「就職活動」は、従来の新卒採用一色ではなくなってきました。
逆採用、逆求人などといった方法や、経営者と直接話して採用されるといった就活の仕方も増えつつあります。
でも、地方に住む就活生にとっては、そのような機会を住んでいる地域内で得ることができないのではないでしょうか。どうしても、就職活動において早めの行動を起こすためには「首都圏」に行かなくてはいけません。よって、お金がかかってしまいますよね。
しかし、「どのくらいかかるのか?」という概算費用を知って計画を立て、それを支援してくれるサービスを活用することで、地方学生でも首都圏で就活を行うことができます。
そこで今回は、地方学生が知っておくべき「就活にかかる費用」と、その解決策であるサービス「サポーターズ」を紹介していきます。
Contens
就活にかかる費用はどのくらいか?
さて、では地方学生が首都圏での就職活動をする際にかかる総費用はどのくらいでしょうか?
まず地方学生は、首都圏のインターンや説明会、就活イベントに行くための「交通費」が必要になります。中期・長期のインターンや、複数企業の説明会、面接を受ける際には「宿泊費」もかかります。
その他、細かい部分ではリクルートスーツなどの「衣装費」や証明写真や準備書類などにかかる費用などもあります。
就活は自分自身で期間を決めて行うものですから、その長さは一長一短ですが、地方学生が首都圏で活発に就活をするためには、15万~20万と考えるべきでしょう。もちろん、食費などといったものも期間中に含めるかどうかで計算は変わってきますが、貯金をしていない学生にとっては正直辛いものですよね。
就活中にお金がなくなってしまい、自分の志望する企業や説明会、行きたいイベントにいけなくなってしまうのは避けたいものです。まずは、費用を概算しつつ、「自分はどのくらいの費用があれば就活をすることができるか?」を明確にしておくべきでしょう。
金銭面から計画を立てておくことで、いざ就活に本腰を入れるときに余計な不安を抱えることが少なくなります。精神的な面からも、費用を概算しておくことをおすすめします。概算する際には、大体何か月ほど就活期間を考えているかをハッキリさせておくと考えやすいですよ。
地方学生の就活費用
・「交通費」
・「宿泊費」
・「食費(外食費)」
・「衣装費」+「その他雑費」
※あらかじめ概算しておきましょう!
就活の範囲に「首都圏」を選ぶべき3つの理由
さきほどの費用の概算をしてみると、「そもそも地方に住んでいる以上、首都圏で就活すべきことではないのかも…」ととらえてしまう方もいるかもしれません。
しかし、就職をする企業のロケーションを問わず、首都圏で就活を行うことは大切です。そしてそれは、「周りの同年代と差をつけることができるから」というだけの話ではないのです。
地方学生が首都圏で就活をする理由は3つあります。
1.イベントやセミナーなどの機会が桁違いに多い
首都圏では、地方とは比較にならないほど、自己分析や業界研究のためのイベントが開催されています。インターンと並行して、そのようなイベントに参加し、就職活動での意欲を高めたり、自分の将来を考えたりするための情報収集ができます。
これらイベントに参加必須!というわけではないにしても、「自分のため」に参加する機会は十分にありますよね。
2.あらゆる業種・職種の最前線を知ることができる
地方でもインターンや説明会はもちろん開催されています。しかし、その業界や企業の数は限られています。
自分の興味分野や志望する業界は、一度しっかり決まっていたとしても、視野を広げるためにできる限り見ておくことが大切です。そしてそのためには、その機会が多い首都圏に行かなければならないこともあるでしょう。
3.あらゆる地域の同年代と競い、関わることができる
「首都圏で就活をしよう」そう考えている地方学生は全国各地にいます。1、2で述べたように、イベントや業界研究のために首都圏を訪れる他にも、首都圏で就活をする意味があります。それは、同年代とインターンを通して競い、関わることができるということです。
就活は競争ではありませんが、能力を誰かと比較したり、制限時間内で一定の成果をどれほど出せるかという基準で、人の評価は相対的に判断できます。チームで競わせ、それに順位をつけるのも、「最も高い成績を収めたチーム」を決めるためのものです。
そういった競い合いを通して、視野を広げることは自分の志望する業界やシゴトに関する熱意や面白さを呼び起こす動機になります。面接のときも、確固たる自分をもって臨むことができますよね。
以上、3つの理由から、「地方学生が首都圏で就活をする理由」をご説明しました。
「あなたは何を目的に首都圏で就活がしたいのか?」をしっかり考えておくことが大切です。この3つのうち、あなたはどれに当てはまるでしょうか? しっかり考えてみることが大切です。
企業が就活費用を支援してくれるサービス「サポーターズ」
首都圏で就活をしようとしている地方学生の皆さんが最も悩むのが「費用」であることは、冒頭で述べた通りです。
しかし、就活支援系のサービスの中で、この「費用」という課題を解決してくれるサービスがあります。それが「サポーターズ」という就活支援サービスです。
サポーターズでは、企業から就活生へ、「交通費の支援金」を受け取ることができます。
大学の所在地と開催地によって、「1000円~5000円」の支援金を受け取ることができますし、企業からの「スカウト機能」によっても支援金を受け取れます。
加えて、200を超えるIT企業と繋がったり、経営者や人事の方々と会えるイベントにも参加することができます。サポーターズイベントも魅力的なものが多く、視野を広げるための一助になるでしょう。(下記画像は参考例です)
自分のプロフィールを設定することで自分の志望する業界を提示することもできます。また、トップページからイベントや説明選考会への参加申請を行うことが可能です。
就活を始める際には、「サポーターズ」を使ってみましょう。
「あなたは何を目的に首都圏で就活をするのか?」
地方学生であるあなたは、何を目的に首都圏で就活をするのでしょうか?
それが決まってさえいれば、たとえ志望する業界の情報や自分がやりたいシゴトが明確でなくとも、それらは「後からついて」来るものです。近道はなく、地道な作業であるのが「就活」なのです。
地道な作業を続けていくためには、「費用」などといった「余計な不安」を払しょくする必要があります。そして、そうした不安を払しょくしてくれるサービスは多く存在します。IKIKATAでは、就活に悩む方々のための情報のキャッチアップを、これからも続けていきます。
今回は「サポーターズ」をご紹介しました。これから就活を控える2018卒地方学生の皆さんは、ぜひ登録してみてくださいね。