面倒くさいと思ってしまう心理と行動に移すための対処法を解説!

面倒くさいと思ってしまう心理と行動に移すための対処法を解説!
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「面倒くさい」と感じてやる気やモチベーションを突然失ってしまうことは誰にでもあります。しかし、根本的に面倒くさいと感じる感情をコントロールすることまでは、なかなか考えないですよね。

しかし、面倒くさいと感じる瞬間に自分を客観的に見て、すぐに行動したり、モチベーションを高めたりすることができれば、日常生活や仕事ももっとより良くなるに違いありません。

しかし、なんとなくその場のやる気や感情に任せてしまっては、結局面倒くさいという感情に勝つことはできないでしょう。

そこで今回は、面倒くさいの意味と原因、そして面倒くさいと感じたときに行動にすぐ移すための対処法をご紹介していきます。

面倒くさいと感じたときは、この記事の内容を参考にしていただき、面倒くさいという感情を乗り越えられるようにしていきましょう。

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面倒くさいの意味とは、そもそも何か?

面倒くさいの意味とは、そもそも何か?

面倒くさいの意味とは?

「面倒くさい」という気持ちは、基本的には人間関係や仕事などで、手間や困難なことをやらなくてはいけなかったり、ストレスやプレッシャーがかかることが目に見えて分かるときに感じるものです。

手間や困難さを考えて気が進まない。面倒である。億劫だ。

引用:面倒くさい – Weblio辞書

多かれ少なかれ、何かに取り組む前に「手間がかかりそうで嫌だな」と感じることはたくさんありますが、その度合は人によって異なります。

しかし、この記事を読んでいる方は、面倒くさいという感情が強く、「やらなきゃいけない」とは分かっていてもなかなか行動することができないと悩んでいる方が多いはずです。

「面倒くさがりはやる気が無いことが原因だ」「個人の責任だ」というふうに言われてしまうことが多いため、分かっていても行動できない自分に自信をなくしている方もたくさんいるでしょう。

面倒くさい感情を原因としてなかなか行動ができず、生活や仕事に支障をきたしているなら、自分のやる気やモチベーションに頼るのではなく、行動や考え方を根本的に見直すことが重要です。

では最初に、面倒くさいと思ってしまう原因と心理状態を見ていきましょう。

 

面倒くさいと思う瞬間は?

面倒くさいと思う瞬間は、大きなことから小さなことまで様々なものがあります。下記に記載しているのはほんの一例に過ぎませんが、あなたにも当てはまるものがあるかもしれません。

  • 期限の迫っている仕事
  • 取引先・会社内の人間関係
  • 休日の予定
  • 朝起きること
  • 行政機関での様々な手続き
  • 掃除や洗濯などの家事
  • 近所付き合い
  • 友人・知人との関係性
  • SNS
  • 新しく始めた趣味や勉強を継続すること
  • 筋トレ・ダイエット

細かく挙げればきりがありませんが、おおよそ上記のようなことについて「面倒くさい」と感じる方が多いのではないかと思います。


日常生活や仕事、人間関係などで「面倒くさい」と思ってしまう瞬間は度々あります。そのたびに行動しなくなったり、中途半端に投げ出したりしてしまっては、生活に支障が出てしまいます。

無理やりポジティブに行動する必要はありませんが、面倒くさいと思ってしまう原因や自分の心理状態をよく知り、適切に対処法を導き出すことが大切です。

次は、面倒くさいと思ってしまう原因と心理を見ていきましょう。

 

面倒くさいと思ってしまう原因と心理

面倒くさいと思ってしまう原因と心理

 

面倒くさいと思ってしまう原因は、取り組むべき物事やシチュエーションによって大きく変わることはなく、どんな場合でも共通しています。

ほとんどは”気の持ちよう”なのですが、気の持ちようは性格や生活習慣に根付いているため、そう簡単に改善することはできません。

しかし、原因と心理状態を知ることで、正しい対処法を導き出すことができます。

また、ただ単に対処法を知るのではなく、自分自身を振り返るためにも原因を知っておくことが大切になります。

 

1 やろうとしていることに大きな結果や期待を抱きすぎる

これから取り組もうとしていることに対して、過度な期待や大きな結果を抱きすぎることによるプレッシャーが、自分自身のやる気を低下させてしまうことがあります。

たとえば、あなたはは次の会議に向けた資料を作成しているとします。

上司に感心してもらいたいがためにかなり力の入った見やすい資料作りをしようとした結果、なかなか始められず期限ギリギリになってしまった…そんなことが起こるのです。

必要以上にこれから取り組むことに期待を寄せた結果、自分の行動を束縛してしまう例になります。

 

2 自分の意見や主張に自信がなく物事を始めるのが怖い

自分の意見や主張に自信がないことにより、なかなか物事を始めることができないことも、面倒くさいと感じる原因になります。

面倒と感じるということは「不快な気持ちになるかもしれない」という予感があるからか、プレッシャーやストレスを避けたいと考えてしまっているということ。

たとえば、反対意見も生まれるかもしれない企画案を発表しようとするとき、自分の意見や主張に自信がないとやる気が生まれることはありませんよね。

特に、これから新しいことを始めようとするときに感じる面倒くささは、自分への自信のなさが原因になっていることが多いです。

 

3 失敗するかもしれないという気持ちがあってなかなか始められない

自分の意見や主張には自信があっても、「必ず成功するだろう」「必ずうまく行くだろう」という算段が整っていなければ行動できないことがあります。

つまり、失敗したときにやらなければいけないことや、失敗したときに巻き込まれるトラブルをイメージしてしまうことで、面倒くさい気持ちを感じてしまいます。

「絶対に失敗してはいけない」「完璧にこなさなければならない」という気持ちが強いと陥りがちなパターンです。

 

4 できない自分を見るのが嫌だ

「こんなこともできない自分」「想像以上にだめな自分」を見たくないという気持ちが働いて、面倒くさい感情が出てきてしまうときがあります。

たとえば「人前で自信を持ってプレゼンする自分」を理想としているが、実際のプレゼンスキルはそれほど高くないとき。

人前でプレゼンするチャンスがあっても、理想とは違う自分を見たくない気持ちが働いてしまい、そのプレッシャーから面倒くさいと感じる気持ちが出てきてしまいます。

このように、自分の理想像と現実のギャップが原因で、面倒くさいという感情を抱くときがあります。

 

5 始めることはできるが継続するのが難しく感じる

最初は何事もやる気を持って取り組むことはできるものの、三日坊主で終わったり、長時間継続することができなかったりするときも「面倒くさい」という気持ちを抱きます。

「継続しなきゃいけない」と考えながらやるのは、人にとって苦痛になります。そのため、毎回やる気を振り絞って取り組まなければならなくなります。

よって、疲れているときややる気が出てこないときに継続することができず、面倒くさいという感情が出てきてしまうのです。

 

6 大変な状況やストレスのかかる状況に飛び込みたくない気持ちがある

人は現状維持バイアスというものを持っています。現状維持バイアスとは、簡単に言うと「今の状況を変えたくない」という強い心理状態です。

誰でも、未知のものや不確定なものに飛び込むことには勇気がいりますし、プレッシャーが掛かります。そのため、自然とそれを避けようとします。

大変な状況やストレスのかかる状況を毎回やる気を出して乗り越えようとすると、この現状維持バイアスの効果が出てきてしまい、「面倒くさい」と感じるようになります。


ここまで、面倒くさいと感じてしまう原因や心理状態を解説してきました。

どんな些細なことであっても、自分にとって不都合なものだったり、何らかの変化が訪れたりする可能性がある場合には、「面倒くさい」という感情が湧き上がってきます。

要は、この原因を潰すことで、面倒くさい感情に対抗することができるのです。

しかし、その前に「面倒くさい」と思ってしまいがちな人の特徴を見ていきましょう。

 

面倒くさいと思ってしまいがちな人の特徴

面倒くさいと思ってしまいがちな人の特徴

 

面倒くさいと思ってしまうシチュエーションやタイミングは誰にでもあることです。

しかし、その中でも面倒臭さを感じやすい性格の持ち主である方や、面倒くさいという感情を感じやすい生活習慣をしている方もいます。

あなた自身は、そういう性格の持ち主の一人かもしれません。まずは自分自身の特徴を知り、冷静に対処法へと繋げることが大切です。

 

1 始める前に「確実にできるよう準備」しないと気がすまない

完璧主義で、一度取り組んだら100%納得の行くように完了させないと気がすまない人の場合、面倒くさいという感情を抱きがちです。

すでにやることが最後まで決まっているものに取り組むのは早いのに、ひとつでも不確定なことやプレッシャーの掛かることがあるとなかなか取り組めない人は多いはず。

そういう人は、完璧主義である結果、完璧に終わらせることができない物事を避けてしまう傾向があります。

 

2 先送りしてしまう癖がある

時間や期限、締切がまだこないから余裕を持って取り組めると分かると、今すぐ始められることでも先送りにしてしまいたくなる場合があります。

「面倒くさい」と感じる物事は優先順位を下げてしまう癖のようなもので、一度習慣として根付くとなかなか変えることができません。

先送りの癖は、取り組む物事に順番を決めておかないことによって起きます。

 

3 目的や目標が定まっていない

簡単かつ目的が見えている物事なら取り組めるのに、目標や目的をつかむのがむずかしいことはどんどん後回しにしてしまうケースがあります。

たとえば、ダイエットを例に取りましょう。

ダイエットは、「○カ月後に〇〇kg痩せる!」という具体的な目標があって初めて取り組むことができます。しかし、目標を定めていないと継続することができず、つい面倒くささが勝ってしまうのです。

また、仕事は「目的が見えないこと」が多いです。

特に、雑用やクレーム対応などの仕事は、なぜ自分がこの仕事に取り組んでいるのか目的が分からず、仕事自体が面倒くさくなってしまいがち。

何事にも目的や目標を持つ必要はありませんが、目的や目標を持つ習慣をつけていないと、どうしても面倒くさいと感じることが増えていきます。

 

4 たまにやる気が出るときに全部やってしまう

やる気やモチベーションに落差がある人は、面倒くさいと感じるタイミングとやる気にあふれて積極的に取り組めるタイミングが交互に現れます。

やる気のあるときの自分からしてみると、「面倒くさい」と感じて行動しないでいた自分を馬鹿らしく感じますが、それは一時的なもの。

また、面倒くさいと感じてしまうタイミングが来てしまいます。

たとえば、掃除。掃除は習慣化し、とにかく定期的におこなうと良いものですが、やる気が出たときにだけ取り組んでいる人も多いのではないでしょうか?

取り組むべきことを「やる気」「モチベーション」だけに頼っていると、面倒くさいという感情には負け続けてしまうことになります。

 

5 だらだらとした休日を過ごすことが多い

特にやることを決めず過ごす休日は、身体と心をリラックスさせる時間として有意義です。

しかし、ほぼすべての休日をそのように過ごしてしまいがちな人は、注意が必要です。休日にも、誰かと外出する予定や、意識的に取り組むべきことを取り入れるべきでしょう。

そうしないと、平日の仕事のように「半ば強制されて取り組むこと」以外の経験を積むことができません。

具体的には、「だらだらしていたほうが楽だけど、資格取得のために勉強してみよう」という動機づけに慣れることができなくなってしまうのです。

怠惰な生活を続けていると、どうしても面倒くさいという感情に勝つことができなくなっていきます。

 

6 物事の優先順位が決まっていない

先送りしてしまう癖と似ていますが、取り組むべきことの優先順位を決めていない人は、全てに対して面倒くさいと感じることが多いです。

ひとつひとつのやるべきことは簡単なことなのに、それが3つも4つも重なっていると途端にやる気を失ってしまうという経験がある方は多いのではないでしょうか?

物事の優先順位を重視していない生活を続けていると、同時に降り掛かってくる複数の物事に対処する方法を学ぶことができないため、面倒臭さを感じやすくなります。


ここまで、面倒くさいと思ってしまいがちな人の特徴をご紹介していました。ちょっとした考え方の癖で、面倒くさいと思ってしまうタイミングが増えてしまうことがあります。

自分に当てはまっているなと感じている部分があれば、それをメモしておき、日常の中で繰り返すことのないように意識しておきましょう。

次は、面倒臭いと感じているときに「やってはいけないこと」をご紹介していきます。

 

面倒くさいと感じているときにやってはいけないこと

面倒くさいと感じているときにやってはいけないこと

 

面倒くさいと感じやすい人は、それを乗り越える方法を学ぶことが大切です。しかし、それ以前に、やってはいけないことを学ぶことも重要になります。

ここでは、面倒くさいと感じたときにやってはいけない行動や考え方をご紹介しているので、その次に紹介する対処法と合わせて参考にしてください。

 

1 「どうにかなるだろう」と考えてしまう

「これをやらなくてもどうにかなるだろう」と考えてしまうのは、先送りの癖が多い人が最初に止めるべき考え方です。

先送りにしても面倒くさいことはそのまま面倒なこととして残り続け、時間だけが過ぎていきます。また、面倒なことは頭の片隅に残ったままなので、ストレスの原因にもなります。

「どうにかなるだろう」と考えると一時的に気持ちは楽になりますが、問題は解決していません。

 

2 「できなくても仕方ない」と自己正当化してしまう

「できなくても仕方ない、だって〇〇だから」という感情は誰もが持ってしまう気持ちですが、本来できるはずのことを「できない」と理由付けしてしまうのは危険です。

もちろん、本当にできないこともあると思います。

しかし「今の自分には本来できるけど、何らかの条件があってできない」と考えてしまっている自分に気づいたら、自己正当化を疑うべきです。

簡単に自己正当化してしまうくせがつくと、思い込みが激しくなってしまう可能性があります。あなたの可能性を狭める原因になるため、注意しましょう。

 

3 無理やりポジティブに乗り越えようとする

面倒くさい気持ちを乗り越える一つの方法として「ポジティブ思考」があります。

ポジティブ思考にも様々なものがありますが、本来感じていないのに、無理やりポジティブに振る舞うのは辞めましょう。

ポジティブな表情と行動は、あなたの周りにいる人には好印象かもしれません。

しかし、あなた自身が本来抱いていない感情なので、本当に切羽詰ったときや疲れているときにポジティブを維持するのが難しくなります。

ポジティブに乗り越えようとするのは辞めて、面倒くさいと感じている自分自身を受け入れることが大切です。

無理やりポジティブシンキングをしなくても、面倒くさい感情を乗り越えることは可能です。

 

4 やる気やモチベーションが出てくるまで待つ

やる気やモチベーションは、特にプレッシャーがかかることやストレスが掛かることに取り組む際にはとても必要な要素です。

しかし、やる気やモチベーションには、必ず落差があります。あふれるほど出てくるときがあれば、身体は疲れていないのにまったく出ないときもありますよね。

なので、何かを始めるときに自分のやる気やモチベーションに頼るのはNGです。

 

5 とりあえずほかのことに手を付ける

たとえば、目の前にやらなくてはいけないことがあるのに、ひとまず違うことでやる気を出してから取り組もうとするのは失敗してしまう可能性が高いです。

極端な例ですが、ダイエットでエクササイズを始めるのはきついから、まずは食事制限から始めてみよう…といったやり方です。

眼の前にあるやるべきことを避けてほかのことに取り組んでも、結局長続きすることはありません。

それよりも、エクササイズを無理なく続けられるようにメニューを組み直したり、時間を確保したりといった具体的なやり方を考えたほうが良いでしょう。


ここまで、面倒くさいと感じたときにやってはいけないことを解説してきました。

面倒くさいという感情をコントロールするうえで、一時的なやる気やモチベーションに頼ったり、自分を自己正当化したりする必要はありません。

ついやってしまいがちなことなので、特に自分がやってしまいそうなことはメモしておき、意識的にやらないようにしましょう。

次は、面倒くさい気持ちを克服するための対処法を解説していきます。

 

面倒くさい気持ちを克服するための対処法

面倒くさい気持ちを克服するための対処法

 

面倒くさい気持ちを克服するためには、とにかくモチベーションに頼らないことです。

モチベーションに頼らず、根本的な考え方や行動を見直し、面倒くさい気持ちに負けないような仕組みを作ることこそ、本当に重要なことなのです。

ここでは、ひとつひとつ実践しやすい対処法をご紹介していますので、できることから早速始めていきましょう。

 

1 ToDoリストを作成して順番にこなす

物事に優先順位をつけておくことで、面倒くさいという気持ちを抑えることができます。

物事に取り組む順番が決まっていて、自分が次に何に取り組むべきかがわかっていれば、いちいちやる気やモチベーションに頼らなくても行動することができるようになります。

 

ただし、ToDoリスト作成には注意が必要です。

ToDoリストは下記のように「具体的に」記載するようにしましょう。誰にでも実践しやすいよう、休日を例にとって解説します。

  • 8時に起床する。
  • 9時に美容院の予約の電話をする。
  • 12時に〇〇さんと△△でランチ
  • 13時〜14時に郵便ポストに書類を入れる
  • 18時に夕ご飯(メニューは〇〇)
  • 21時にドラマを観る
  • 22時にお風呂
  • 23時にストレッチ
  • 23時半に就寝

このうち、面倒でやらなくなるのは「9時に美容院に予約の電話をする」「13時〜14時に郵便ポストに書類を入れる」などの細かく少し手間のかかる作業です。

一日のスケジュール順にやるべきことを具体的に記載しておけば、いつどんなタイミングで面倒なことをやるのかをしっかり整理しておくことができます。

これはあくまでも休日の一日の流れをリスト化したものですが、仕事でも同じです。

仕事でも、一日に取り組む仕事はある程度決まっているはずなので、同じようにTodoリストにしましょう。

 

2 最低限やるべきことを決め、達成したら止める

完璧主義な人が陥りがちなこととして、中途半端にしたくないからなかなか取り組み始めることができないというものがありました。

これを避けるためには「最低限やるべきことを決めて、達成したら止める」ということを徹底する必要があります。

たとえばわかりやすい例としてはダイエットです。

ダイエットは、やる気があるとつい食事の量をさらに減らしたり、運動量を増やしたりしてしまいます。そうすると次回以降の期待が膨れ上がるため、無意識にプレッシャーになります。

その日の気分によってやることを変えるのではなく、最低限やるべきことを決めて、それを達成したらそれ以上は絶対にやらないようにしましょう。

そうすれば、次回以降も必要以上にやらなければという強迫観念が消えるので、無理なく続けやすくなるはずです。

 

3 できない自分を受け入れる

面倒くさいと感じる原因として、「できない自分を見たくない」というものがありました。

自分が理想としている自分と、実際にはできない自分のギャップを感じることに抵抗があり、物事を始めるのに時間がかかる場合はとても多いです。

これに対処するためには、「やったことがないこと」「経験が浅いこと」に失敗してしまうのは当たり前であることを受け入れる以外に方法がありません。

「できないことが当たり前」と考えると、最初はつらいかもしれませんが、次第に受け入れられるようになっていくはずです。

あなたは決して人より劣っているわけではありませんが、人によって得手不得手があるのもまた事実。できない自分を受け入れた上で、できることをやれば良いと考えましょう。

 

4 すべてを自分が引き受けようとしない

面倒くさいと感じることのほとんどは、優先順位を決めて取り組みつつ、最低限やるべきことをきっちりこなせば取り組むことができます。

しかし、あなた個人のキャパシティを超える頼み事や依頼を請け負ってばかりいると、どうしても面倒くさいという感情から離れることができません。

時間的に、体力的に、精神的にできそうにないことはきっぱりと断る癖を付けましょう。断って嫌な顔をされることを怖がらず、自分を第一に考えることが大切です。

できないことを引き受けても、結局中途半端に投げ出すことになることが多いです。

そうならないように、最初からできないとわかりきっていることを受け入れないようにしましょう。

 

5 時間・期限・締切の前に「自分の締切」を作る

時間や期限・締切のぎりぎりになるまで面倒くさくて取り組めないという方は多いはずです。そういう人は、面倒くさいという感情はそのままに、期限や締切だけを前倒ししましょう。

たとえば「6月30日までが締切」なら、3日前の27日までと自分の締切を作ります。

そうすると、面倒くさいという感情が芽生えていても、最悪の場合でも自分の締切を守れなくなるだけで済みます。

 

6 報酬を準備する

面倒くさいことは面倒くさいことであるということを知ることが大切です。面倒くさくないと感じるようにすることは、もともと不可能なことです。

面倒くさいことをやるためには、面倒なことを達成した結果何を得ることができるかを考え、場合によっては自分でその報酬を準備することが大切になります。

たとえば「今週の〇〇を乗り越えたらご褒美に好きなお菓子を買う」などのご褒美です。

動機を自分で作ってしまうことによって、面倒なことにも取り組める可能性があります。

 

7 むずかしいことの場合、経験者に質問して方法を学ぶ

面倒くさいことのほとんどは、不確定なことや上手くできるかわからないことなはずです。

そのため、不確定なことや上手くできるかわからないことを解消することが根本的に必要なことです。

そのためには、ネットで検索してやり方を調べるだけではなく、経験者に質問することが大切です。

たとえば、役所関係の手続きは、ネットで調べてもわからないことが多いです。そういうときは、すでにその手続をやったことのある知り合いに聴くことも大切です。

それでもわからなければ、そのまま自分で取り組むか、窓口や関係者に聴くなどの対応を取ります。自分が次に何をするべきかが分かれば、意外とスムーズに行動することができます。

 

まとめ|面倒くささを感じる当たり前を乗り越えよう

まとめ|面倒くささを感じる当たり前を乗り越えよう

今回は、面倒くさいと感じる原因や心理状態のほか、面倒くさいと感じたときの対処法を解説してきました。

冒頭でも述べたように、面倒くさいと感じることは誰にでもあることです。しかし、なかなか意識的に乗り越えるのはむずかしいことでもあります。

ただ、今回ご紹介した方法をもとに対策を寝ることで、以前よりも行動できるまでのスピードが上がるでしょう。少しずつ改善していけば、面倒くさいと思う自分自身を変えることもできます。

今回の記事を参考に、自分自身の「面倒くさい」に打ち勝てるよう、自己研鑽を積んでいきましょう!

 

今の職場に満足してる?リスクなしで転職するための4つのコツ

今の職場に満足してる?リスクなしで転職するための4つのコツ

 

ここでは、今の職場や待遇、働き方に不満を抱いている方に向けて、転職活動を始めるにあたって必ずおさえておくべきことをご紹介していきます。

転職活動というと、下記のようなイメージがあるのではないでしょうか?

  1. 「失業リスクがある」
  2. 「これまでに積み重ねた経験・キャリアがムダになる」
  3. 「転職すると給料が下がる」
  4. 「新しい環境に慣れるのが大変そう」

しかし、この4つの不安は下記の「4つのコツ」で解消することができます。転職したいと考えているけど、不安を解消できないと感じる方はぜひ参考にしてください。

 

1 転職活動に失業リスクはない!

転職活動を始めるにあたって最も不安なことは、「転職活動をすると、失業するのではないか?」というものだと思います。

一般に、仕事を辞めたり、退職して他の仕事を始めたりすることには、ネガティブなイメージを持つ方も大勢います。しかし、それは”間違い”です。

大手転職サービスを運営している「リクナビ」が公開しているデータには、こう書かれています。

20代では76%が「転職経験なし」という結果となっています。30代になると「転職経験なし」の割合は一気に減少し、半分以上の人が転職を経験。4人に1人は「転職1回」、そして約3割の人が「2回以上の転職」を経験しているという結果になりました。

引用:年代別の転職回数と採用実態 – リクナビNEXT

20代では「10人中3人以上」、30代では「4人中1人以上」の人が転職活動を経験しています。

つまり、今では転職活動自体はそれほど珍しいことではなく、むしろそれが当たり前になってきているのが現状です。

ではなぜ、転職活動をすることができる人が増えているのでしょうか?理由は大きく2つあります。

 

理由1 「中途採用を積極的におこなう企業が増えた」

人材市場・転職市場の動向をアンケートをもとに調査しているリクルートワークスが公開したデータでは、近年は中途採用を積極的におこなう企業が増えたことが示されています。

2018年度の中途採用の見通しについては、「増える」(18.6%)が「減る」(4.0%)を大きく上回っている。

引用:中途採用調査 – リクルートワークス

つまり、転職市場は「売り手市場」で、人手不足は飲食業界・情報通信業界(IT)・不動産業界を中心に活発に採用活動が行われていることを示しています。

 

理由2 「転職活動を在職中にできるサービスが増えた」

転職市場が売り手市場だといっても、「実際に自分のもとに内定が来るかは分からない」という不安は残りますよね。

しかし、その点についても心配いりません。今では、「働きながら転職活動をすること」がふつうです。

たとえば、一昔前までは、下記のすべての転職準備を、自分で調べながらやる必要がありました。

  • 求人を探す
  • 履歴書・職務経歴書を作成する
  • 面接準備をして面接日程を応募企業と調整する
  • 面接を1次〜3次まで突破する
  • 給与条件や入社日を人事側と調整する
  • 今の会社を辞めるための退職手続きや保険関係の手続きをおこなう

これだけ見ても、かなり大変であることがわかりますよね。

でも今は、「転職エージェント」を活用することができます。

転職エージェントとは、あなたの代わりに希望条件に合った求人を選び、人事側とスケジュール調整をしてくれたり、履歴書や職務経歴書の添削サポートをおこなってくれたりする無料サービスです。

そのため、転職するために仕事を先に辞める必要はありませんし、会社にバレる心配がありません。また、自分で準備するのは最小限にしたうえで転職活動をおこなうことができます。

以上2つの理由から、転職活動にリスクがないことがおわかりいただけたのではないかと思います。転職エージェントについてもっと詳しく知りたいという方は下記記事をご覧ください。

おすすめ記事:転職エージェントとは?おすすめの選び方と比較ポイントを徹底解説!

 

おすすめ転職エージェントは下記記事でご紹介しています。活用法や利用の流れも解説しているので、「転職エージェントを選びたい」という方はぜひ参考にしましょう。

 

また、「自分で求人を探したい」「自分のペースで求人を見てみたい」という方は、こちらの「転職サイトランキング」を参考にしてくださいね。

おすすめ記事:おすすめ転職サイトランキング!選び方や登録後の流れ、活用法まとめ

 

2 これまで積み重ねてきた経験・キャリアは転職で活かせる

転職するときの悩みのひとつとして多くあげられるのは、「これまで積み重ねてきた経験・キャリアがムダになってしまうかもしれない」という不安です。

特に、30代前後である程度長く職場で働いてきた方や、エンジニアや金融・不動産などの専門的な営業をしてきた方は、そう感じることも多いでしょう。

これまで得てきた経験を活かすには、「同じ業界・職種/業種で活躍することができる仕事」を探すことが大切になります。

「同じ業界・職種/業種」で活躍することができる仕事を探すには、「業界・職種/業種に特化した転職エージェントや転職サイトを使うこと」をおすすめします。

あなたの経験・キャリアを正しく評価してくれる職場であれば、今の給料よりも高い金額を提示してくれます。

もしなかったら、そのときは転職をしなければ良いのです。

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もちろん、経験・スキルによって大幅に求人の見つかりやすさや条件は変化しますが、「今の職場に不満を感じている」のであれば、転職活動を始めてみるべきですよね。

 

3 転職しても給料は下がらない

「転職すると給料が下がる」と何となく悪いイメージを持っている方はいないでしょうか?

それはあくまでリストラなどが行われた過去の話です。今でもリストラの危険性がまったくないわけではないですが、自発的におこなう転職活動で給料が下がることはありません。

それはなぜかといいますと、最初に給与条件を検索できる転職サイトや、給与条件を代わりに交渉してくれる転職エージェントは無数に存在するからです。

特に、あなたの代わりに給与交渉をおこなってくれる転職エージェントに依頼することで、年収アップが可能です。

 

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おすすめ記事:おすすめ転職エージェントランキング!選び方や注意点・活用法まとめ

 

また、実際に今のあなたの職種・業種の求人が一般的にどの程度の年収なのかを調べることも大切です。そんな方は転職サイトに登録し、職種/業種の条件から求人を探してみることをおすすめします。

おすすめ記事:おすすめ転職サイトランキング!選び方や登録後の流れ、活用法まとめ

 

4 新しい環境と今の環境の比較はカンタンにできる

転職活動自体はスタートでしかなく、本当に大切なのは「実際に内定をもらい入社したあとに後悔しないか?」という不安を解消することですよね。

「こんな職場に転職するくらいなら、以前の職場にいたほうが良かった…」という後悔をしたくない方は、転職活動に後ろ向きなはずです。

しかし、今の職場に不満を持っている方こそ、転職エージェントを使うべきです。

それはなぜかといいますと、転職エージェントでは応募先企業の内情や上司の情報、会社の雰囲気や残業時間の実態などについて詳しく教えてくれるからです。

あなたは、今の職場に不満を感じているからこそ、「転職先の内情」をしっかり知ったうえで転職したいと考えているのではないでしょうか?

実際に転職するかどうかは置いておいて、今の職場をほかの職場と比較してみることで、あなたが本当に満足できる仕事を見つけることができるでしょう。

おすすめ記事:おすすめ転職エージェントランキング!選び方や注意点・活用法まとめ

 

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