よ』『透光の樹』
高橋源一郎 『さようなら、ギャングたち』『優雅で感傷的な日本野球』『日本文学盛衰史』
島田雅彦 『彼岸先生』『無限カノン3部作』『虚人の星』
山田詠美 『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』『トラッシュ』『アニマル・ロジック』
佐伯一麦 『ア・ルース・ボーイ』『ノルゲ Norge』
吉本ばなな 『キッチン』『TUGUMI』
辻原登 『村の名前』『飛べ麒麟』
笙野頼子 『タイムスリップ・コンビナート』『金毘羅』
奥泉光 『「吾輩は猫である」殺人事件』『東京自叙伝』
小川洋子 『妊娠カレンダー』、『博士の愛した数式』、『ミーナの行進』

 

1990年代の純文学作家一覧

作家名 代表作
保坂和志 『季節の記憶』
多和田葉子 『容疑者の夜行列車』『雪の練習生』『雲をつかむ話』
リービ英雄 『千々にくだけて』
川上弘美 『蛇を踏む』『センセイの鞄』『真鶴』
阿部和重 『シンセミア』『ピストルズ』
松浦寿輝 『半島』『名誉と恍惚』
堀江敏幸 『雪沼とその周辺』『河岸忘日抄』
町田康 『くっすん大黒』『告白』
吉田修一 『悪人』『怒り』
平野啓一郎 『日蝕』『決壊』

 

2000年代の純文学作家一覧

作家名 代表作
長嶋有 『夕子ちゃんの近道』
小野正嗣 『九年前の祈り』
綿矢りさ 『蹴りたい背中』
鹿島田真希 『冥土めぐり』
絲山秋子 『薄情』
中村文則 『掏摸』
青山七恵 『ひとり日和』
田中慎弥 『共喰い』
川上未映子 『ヘヴン』

 

2010年代の純文学作家一覧

作家名 代表作
村田沙耶香 『コンビニ人間』
西村賢太 『苦役列車』
円城塔 『道化師の蝶』
本谷有希子 『異類婚姻譚』
朝吹真理子 『きことわ』
小山田浩子 『穴』

※ 作家名リストは「Wikipedia」を参考に表にしました。

 

まとめ|純文学で豊かな読書生活を!

まとめ|純文学で豊かな読書生活を!

今回は、純文学の意味や定義、歴史を振り返ったあとに純文学と大衆文学(小説)の違いについても解説してきました。

おすすめの純文学作品を合計10つほどご紹介しましたが、この他にも様々な作家が、芸術性のある作品をたくさん残しています。

純文学は、今でこそそれほど必要な教養ではないと考えられているかもしれませんが、人や社会を鋭く洞察して物語を練った作品が数多くあるため、学べることはかなり多いです。

今回の知識を参考にしていただきながら、ぜひあなたに合った純文学作品を見つけてみてくださいね。

 

今の職場に満足してる?リスクなしで転職するための4つのコツ

今の職場に満足してる?リスクなしで転職するための4つのコツ

 

ここでは、今の職場や待遇、働き方に不満を抱いている方に向けて、転職活動を始めるにあたって必ずおさえておくべきことをご紹介していきます。

転職活動というと、下記のようなイメージがあるのではないでしょうか?

  1. 「失業リスクがある」
  2. 「これまでに積み重ねた経験・キャリアがムダになる」
  3. 「転職すると給料が下がる」
  4. 「新しい環境に慣れるのが大変そう」

しかし、この4つの不安は下記の「4つのコツ」で解消することができます。転職したいと考えているけど、不安を解消できないと感じる方はぜひ参考にしてください。

 

1 転職活動に失業リスクはない!

転職活動を始めるにあたって最も不安なことは、「転職活動をすると、失業するのではないか?」というものだと思います。

一般に、仕事を辞めたり、退職して他の仕事を始めたりすることには、ネガティブなイメージを持つ方も大勢います。しかし、それは”間違い”です。

大手転職サービスを運営している「リクナビ」が公開しているデータには、こう書かれています。

20代では76%が「転職経験なし」という結果となっています。30代になると「転職経験なし」の割合は一気に減少し、半分以上の人が転職を経験。4人に1人は「転職1回」、そして約3割の人が「2回以上の転職」を経験しているという結果になりました。

引用:年代別の転職回数と採用実態 – リクナビNEXT

20代では「10人中3人以上」、30代では「4人中1人以上」の人が転職活動を経験しています。

つまり、今では転職活動自体はそれほど珍しいことではなく、むしろそれが当たり前になってきているのが現状です。

ではなぜ、転職活動をすることができる人が増えているのでしょうか?理由は大きく2つあります。

 

理由1 「中途採用を積極的におこなう企業が増えた」

人材市場・転職市場の動向をアンケートをもとに調査しているリクルートワークスが公開したデータでは、近年は中途採用を積極的におこなう企業が増えたことが示されています。

2018年度の中途採用の見通しについては、「増える」(18.6%)が「減る」(4.0%)を大きく上回っている。

引用:中途採用調査 – リクルートワークス

つまり、転職市場は「売り手市場」で、人手不足は飲食業界・情報通信業界(IT)・不動産業界を中心に活発に採用活動が行われていることを示しています。

 

理由2 「転職活動を在職中にできるサービスが増えた」

転職市場が売り手市場だといっても、「実際に自分のもとに内定が来るかは分からない」という不安は残りますよね。

しかし、その点についても心配いりません。今では、「働きながら転職活動をすること」がふつうです。

たとえば、一昔前までは、下記のすべての転職準備を、自分で調べながらやる必要がありました。

  • 求人を探す
  • 履歴書・職務経歴書を作成する
  • 面接準備をして面接日程を応募企業と調整する
  • 面接を1次〜3次まで突破する
  • 給与条件や入社日を人事側と調整する
  • 今の会社を辞めるための退職手続きや保険関係の手続きをおこなう

これだけ見ても、かなり大変であることがわかりますよね。

でも今は、「転職エージェント」を活用することができます。

転職エージェントとは、あなたの代わりに希望条件に合った求人を選び、人事側とスケジュール調整をしてくれたり、履歴書や職務経歴書の添削サポートをおこなってくれたりする無料サービスです。

そのため、転職するために仕事を先に辞める必要はありませんし、会社にバレる心配がありません。また、自分で準備するのは最小限にしたうえで転職活動をおこなうことができます。

以上2つの理由から、転職活動にリスクがないことがおわかりいただけたのではないかと思います。転職エージェントについてもっと詳しく知りたいという方は下記記事をご覧ください。

おすすめ記事:転職エージェントとは?おすすめの選び方と比較ポイントを徹底解説!

 

おすすめ転職エージェントは下記記事でご紹介しています。活用法や利用の流れも解説しているので、「転職エージェントを選びたい」という方はぜひ参考にしましょう。

 

また、「自分で求人を探したい」「自分のペースで求人を見てみたい」という方は、こちらの「転職サイトランキング」を参考にしてくださいね。

おすすめ記事:おすすめ転職サイトランキング!選び方や登録後の流れ、活用法まとめ

 

2 これまで積み重ねてきた経験・キャリアは転職で活かせる

転職するときの悩みのひとつとして多くあげられるのは、「これまで積み重ねてきた経験・キャリアがムダになってしまうかもしれない」という不安です。

特に、30代前後である程度長く職場で働いてきた方や、エンジニアや金融・不動産などの専門的な営業をしてきた方は、そう感じることも多いでしょう。

これまで得てきた経験を活かすには、「同じ業界・職種/業種で活躍することができる仕事」を探すことが大切になります。

「同じ業界・職種/業種」で活躍することができる仕事を探すには、「業界・職種/業種に特化した転職エージェントや転職サイトを使うこと」をおすすめします。

あなたの経験・キャリアを正しく評価してくれる職場であれば、今の給料よりも高い金額を提示してくれます。

もしなかったら、そのときは転職をしなければ良いのです。

業界・職種/業種専門の転職エージェントや転職サイトとは、たとえば「IT業界に特化した転職サービス」「広告業界に特化した転職サービス」「看護師・保育士・介護などの転職サービス」など様々です。

業界特化型の転職サービスや、特定業界に強い転職サービスは、兄弟サイト「IKIKATA Database」のTOPページで掲載しています。

どんな経験・キャリアであっても、それを評価してくれる職場は必ず存在します。

もちろん、経験・スキルによって大幅に求人の見つかりやすさや条件は変化しますが、「今の職場に不満を感じている」のであれば、転職活動を始めてみるべきですよね。

 

3 転職しても給料は下がらない

「転職すると給料が下がる」と何となく悪いイメージを持っている方はいないでしょうか?

それはあくまでリストラなどが行われた過去の話です。今でもリストラの危険性がまったくないわけではないですが、自発的におこなう転職活動で給料が下がることはありません。

それはなぜかといいますと、最初に給与条件を検索できる転職サイトや、給与条件を代わりに交渉してくれる転職エージェントは無数に存在するからです。

特に、あなたの代わりに給与交渉をおこなってくれる転職エージェントに依頼することで、年収アップが可能です。

 

年収アップ転職をしたいと考えているなら、下記に掲載されている転職エージェントのうち、特に自分に会っていそうなものを順位1位から見てみることをおすすめします。

おすすめ記事:おすすめ転職エージェントランキング!選び方や注意点・活用法まとめ

 

また、実際に今のあなたの職種・業種の求人が一般的にどの程度の年収なのかを調べることも大切です。そんな方は転職サイトに登録し、職種/業種の条件から求人を探してみることをおすすめします。

おすすめ記事:おすすめ転職サイトランキング!選び方や登録後の流れ、活用法まとめ

 

4 新しい環境と今の環境の比較はカンタンにできる

転職活動自体はスタートでしかなく、本当に大切なのは「実際に内定をもらい入社したあとに後悔しないか?」という不安を解消することですよね。

「こんな職場に転職するくらいなら、以前の職場にいたほうが良かった…」という後悔をしたくない方は、転職活動に後ろ向きなはずです。

しかし、今の職場に不満を持っている方こそ、転職エージェントを使うべきです。

それはなぜかといいますと、転職エージェントでは応募先企業の内情や上司の情報、会社の雰囲気や残業時間の実態などについて詳しく教えてくれるからです。

あなたは、今の職場に不満を感じているからこそ、「転職先の内情」をしっかり知ったうえで転職したいと考えているのではないでしょうか?

実際に転職するかどうかは置いておいて、今の職場をほかの職場と比較してみることで、あなたが本当に満足できる仕事を見つけることができるでしょう。

おすすめ記事:おすすめ転職エージェントランキング!選び方や注意点・活用法まとめ

スポンサードリンク
純文学とは何か?大衆文学との違いと知っておきたい有名作品まとめ

この記事を好きなツールでストックしよう↓

転職サイトをまとめて見るなら【IKIKATA Database】

IKIKATA Databaseは各業界の転職サイト・エージェントをニーズ別にまとめたサイトです。転職を検討している方は是非ご覧ください。