「プレイフル」に生きる これからの大学職員に求められる能力とは?

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具体的な業務

 

山形大学事務局で広報の仕事をしています。具体的には学長定例記者会見の開催や大学のHPの更新、広報誌の発行などです。2015年に特に力を入れて取り組んだのは、山形大学の「ブランド力強化」です。

また、山形大学学生広報YUM!との協働も強化しています。

 

今の仕事に就いたキッカケ

 

山形大学の学生(人文学部)当時は、公務員、それも山形県職員になりたかったんです。しかしその夢は叶わず、まったく眼中に無かった母校の職員となり(当時は国家公務員)不本意ながら勤めることになりました。(笑)

最初の配属先となった工学部経理係では、正直「なぜ大卒の私がこんなことを…」という気持ちで仕事をしていましたね。

それが、採用2年目にある教授から誘われた海外の大学調査を契機として
大学職員としての「職業観」が変わりました。ちなみに「ある教授」とは現在の山形大学学長の小山学長なのです!

海外の大学調査では、イギリス、チェコ、アメリカを1か月ほどで回り、大学事務職員にインタビューしました。彼らは大学職員として、「プロフェッショナル」でした。具体的に言えば、彼らは自分の働いている大学の方針や経営について自信を持って説明できました。

一介の事務局員でも、“国の文教政策や大学全体の経営や方針について外部に向けて説明できる”という日本の大学職員との違いに感動しました。

帰国後はその感動を忘れないよう仕事をしています。

また、桜美林大学大学院で「大学アドミニストレーション」を学んだことで、その学びを業務に活かすようになりました。

「山形大学に貢献しなければ!」という使命感を持つに至ったのは、そういった経緯があります。

 

ひぐち・ひろお/ 1969年山形県生まれ。1993年に母校山形大学に入職。文部省、 中国政府派遣奨学金留学生(行政官)、(社)国立大学協会、大学コンソーシア ムやまがた事務局等を経て、2015年から山形大学総務部広報室上席係長。修士 (大学アドミニストレーション)。趣味はジョギング、自転車、スイム、 登山、読書&懇親会。ブログ「前向き外向き自然体」やFacebookで情報発信中。

樋口 浩朗(ひぐち・ひろお)/ 1969年山形県生まれ。1993年に母校山形大学に入職。文部省、中国政府派遣奨学金留学生(行政官)、(社)国立大学協会、大学コンソーシアムやまがた事務局等を経て、2015年から山形大学総務部広報室上席係長。修士(大学アドミニストレーション)。趣味はジョギング、自転車、スイム、登山、読書&懇親会。ブログ「前向き外向き自然体」やFacebookで情報発信中。

 

 

 

仕事で工夫していること・考えていること(職業観・ポリシー)

 

「プレイフル」ですね。

仕事は当然「ギスギス」したりもしますが、
わくわくドキドキしながら(=プレイフル)仕事をしよう、と考えています。

一概に大学と言っても、「教員・職員・学生」、「法人本部と部局」など様々な関係性があります。

それらを調整しなければ大学を経営することはできません。
その中で、この「プレイフル」という行動様式が重要だと思っています。

また、学生の皆さんと職員として接するに当たっては、当然、自分たちも相応の能力がないといけません。そのために、自らの知識や情報はもちろん、コミュニケーション力や「人間力」まで絶えず更新するように心がけています。

 

 

樋口さんのような職種・業種を目指すために必要なスキル・資格

 

まずは、大学職員をイメージしながら「一般教養試験」に取り組むことです(国立大学法人職員については公務員試験に準じる)。

それ以外に必要なことは4つ。

1.コミュニケーション力
2.国内外の高等教育に関する基本的な知識
3.統計・情報処理などのスキル
4.英語や中国語などの語学力

現状、日本の大学事務職は、いわゆる「ジェネラリスト」が大半を占めています。しかし、欧米や中国の大学事務職は特定の分野に特化した「スペシャリスト」が多くなっています。

いずれにしても、広範囲の知識を学ぶ必要がありますし、同時に何か一つ専門分野を持つことが重要ですね。さらに、得意分野の情報や知識を深めつつ、不断に更新することです。

私は大学事務職員が各々の専門知識を活用することで、「大学経営の高度化」が進むと考えています。

 

樋口さんのような職種・業種を目指している人へのメッセージ

 

大学事務は、「やってみると意外と楽しい」仕事だと思います。人工知能で代替されない「これからの業種」にしたいとも考えています。

21世紀の社会を創っていく上で、大学は極めて重要な存在です。

「グローバル化」
「少子高齢化」など、大学を取り巻く環境が激変している今、大学への期待はこれまで経験したことがないくらい高まっています。

私たちはその期待に応えなければなりません。新しい時代は新しい「高等教育」を受けた人材が担うのです。

みなさんは日々広く深く学び(=インプット)、それを自分のため、ひいては社会のためアウトプットすることを心がけてください。


卒業後20年を超えた私も心がけているつもりです。

 

 

 

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