ホ・オポノポノと呼ばれるハワイの伝統的な習慣があります。このホ・オポノポノは、今では個人の実践法としてアレンジされ、世界中で実践者のいるセルフクリーニング法として有名です。
今回は、このホ・オポノポノについて基本的な意味と由来、目的、そして効果とやり方を解説していきます。
何かと悩みを抱えがちな現代社会では、問題解決の方法として心の安定や充実を意識することも大切なこと。その一つの方法としてぜひ参考にしてくださいね。
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ホ・オポノポノの意味とは?|定義と由来
ホ・オポノポノとは?
「ホ・オポノポノ(Hoʻoponopono)」とは、ハワイに住むネイティブハワイアンにおける伝統的なセリフクリーニング法の名称です。
和解と許しの習慣、社会秩序や家族関係回復のための習慣、病気からの回復法・予防法のことを指します。
あくまでもスピリチュアルな方法として有名ですが、実践法が明快であることや、実践法が書籍などでも出版されているため、利用しやすい手帳やハウツー本も出版されています。
ホ・オポノポノの由来
1958年にマリー・カウェナ・プクイの著書でホ・オポノポノの実践法が発表されたのち、ハワイ伝統医療のスペシャリスト、モナ・ナラマク・シメオナによって個人で実践できる「セルフ・アイデンティティ・ホ・オポノポノ(Self I-dentity through Hoʻoponopono,SITH)」と名付け広めたとされています。
伝統文化としてのスピリチュアルな内容ですが、国連のUNESCO(ユネスコ)、WHO(世界保健機関)などでも紹介されることがあります。
よって本来、ホ・オポノポノはハワイ伝統思想と呼べるものでしかありませんでした。
また、前述のプクイがハワイの伝統で古代から受け継がれているものとしていますが、文献上は1958年が初出になっています。
ホ・オポノポノは家族どうしでおこなう祈りや罪の告白などを通してスピリチュアルなものでしたが、モナ・ナラマク・シメオナによって個人で実践できる「セルフ・アイデンティティ・ホ・オポノポノ」は世界中に広がりました。
ホ・オポノポノの目的
SITH ホ・オポノポノ™ アジア事務局公式ページによると、ホ・オポノポノの目的は「この地球上に人間として生を受けたことの個人的な意味」をより豊かに理解し、さらなる気付きへと歩みを深めること。 」とされています。
具体的には「自己の存在を根源から観て、許し、受け入れ、大切にすること」「問題の本質を知り、どんなレベルに置いても根本的・日常的に解決する(方法)」とされています。
ホ・オポノポノは怪しくないの?
私達の多くにとって、記事やネットの文章で「ヒーリング」「スピリチュアル」「伝統的」という言葉を聴くと身構えてしまうことが多いですよね。
ただし、コーチングやセラピーなど、様々な精神的な安定を求める方法が世の中には存在し、その中の一つとして「ホ・オポノポノ」があると考えると、それほど不思議なことではないのかもしれません。
ホ・オポノポノの効果とメリット
「ホ・オポノポノ」はセミナーや講演会などでもその実践方法が紹介されたり、有料セミナーなどでクラス別に学ぶことができるようです。
先程ご紹介した「SITH ホ・オポノポノ™ アジア事務局公式」では、実際にクラスと呼ばれるセミナーや講演会を開催しています。
幼い頃に感じた体験を癒やす効果があると言われている
無意識下に感じている「幼い頃の体験」による今現在の自分への悪い影響をなくすために、ホ・オポノポノは効果があるとされています。
たとえば、すでに意識ではほとんど思い出すことのない過去の体験であっても、過去の記憶がトラウマになることで、一つの物事に固執したり、気づかず気にしていたりということは誰にでもあります。
「セルフアイデンティティ・スルー・ホ・オポノポノ」では、そういった過去の体験によって無意識で傷ついた心(インナーチャイルドと呼ばれる用語がある)を癒す効果があると言われます。
ホ・オポノポノではなくても、過去のトラウマを原因として何かにずっと悩み続けたり、こだわりをもってしまったりしてしまっていることを解決するためのセラピーやカウンセリング療法がありますよね。
ホ・オポノポノによるインナーチャイルドを癒やす効果も、それに近いものであると考えることができます。
ホ・オポノポノの正しいやり方|クリーニングとは?
「セルフアイデンティティ・スルー・ホ・オポノポノ」では、下記4つの言葉を繰り返し言うことで、潜在意識がクリーニングされ、問題が解決するとされています。
何か悪い出来事や問題が発生したときに、自分の潜在意識「ウニヒピリ」に話しかけることで問題が解決するとのこと。
つまり、眼の前で発生している問題が自分の問題であると受け入れることで、精神的に安定するということでしょう。
- ありがとう
- ごめんなさい
- 許して下さい
- 愛しています
この4つの言葉を繰り返し言うことで、自分の潜在意識や心の中の過去の自分(インナーチャイルド)を癒す効果があると言われています。
4つの言葉を言うタイミングは、食事前・寝る前・起床後などなど任意の決まった時間であればOK。試しやすいため、効果が出るか試してみるのも良いですね。
ホ・オポノポノについて学べる書籍
まとめ|オポノポノを実践しよう
今回は、ホ・オポノポノの意味と由来、効果と正しいやり方を簡単にご紹介してきました。
ホ・オポノポノにも伝統的なものと世界中に広まるキッカケとなった実践法で意味合いが異なります。また、スピリチュアルな表現も多いため、敬遠してしまいがちな人も多いでしょう。
ホ・オポノポノに限らず、何かと悩みがちな人は、マインドフルネスやカウンセリングよりも試しやすいホ・オポノポノの基本を試してみましょう。
ただし、解決しない問題を抱えている場合は、具体的にどう解決するのかを考えていくことも重要です。心の安定だけにとらわれず、積極的に問題解決の行動を取ることも同じくらい重要です。
参考資料
今の職場に満足してる?リスクなしで転職するための4つのコツ
ここでは、今の職場や待遇、働き方に不満を抱いている方に向けて、転職活動を始めるにあたって必ずおさえておくべきことをご紹介していきます。
転職活動というと、下記のようなイメージがあるのではないでしょうか?
- 「失業リスクがある」
- 「これまでに積み重ねた経験・キャリアがムダになる」
- 「転職すると給料が下がる」
- 「新しい環境に慣れるのが大変そう」
しかし、この4つの不安は下記の「4つのコツ」で解消することができます。転職したいと考えているけど、不安を解消できないと感じる方はぜひ参考にしてください。
1 転職活動に失業リスクはない!
転職活動を始めるにあたって最も不安なことは、「転職活動をすると、失業するのではないか?」というものだと思います。
一般に、仕事を辞めたり、退職して他の仕事を始めたりすることには、ネガティブなイメージを持つ方も大勢います。しかし、それは”間違い”です。
大手転職サービスを運営している「リクナビ」が公開しているデータには、こう書かれています。
20代では76%が「転職経験なし」という結果となっています。30代になると「転職経験なし」の割合は一気に減少し、半分以上の人が転職を経験。4人に1人は「転職1回」、そして約3割の人が「2回以上の転職」を経験しているという結果になりました。
20代では「10人中3人以上」、30代では「4人中1人以上」の人が転職活動を経験しています。
つまり、今では転職活動自体はそれほど珍しいことではなく、むしろそれが当たり前になってきているのが現状です。
ではなぜ、転職活動をすることができる人が増えているのでしょうか?理由は大きく2つあります。
理由1 「中途採用を積極的におこなう企業が増えた」
人材市場・転職市場の動向をアンケートをもとに調査しているリクルートワークスが公開したデータでは、近年は中途採用を積極的におこなう企業が増えたことが示されています。
2018年度の中途採用の見通しについては、「増える」(18.6%)が「減る」(4.0%)を大きく上回っている。
つまり、転職市場は「売り手市場」で、人手不足は飲食業界・情報通信業界(IT)・不動産業界を中心に活発に採用活動が行われていることを示しています。
理由2 「転職活動を在職中にできるサービスが増えた」
転職市場が売り手市場だといっても、「実際に自分のもとに内定が来るかは分からない」という不安は残りますよね。
しかし、その点についても心配いりません。今では、「働きながら転職活動をすること」がふつうです。
たとえば、一昔前までは、下記のすべての転職準備を、自分で調べながらやる必要がありました。
- 求人を探す
- 履歴書・職務経歴書を作成する
- 面接準備をして面接日程を応募企業と調整する
- 面接を1次〜3次まで突破する
- 給与条件や入社日を人事側と調整する
- 今の会社を辞めるための退職手続きや保険関係の手続きをおこなう
これだけ見ても、かなり大変であることがわかりますよね。
でも今は、「転職エージェント」を活用することができます。
転職エージェントとは、あなたの代わりに希望条件に合った求人を選び、人事側とスケジュール調整をしてくれたり、履歴書や職務経歴書の添削サポートをおこなってくれたりする無料サービスです。
そのため、転職するために仕事を先に辞める必要はありませんし、会社にバレる心配がありません。また、自分で準備するのは最小限にしたうえで転職活動をおこなうことができます。
…
以上2つの理由から、転職活動にリスクがないことがおわかりいただけたのではないかと思います。転職エージェントについてもっと詳しく知りたいという方は下記記事をご覧ください。
おすすめ記事:転職エージェントとは?おすすめの選び方と比較ポイントを徹底解説!
おすすめ転職エージェントは下記記事でご紹介しています。活用法や利用の流れも解説しているので、「転職エージェントを選びたい」という方はぜひ参考にしましょう。
また、「自分で求人を探したい」「自分のペースで求人を見てみたい」という方は、こちらの「転職サイトランキング」を参考にしてくださいね。
おすすめ記事:おすすめ転職サイトランキング!選び方や登録後の流れ、活用法まとめ
2 これまで積み重ねてきた経験・キャリアは転職で活かせる
転職するときの悩みのひとつとして多くあげられるのは、「これまで積み重ねてきた経験・キャリアがムダになってしまうかもしれない」という不安です。
特に、30代前後である程度長く職場で働いてきた方や、エンジニアや金融・不動産などの専門的な営業をしてきた方は、そう感じることも多いでしょう。
これまで得てきた経験を活かすには、「同じ業界・職種/業種で活躍することができる仕事」を探すことが大切になります。
「同じ業界・職種/業種」で活躍することができる仕事を探すには、「業界・職種/業種に特化した転職エージェントや転職サイトを使うこと」をおすすめします。
あなたの経験・キャリアを正しく評価してくれる職場であれば、今の給料よりも高い金額を提示してくれます。
もしなかったら、そのときは転職をしなければ良いのです。
業界・職種/業種専門の転職エージェントや転職サイトとは、たとえば「IT業界に特化した転職サービス」「広告業界に特化した転職サービス」「看護師・保育士・介護などの転職サービス」など様々です。
業界特化型の転職サービスや、特定業界に強い転職サービスは、兄弟サイト「IKIKATA Database」のTOPページで掲載しています。
どんな経験・キャリアであっても、それを評価してくれる職場は必ず存在します。
もちろん、経験・スキルによって大幅に求人の見つかりやすさや条件は変化しますが、「今の職場に不満を感じている」のであれば、転職活動を始めてみるべきですよね。
3 転職しても給料は下がらない
「転職すると給料が下がる」と何となく悪いイメージを持っている方はいないでしょうか?
それはあくまでリストラなどが行われた過去の話です。今でもリストラの危険性がまったくないわけではないですが、自発的におこなう転職活動で給料が下がることはありません。
それはなぜかといいますと、最初に給与条件を検索できる転職サイトや、給与条件を代わりに交渉してくれる転職エージェントは無数に存在するからです。
特に、あなたの代わりに給与交渉をおこなってくれる転職エージェントに依頼することで、年収アップが可能です。
年収アップ転職をしたいと考えているなら、下記に掲載されている転職エージェントのうち、特に自分に会っていそうなものを順位1位から見てみることをおすすめします。
また、実際に今のあなたの職種・業種の求人が一般的にどの程度の年収なのかを調べることも大切です。そんな方は転職サイトに登録し、職種/業種の条件から求人を探してみることをおすすめします。
おすすめ記事:おすすめ転職サイトランキング!選び方や登録後の流れ、活用法まとめ
4 新しい環境と今の環境の比較はカンタンにできる
転職活動自体はスタートでしかなく、本当に大切なのは「実際に内定をもらい入社したあとに後悔しないか?」という不安を解消することですよね。
「こんな職場に転職するくらいなら、以前の職場にいたほうが良かった…」という後悔をしたくない方は、転職活動に後ろ向きなはずです。
しかし、今の職場に不満を持っている方こそ、転職エージェントを使うべきです。
それはなぜかといいますと、転職エージェントでは応募先企業の内情や上司の情報、会社の雰囲気や残業時間の実態などについて詳しく教えてくれるからです。
あなたは、今の職場に不満を感じているからこそ、「転職先の内情」をしっかり知ったうえで転職したいと考えているのではないでしょうか?
実際に転職するかどうかは置いておいて、今の職場をほかの職場と比較してみることで、あなたが本当に満足できる仕事を見つけることができるでしょう。
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