「がさつな人」と上手に付き合っていく、人間関係を作っていくのはイメージよりも難しいことが多いです。また、性格的にがさつな人が苦手と感じる人も多いはず。
人間性はとても良く性格も合うのに、がさつであることがキッカケで仲が悪くなってしまったり、疎遠になってしまったりする経験がある人もいるのではないでしょうか?
また、家族や職場の人間関係、古くから付き合いがある友達などの「がさつな人」に囲まれてしまっている人は、その付き合い方にとても悩んでいることと思います。
そこで今回は、がさつな人の特徴や行動、がさつな人への対処法を解説していきます。周りにがさつな人がいて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
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がさつな人が嫌われてしまう原因
がさつな人の特徴を見ていく前に、がさつな人がなぜ周りの人々に迷惑をかけていると思われてしまうのか、その原因について見ていきましょう。
この記事を読んでいるあなたは、きっと周りにいるがさつな人への対応に困っているのだと思います。
そんな方は、何が原因で「がさつな人が苦手だ/嫌だ」と感じているのかを明確にすることで、対処法もすんなり分かるようになるでしょう。
1 他人に不快感を与える言動が多いため
がさつな人は、常識やマナーがないと思われることが多かったり、一緒にいてこちらが迷惑してしまうような行動をとってしまったりすることが多いです。
そのため、この人と一緒にいるのが恥ずかしい、この人と一緒にいると不快になると心の中で感じ、がさつな人と距離を置こうとしてしまうのです。
2 仕事が雑で信用出来ないため
がさつな人にも様々な特徴がありますが、仕事が雑であることもがさつな人の特徴の一つ。
つまり、職場にいるがさつな人は仕事上で他人に迷惑をかけることが多く、嫌われることも増えてしまいます。
もちろん、この「仕事が雑」が性格的なものだったり、その人の能力的なものであったりすれば話は別ですが、明らかに仕事への取り組み方が悪いなどであれば、嫌われる原因に挙げられるでしょう。
3 人の気持ちに配慮する言動ができないため
がさつな人と言われる人の中には、人の気持ちに拝領する言動ができないことにより、人から疎んじられてしまうことが多いです。
これも「仕事が雑」ということと同じで、人の気持ちに配慮することが難しい方もいるので一概に言えません。
しかし、自己本位で行動してばかりいる人や、他人に配慮することを面倒くさがっている人の場合は、嫌われてしまう理由になるでしょう。
ここまで、がさつな人が嫌われてしまう原因について見てきました。
次は、がさつな人の特徴と心理状態を見ていきます。がさつな人にははっきりとした共通点はないのですが、おおよそ当てはまるものを紹介することができます。
がさつな人の特徴と心理状態
がさつな人の特徴としては、下記の3つが挙げられます。この3つが組み合わさって、がさつな態度や行動が生まれているのです。
「自分に当てはまるかも?」という方は、この項目をチェックポイントにしておくと改善方法がわかります。
1 面倒くさがりである
物事に対して非常にめんどくさがりだと、何事にも取り組めず、たとえ取り組めたとしてもかなり雑なものになってしまいます。
たとえば、部屋の掃除。面倒くさがりは掃除を始めるのも面倒くさいと考えてしまうものだと思いますが、いざ気持ちに余裕があって掃除を始めても、途中で面倒くさくなって止めてしまいます。
このように、物事に取り組む際に中途半端になってしまうことが多いため、他人から見て「やることが雑だ」と思われてしまうことが多くなるのです。
2 物事に目的を持って取り組むことが少ない
目的を持って物事に取り組むことが少ないために、がさつになってしまうケースもあります。
物事に目的がないと、「終わり」が見えないために、どこまでやるべきかがあいまいなものになってしまいます。
たとえば、「この部屋の一角を整理整頓しよう」と目的を決めておくのと「なんとなく散らかっているから掃除しよう」と漠然とした気持ちを抱くのとでは、同じ掃除でも目的の具体性がまったく異なります。
目的があいまいだと、やるべきことがはっきりとせず、中途半端に終わってしまうことに繋がります。
3 ほとんどのことに興味を持たない
興味を持つことの範囲が狭いと、がさつな人と思われてしまうことが増えます。
特に、服装やメイク、身だしなみ全般、常識やマナーなどといった基本的な物事に興味を持たない人は、がさつな人だと思われてしまうことが多いです。
また、他人の気持ちに興味が無いと「こういうことをされたら嫌だろうな」と感じる機会自体がないため、人の迷惑になるようなことをやってしまいがちです。
ではさらに具体的に、がさつだと思われてしまう行動・態度を見ていきましょう。
がさつだと思われてしまう行動・態度のパターン
がさつだと思われてしまう行動や態度とは、具体的には下記の通りです。
1 身だしなみが整っていない
がさつであるかどうか、その第一印象は身だしなみが整っているかどうかで判断されることが多いです。がさつな人は、下記のように身だしなみが整っていないことが挙げられます。
- 爪が汚い
- ハンカチやティッシュを携帯していない
- メイク・髪型・服装が整っていない
2 持ち物(財布・バッグ)の中身が整理されていない
身だしなみだけではなく、持ち物の中身が整理整頓されておらず、ごちゃごちゃにものが詰まっている人もがさつな人といえるでしょう。
3 物を粗末に扱う
物を粗末に扱うのも、がさつな人の具体的な特徴です。
自分のものだけではなく、人から借りたものさえも粗末に扱うことがあるため、物の貸し借りには注意しなければいけないことも多いです。
4 常識・マナーを理解しようとしない
常識やマナーがないこともがさつな人の特徴です。
たとえば、「ものを食べながら話す」「くつをそろえない」といった基本的なマナーを理解しようとしない人は、がさつだと思われることが多いでしょう。
5 場の空気を読まない
その場の空気や雰囲気を読まず、自分本位の発言や行動をしてしまう人もがさつな人と思われてしまいます。
「場の空気を読む」と言っても様々なものがありますが、ここで言う「場の空気を読む」とは、その場にふさわしい格好をしない、真面目な議論をするべき場でふざけない…必要以上に大きな声で話さないといった基本的なことを指します。
6 面倒事に取り組むのが遅い
面倒事に取り組むのが遅く、いつも期限ギリギリだったり、後回しにしてしまうことが多い人も「がさつな人」と言われることが多いです。
面倒事を後回しにしてしまうくせがついてしまっている人は結構多いと思いますが、自分に合った工夫をすることで改善することが可能です。
しかし、そもそもそのモチベーションがないと、なかなか改善することが難しいです。
ここまで、がさつな人の行動と態度のパターンをご紹介してきました。
次は、がさつな人と上手に付き合っていくための対処法をご紹介していきます。
がさつな人と上手に付き合うための対処法
がさつな人と上手に付き合っていくためには、あなたからアクションを起こすことが必要になります。
また、相手ががさつであることに自分自身で気づいてもらうためには、あなたからはっきりと伝えることも時には重要になります。
1 行動や作業工程を細かく指定する
何かをがさつな人にお願いするときの1つ目のポイントとして、取るべき行動や作業工程を細かく指定してあげることが挙げられます。
がさつな人であっても、行動を細かく噛み砕いて説明すれば抜けもれなく実行することが可能です。
2 何かお願いするときは最低限のポイントを決めておく
がさつな人に何かをお願いするときの2つ目のポイントは「やってほしい最低限のことを決めておくこと」です。
たとえば、仕事をがさつな人にお願いする場合には、「言ったことをしっかりやってくれるかどうか不安」という気持ちがつきまといますよね。
しかし、すでに1で行動や作業工程を細かく指定することで、最低限やるべきことはすでにはっきりしています。
ここでは、最低限やってほしいことを伝えることで、目的をはっきりさせることが重要になります。
「何のために」「いつまでに」「何をすべきか」を明確にすれば、目的をはっきりさせることができます。
3 その場で指摘する
がさつな人に対して何かを指摘したい場合は当然あると思います。この場合、すぐにその場で指摘しておくと、より具体的なシチュエーションで相手に「がさつである」ということを伝えることができます。
どんな状況で何をすべきでないのかをいち早く理解してもらうためには、その場での指摘が有効です。後から指摘すると、どうしても説明に時間がかかってしまいます。
4 不利益を被るときははっきりとその旨を伝える
あなたにとってデメリットとなるような行動を相手が取ったときは、その旨をはっきり伝えることが重要になります。
よくあることとして「自分が我慢すれば大丈夫」と考えることが多いと思いますが、これからも長く付き合っていく人の場合は、その場でやってほしくないことを伝えるべきでしょう。
また、あなたが不利益を被るときは4で解説した通りその場で指摘することも重要です。
まとめ|がさつな人への理解と指摘が大切です
今回は、がさつな人の特徴と行動・態度のパターン、そして、がさつな人と上手に付き合っていくための方法について解説してきました。
がさつな人と上手に付き合っていくためには、「この人はこれでもしょうがないか」と諦めることではなく、きちんと指摘すべきことを指摘する勇気が必要になります。
仲良い関係になると、こういった言いたいことも少しずつ言えなくなっていきます。しかし、相手と長く関係を続けたいのであれば、そういった努力も必要でしょう。
ぜひ今回の記事を参考に、がさつな人と上手に付き合うヒントを得てくださいね。
今の職場に満足してる?リスクなしで転職するための4つのコツ
ここでは、今の職場や待遇、働き方に不満を抱いている方に向けて、転職活動を始めるにあたって必ずおさえておくべきことをご紹介していきます。
転職活動というと、下記のようなイメージがあるのではないでしょうか?
- 「失業リスクがある」
- 「これまでに積み重ねた経験・キャリアがムダになる」
- 「転職すると給料が下がる」
- 「新しい環境に慣れるのが大変そう」
しかし、この4つの不安は下記の「4つのコツ」で解消することができます。転職したいと考えているけど、不安を解消できないと感じる方はぜひ参考にしてください。
1 転職活動に失業リスクはない!
転職活動を始めるにあたって最も不安なことは、「転職活動をすると、失業するのではないか?」というものだと思います。
一般に、仕事を辞めたり、退職して他の仕事を始めたりすることには、ネガティブなイメージを持つ方も大勢います。しかし、それは”間違い”です。
大手転職サービスを運営している「リクナビ」が公開しているデータには、こう書かれています。
20代では76%が「転職経験なし」という結果となっています。30代になると「転職経験なし」の割合は一気に減少し、半分以上の人が転職を経験。4人に1人は「転職1回」、そして約3割の人が「2回以上の転職」を経験しているという結果になりました。
20代では「10人中3人以上」、30代では「4人中1人以上」の人が転職活動を経験しています。
つまり、今では転職活動自体はそれほど珍しいことではなく、むしろそれが当たり前になってきているのが現状です。
ではなぜ、転職活動をすることができる人が増えているのでしょうか?理由は大きく2つあります。
理由1 「中途採用を積極的におこなう企業が増えた」
人材市場・転職市場の動向をアンケートをもとに調査しているリクルートワークスが公開したデータでは、近年は中途採用を積極的におこなう企業が増えたことが示されています。
2018年度の中途採用の見通しについては、「増える」(18.6%)が「減る」(4.0%)を大きく上回っている。
つまり、転職市場は「売り手市場」で、人手不足は飲食業界・情報通信業界(IT)・不動産業界を中心に活発に採用活動が行われていることを示しています。
理由2 「転職活動を在職中にできるサービスが増えた」
転職市場が売り手市場だといっても、「実際に自分のもとに内定が来るかは分からない」という不安は残りますよね。
しかし、その点についても心配いりません。今では、「働きながら転職活動をすること」がふつうです。
たとえば、一昔前までは、下記のすべての転職準備を、自分で調べながらやる必要がありました。
- 求人を探す
- 履歴書・職務経歴書を作成する
- 面接準備をして面接日程を応募企業と調整する
- 面接を1次〜3次まで突破する
- 給与条件や入社日を人事側と調整する
- 今の会社を辞めるための退職手続きや保険関係の手続きをおこなう
これだけ見ても、かなり大変であることがわかりますよね。
でも今は、「転職エージェント」を活用することができます。
転職エージェントとは、あなたの代わりに希望条件に合った求人を選び、人事側とスケジュール調整をしてくれたり、履歴書や職務経歴書の添削サポートをおこなってくれたりする無料サービスです。
そのため、転職するために仕事を先に辞める必要はありませんし、会社にバレる心配がありません。また、自分で準備するのは最小限にしたうえで転職活動をおこなうことができます。
…
以上2つの理由から、転職活動にリスクがないことがおわかりいただけたのではないかと思います。転職エージェントについてもっと詳しく知りたいという方は下記記事をご覧ください。
おすすめ記事:転職エージェントとは?おすすめの選び方と比較ポイントを徹底解説!
おすすめ転職エージェントは下記記事でご紹介しています。活用法や利用の流れも解説しているので、「転職エージェントを選びたい」という方はぜひ参考にしましょう。
また、「自分で求人を探したい」「自分のペースで求人を見てみたい」という方は、こちらの「転職サイトランキング」を参考にしてくださいね。
おすすめ記事:おすすめ転職サイトランキング!選び方や登録後の流れ、活用法まとめ
2 これまで積み重ねてきた経験・キャリアは転職で活かせる
転職するときの悩みのひとつとして多くあげられるのは、「これまで積み重ねてきた経験・キャリアがムダになってしまうかもしれない」という不安です。
特に、30代前後である程度長く職場で働いてきた方や、エンジニアや金融・不動産などの専門的な営業をしてきた方は、そう感じることも多いでしょう。
これまで得てきた経験を活かすには、「同じ業界・職種/業種で活躍することができる仕事」を探すことが大切になります。
「同じ業界・職種/業種」で活躍することができる仕事を探すには、「業界・職種/業種に特化した転職エージェントや転職サイトを使うこと」をおすすめします。
あなたの経験・キャリアを正しく評価してくれる職場であれば、今の給料よりも高い金額を提示してくれます。
もしなかったら、そのときは転職をしなければ良いのです。
業界・職種/業種専門の転職エージェントや転職サイトとは、たとえば「IT業界に特化した転職サービス」「広告業界に特化した転職サービス」「看護師・保育士・介護などの転職サービス」など様々です。
業界特化型の転職サービスや、特定業界に強い転職サービスは、兄弟サイト「IKIKATA Database」のTOPページで掲載しています。
どんな経験・キャリアであっても、それを評価してくれる職場は必ず存在します。
もちろん、経験・スキルによって大幅に求人の見つかりやすさや条件は変化しますが、「今の職場に不満を感じている」のであれば、転職活動を始めてみるべきですよね。
3 転職しても給料は下がらない
「転職すると給料が下がる」と何となく悪いイメージを持っている方はいないでしょうか?
それはあくまでリストラなどが行われた過去の話です。今でもリストラの危険性がまったくないわけではないですが、自発的におこなう転職活動で給料が下がることはありません。
それはなぜかといいますと、最初に給与条件を検索できる転職サイトや、給与条件を代わりに交渉してくれる転職エージェントは無数に存在するからです。
特に、あなたの代わりに給与交渉をおこなってくれる転職エージェントに依頼することで、年収アップが可能です。
年収アップ転職をしたいと考えているなら、下記に掲載されている転職エージェントのうち、特に自分に会っていそうなものを順位1位から見てみることをおすすめします。
また、実際に今のあなたの職種・業種の求人が一般的にどの程度の年収なのかを調べることも大切です。そんな方は転職サイトに登録し、職種/業種の条件から求人を探してみることをおすすめします。
おすすめ記事:おすすめ転職サイトランキング!選び方や登録後の流れ、活用法まとめ
4 新しい環境と今の環境の比較はカンタンにできる
転職活動自体はスタートでしかなく、本当に大切なのは「実際に内定をもらい入社したあとに後悔しないか?」という不安を解消することですよね。
「こんな職場に転職するくらいなら、以前の職場にいたほうが良かった…」という後悔をしたくない方は、転職活動に後ろ向きなはずです。
しかし、今の職場に不満を持っている方こそ、転職エージェントを使うべきです。
それはなぜかといいますと、転職エージェントでは応募先企業の内情や上司の情報、会社の雰囲気や残業時間の実態などについて詳しく教えてくれるからです。
あなたは、今の職場に不満を感じているからこそ、「転職先の内情」をしっかり知ったうえで転職したいと考えているのではないでしょうか?
実際に転職するかどうかは置いておいて、今の職場をほかの職場と比較してみることで、あなたが本当に満足できる仕事を見つけることができるでしょう。
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