【哲学から学ぶ】アリストテレスの思想をわかりやすく解説します

スポンサードリンク
偉人から学ぶIKIKATA-アリストテレス

「偉人から学ぶIKIKATA」では、世の中の偉人の考え方や行動から、私たちが仕事や生活において活用できる考え方をご紹介していきます。

今回は、古代ギリシャの哲学者アリストテレス。名前を聞いたことのある人はたくさんいらっしゃるでしょう。アリストテレスが成し遂げたことから、現代に生きる私たちが学ぶべきことをリストアップしています。

登場人物紹介

はかせ

何を専門としているのかよく分からないが、何でも知ってる物知り博士。「ぼっち」という名前の教え子がいる。最近は痛風に悩まされている。

ぼっち

通称「ぼっち」。はかせのもとで学んでいる。友達が少ない。ただし鋭い観察眼と理解力がある。少々斜に構えた発言が多いのがネック。

 

どんなことをした人?

引用:http://wordsforest.com/?p=2547

引用:http://wordsforest.com/?p=2547

ぼっち

アリストテレスって誰?

はかせ

アリストテレスは古代ギリシャの哲学者。政治学やら物理学まで、今の学問分野を作り上げた人物じゃ。あのアレクサンドロス大王の家庭教師もしていたという事実もある。

ぼっち

へぇ、家庭教師なんて取ってたんだ、大王なのに。

はかせ

当時は学問分野も厳密に区分けされていなかった背景がある。どんなことも教えてくれる、頼もしい教師だったに違いない。わしのようにな!

ぼっち

そういう冗談はやめてください

 

アリストテレスから学べること

引用:http://paradjanov.biz/ 「アテナイの学堂」-ラファエロ 中央左側の人物が「プラトン」右側がアリストテレス

引用:http://paradjanov.biz/
「アテナイの学堂」-ラファエロ
中央左側の人物が「プラトン」右側が「アリストテレス」

 

ものごとを分類する

ぼっち

アリストテレスってそんなに凄い人なの?

はかせ

アリストテレスは、様々なものを「分類」することを世界で最初に行った人物として有名じゃ。

ぼっち

え、それって当たり前のことでしょ?

はかせ

いや、「何と何が同じで、何と何が違うのか」を厳密にする方法は、彼が初めに行ったといっても過言ではないんじゃよ。

はかせ

たとえば、君は「猫」と「犬」を区別することができるじゃろう。しかし、見方によっては猫も犬も同じ動物。それも分類しなければ「猫」か「犬」かは判別できない。

はかせ

それまでの常識にとらわれず、自分でものごとを考えていったのがアリストテレスなんじゃ。

ぼっち

(何回も出てくるなよ…)自分で考えて、自分なりにものごとを分類していくのが大切なんだね。

 

「守破離」

はかせ

アリストテレスは、同時代の哲学者プラトンの弟子なんじゃが、その哲学思想はまるっきり逆の立場を取っておる。

ぼっち

え、弟子なのに師匠の考えに反対していたってこと?

はかせ

そうじゃ。彼の姿勢からは「守破離」という考え方を学ぶことができる。最初は師匠の考えを学び、少しずつ自分の考えを作っていくことが大切だ、ということじゃな。

「守破離」とは?

しゅ‐は‐り【守破離】

剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。(引用:「守破離」-コトバンク

 

ぼっち

うん、どうしても今は知りたいことも「検索して終わり」で済ますことが多いもんね。

はかせ

今の時代こそ、自分で考え、既存の意見や考えをくつがえすような姿勢が大事だということを学べるわけじゃ。

ぼっち

(博士のことはすぐ守破離できそうだな)

 

幅広い分野を学ぶ

ぼっち

アリストテレスって、なんであんなに広い分野の研究ができたんだろう。

はかせ

アリストテレスは、元々ごちゃごちゃしていた世の中のあらゆるものを分類するところからスタートしたんじゃ。しかもインターネットなどは存在しない時代から、幅広い分野を学ぶ姿勢があったわけじゃな。

はかせ

情報社会である現代は、情報が手に入りやすい分、どうしても「自分の好きなこと」ばかりを検索し、集めようとしてしまう。アリストテレスのような学びの姿勢が、現代人にとっても必要じゃな。

ぼっち

広い分野を勉強して、新しいものを見つけようとすることが大事だね。でも、博士はいったい何を研究しているの?

はかせ

そういうことはお母さんに聞きなさい

 

はかせからひとこと

はかせ

現代社会は、情報化が進み、知りたいことは瞬時に調べられるようになった。

しかし、そんな便利な時代でも、アリストテレスが行ったように「自ら分類し」「守破離を目指し」「広い分野を学ぶ」ことが大切じゃ。

「AIが人の仕事を奪う」と言われるこれからの時代、わしたちは専門的な知識をうのみにするだけではなく、様々な分野の橋渡し的存在になれるよう、学び続けることが大切だと言える。みんなも、アリストテレスのような生き方を目指そう

 

この記事を読んだ人におすすめの記事

 

【情報収集の重要性】情報を知識に変える思考法2つ

2016.02.25

幅広い分野を学ぶうえで大切な「情報収集」のための思考法を解説しています。守破離にしても、幅広い分野を学ぶにしても、重要なのは「情報収集」です!

 

オススメの「転職サービスランキングTOP3」をご紹介!

転職を検討している方に向けてIKIKATAおすすめのサービスをご紹介します。

1位 求人スカウトが来る『BIZREACH(ビズリーチ)』

ビズリーチ

『ビズリーチ』の特徴

利用企業数は5000社以上。無料で利用できるスタンダード会員と、有料のタレント会員、プレミアム会員があり、会員のクラスによって閲覧できる求人や届くスカウトなどに差が出るのが特徴です。また、ヘッドハンターからスカウトが来る珍しい転職サービスです。

どんな人にオススメ?

  1. 会社には転職活動がバレたくない方(入力した、現在や直近に在籍していた会社情報はプロフィールに公開されないため)
  2. 年収をアップさせたい方
  3. 忙しく転職活動に時間が取れない方

2位 強みが見つかる転職力診断!『リクナビNEXT』

リクナビNEXT

『リクナビNEXT』の特徴

『リクナビNEXT』の最大の特徴は、「グッドポイント診断」と呼ばれる自己分析ツールを最初に活用できる点。転職活動は、ご自身の強みや得意分野などを明確にすることが大切ですが、なかなか自分で理解するのは難しいもの。『リクナビNEXT』では、登録後に自己分析のための診断をすることができます。また、その診断結果は、実際に応募時に診断結果を添付することもできます。

業界No.1の転職実績で、転職活動の基本からサポートしてもらえるので、「転職したいけれど、何をすればいいかわからない」という方にこそオススメのサービスといえます。

どんな人にオススメ?

  1. 転職活動に不安があり、最初に何をすればいいか分からない転職希望の方。
  2. 自己分析など、転職活動に必要な情報を多く収集したい方。
  3. 異業種・職種への転職を希望している方。

3位『正しい転職』を助けてくれる『パソナキャリア』

パソナキャリア

『パソナキャリア』の特徴

『パソナキャリア』は、転職エージェント。手厚い転職サポートを登録後から採用まで一貫して行ってくれます。(すべて無料)

キャリアや転職に関する悩みがある方にとっては、求人案件を探すだけではなく、そもそもの働き方や求める条件を絞りこむことが大切です。『パソナキャリア』であれば、転職活動における悩みを抱えずに採用までスムーズに行くことができるでしょう。

どんな人にオススメ?

・転職活動に不安や漠然とした心配がある方。

・キャリアカウンセリングなど、転職相談を受けたい方。

・信頼感のある情報源から、求人案件を得たい方。

転職サイトの利用の流れ

転職サイト登録後の流れについて不安のある方は是非こちらを参考にしてみてください。では登録後の流れを見ていきましょう。

1.サイトの会員登録

まずは、該当する転職サイトで会員登録を行います。

このときに、氏名や電話番号など必要最小限の個人情報を入力します。長くても5分ぐらいで会員登録を完了できます。

基本的にどんなサイトでも無料ですので、気軽に登録できます。

2.プライベートオファーの登録

サイトによっては、プライベートオファーを受けることができます。

プライベートオファーとは、自分の職歴などのスキルや希望職種などを登録して、転職サイトに登録している企業側に、自分の情報を公開するすることにより、企業側よりオファーを受けることができるシステムです。

注意点としては、オファーがきたからといって必ず採用される訳ではないというところ。しかし、オファーが来ると言うことは少なからず企業側が自分に興味を持ってくれているということなので、通常応募よりは採用される確率は上がるといえるでしょう。

3.求人を探して応募

プライベートオファーを利用しつつ、自分でも積極的に求人を探しましょう。

どの転職サイトでも、勤務地や職種などの条件を細かく指定できますので、自分に合った条件で求人を探しましょう。自分の条件に当てはまる会社が少ない場合は、条件を絞って検索してみましょう。

4.書類選考

気になる会社があったら積極的にエントリーしましょう。

会社にもよりますが、最初に履歴書と職務経歴書を郵便 or メールで送付します。

5.面接

書類選考が見事に通ったら、次に面接があります。

6.合否発表

会社によっては2、3回面接を行うところもありますが、無事面接が終わると後は合否を待つだけです。合否を待っている間も、落ちたときのことを考えて転職活動は引き続き行いましょう。

その他「転職サービスランキング」も掲載中!

今回ご紹介した「転職サービス」以外にも、様々な転職サービスをランキング形式で掲載しています。「もっといろんなサイトを検討したい、転職求人をとにかくみたい!」と考えている方は、下記の記事から検討してみてくださいね。

おすすめ転職エージェントランキング!選び方や注意点・活用法まとめ

スポンサードリンク

この記事を好きなツールでストックしよう↓

転職サイトをまとめて見るなら【IKIKATA Database】

IKIKATA Databaseは各業界の転職サイト・エージェントをニーズ別にまとめたサイトです。転職を検討している方は是非ご覧ください。