巻き込み力とは、キャリア形成に必ず必要なスキル。仕事で成果を上げるためには、周囲の人々との協働が必ず必要です。具体的な仕事の中で巻き込み力を発揮し、あなたのフォロワーを増やすことは、あなたとあなたの属す組織に大きな成果をもたらします。
今回は、巻き込み力を身につけるための方法を2つ紹介します。この2点を日々の仕事の中で意識し、徹底していくことで、あなたには巻き込み力が身につくはずです。ぜひ参考にしてくださいね。
Contens
この記事の3つのポイント
・「巻き込み力」はキャリア形成に不可欠なスキルである
・自分のアピールを忘れずに行うことが大切
・人間関係の基準を明確にした上で「巻き込む」
「巻き込み力」とは何か?
皆さん、「巻き込み力」という言葉をご存知でしょうか?
「巻き込み力」とは、「周囲の仲間を取り入れながら物事を成し遂げていく力」のことを指します。
この「巻き込み力」は、リーダーに必要な能力の5つのうちの1つと言われている通り、経営者やプロジェクトリーダーなどに求められるスキルであるといえるでしょう。
要するに、「一人でできないこと」を成し遂げるためには、この「巻き込み力」を身につけ、活用していかなければならないのです。
また、経営者やリーダーでなくとも、私たちが何かを成し遂げるにあたっては、仲間と協力していくことが必要な場合がほとんどです。そして、仮に一人でできることだとしても、誰かを巻き込んで共に何かを達成する、という経験はキャリアを積む上で重要な要素になってきます。
「巻き込み力」は、キャリア形成に必須のスキルであるといえるでしょう。
「巻き込み力」の身につけ方
では、「巻き込み力」はどのように身につけ、活用できるのでしょうか?
「巻き込み力」は、例えばチームを組んだときに必ずリーダーになる人のような先天的な素質(性格)としての「先天的巻き込み力」と、様々な思考や行動を繰り返す中で、「一貫性」のある志、理念を持つようになった人が身につける「後天的巻き込み力」に分けられます。
何も意識していなくても、自然とリーダーとしての役割を担ってしまう、そんな方は「先天的巻き込み力」を持っているといえますね。(羨ましいですね)
しかし、私たちのほとんどは「先天的巻き込み力」を持っていません。ですから、思考と行動、そしてそれらに基づく志や理念によって、後から少しずつこの「後天的巻き込み力」を身につけていく必要があるのです。
「後天的巻き込み力」を身につける
「後天的巻き込み力」を身につけるための方法のうち、今回のコラムでは、特に効果的であるものを、2つ紹介します。
どんな場所でも必ずアピールできる「好きなこと」を持つ
自己紹介や会話の中で、自分が好きなことを積極的に発言していきましょう。
「自分=○○が好きな人」という構図を自らの頭の中でイメージした上で人間関係を構築する。そうすることで、周囲から自分は「一貫性」のある人物として映ります。
「一貫性のある人物」には、人は魅力を感じるものです。カリスマ性を発現し、人を何かに「巻き込む」ためには、「何か1つのことに熱意を傾けている姿勢」を周囲に示すことが最も効果的であるといえるでしょう。
もちろん、「言い過ぎ」は禁物です。その点に関しては、ニュアンスが難しいところではありますが、まず実践行動として自分の許容範囲だな、と思えるタイミングで「好きなこと」をアピールしていきましょう。
SNSやプロフィールで趣味や関心について書いておくだけでは、自分の好きなことを人にアピールしたことにはなりません。
「自分の言葉で、自分の感情を込めて、熱意を伝える」
この手法を、意識的に活用してみてください。
「人を好きでい続けられる強さ」を持つ
「巻き込み力」のある人物になるためにはあらゆる考えを持った人々を1つの目的・ゴールのもとに「集める」必要があります。
よって、たとえ性格や考え方の一部が自分と合わなくても、そこで諦めてしまっては目的を達成することはできません。
自分の苦手な人、性格の合わない人は、どんなに心が広い人物でも1人や2人はいるものです。しかし、そのような感情的な要因によって、「巻き込む側」がモチベーションを下げることは極力避け、そのような要素をそぎ落としていかなければなりません。
そのためには、例えば心理学的な教養を身につけたり、経営学やマネジメントに関して理論と実践の両面での努力が必要になる場合もあるでしょう。
ですが、それは並大抵のことではありません。また、努力が必要とは言っても、継続して何かを成し遂げるためには、考え方のみならず、性格も合う人を巻き込むのがベターです。よって、自分が「この人とは合わないな…」というボーダーラインをあらかじめ決めておくのも1つの手です。
最もしてはならないことは、「何となく嫌い」「何となく気にくわない」といったような曖昧な思いで、「人間関係」にストップをかけることです。
「巻き込み力」は、スムーズな「人間関係」の構築が重要です。「巻き込み力」を発揮するためには、まず自らの価値基準を明確にしておくことが求められます。
「巻き込み力」を身につけるために重要なこと
「どんな場所でも自分の好きなことをアピールする」、「人を好きでい続けられる強さを持つ」の2つをご紹介しました。
よく勘違いされているのは、「巻き込み力」をつけるためには「発言力の強さ」や「目立つこと」をやってさえいればいい、という考え方です。「表現」や「言い方」があまりにも直接的過ぎたり、周囲を気にせず自らの意見を述べる、という行動で誰かを「巻き込む」ことはできません。
最も重要なのは、どれだけの敵を倒せるか、ではなく、どれだけの味方を作れるか。本当の「巻き込み力」を身につけるため、日々の自己研鑽をしていきましょう。
「巻き込み力」を発揮するための職場選び
巻き込み力を会得することで、どんな業種・業界であれ1人ではこなせないような大きな成果を出せることに繋げることができます。
巻き込み力は、自分自身の行動を磨いていくことでみにつけることができる後天的なものですが、周りに「共感してくれる人」や「行動力のある人」がいることでさらに身につくスピードをアップさせることができます。
周りに共感してくれる人や行動力のある人を増やすためには、自分自身が共感できる理念を掲げた職場や、自分の求める条件の企業を探し転職することも方法のひとつです。
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まずは、該当する転職サイトで会員登録を行います。
このときに、氏名や電話番号など必要最小限の個人情報を入力します。長くても5分ぐらいで会員登録を完了できます。
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気になる会社があったら積極的にエントリーしましょう。
会社にもよりますが、最初に履歴書と職務経歴書を郵便 or メールで送付します。
5.面接
書類選考が見事に通ったら、次に面接があります。
6.合否発表
会社によっては2、3回面接を行うところもありますが、無事面接が終わると後は合否を待つだけです。合否を待っている間も、落ちたときのことを考えて転職活動は引き続き行いましょう。
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