【新社会人向け】あなたの3年後のためにまずロールモデルを見つけよう

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「将来が不安」「将来が見えない」「自分はずっとこのままでいいのだろうか」

社会人若手であるあなたは、日々のシゴトや生活の中で考える悩みや課題とは別に、これから自分がどのような道を歩んでいくのかが分からず、漠然とした不安を抱えてしまうこともあります。

自分の今の働く環境や生活の仕方などを振り返って、不安や心配を抱えてしまう人は結構多いもの。しかし、漠然とした不安を抱えている状態では、後ろにも退けず前にも進めませんよね。

漠然とした悩みを抱えているときは、いくら具体的なノウハウやハウツーを学んでみても、どうにもならないことがあります。そんなとき、不安を払しょくするためには、何が必要なのでしょうか。

今回は、若手の皆さんが悩みがちな「将来への不安」をどうやって払しょくするか、その方法・考え方をご紹介していきます。漠然とした悩みにさいなまれたとき、この記事に目を通してみてくださいね。

 

まずは「不安」を明確にすることが大切

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「将来への不安」は、社会的地位や経済的困窮と相まって出てくる場合がほとんどです。

しかしそれ以外にも、たとえば「今の職場環境でずっと続けていくべきなのだろうか?」といったキャリアに関する悩みがありますし、「結婚や子育て」といったライフプランに関する悩みもあるでしょう。

そのような悩みは、みなが悩み、課題と感じる問題です。しかし、人それぞれ状況が違いますからいくら「お金を貯める方法」や「転職をうまく切り抜ける方法」を学んでみても、役立つかどうかはあなた自身の責任になってしまいます。

しかしそれでも、漠然とした不安を抱えるより、不安を「区別」して、ものごとを分けて考えることが重要です。

たとえば、あなたには結婚を前提に付き合っている人がおり、今のシゴトを続けるかどうかに悩んでいる20代後半の男性ビジネスパーソン。この場合は、「結婚」「子育て」といったライフステージの切り替えに繋がる「不安」と、「シゴトの環境を変えるか否か」というキャリアプランにおける「不安」に分けて考えることができますよね。

大事なのは、一度分けて考えること。

確かに、結婚について考えるときは、「シゴト」に関することも関係させて考えないといけません。しかし、考えるべき解決策や起こすべき行動は別のモノです。

まずは、自分が何に「不安」を抱いているのか、それを紙に書きだしてみましょう。大まかに分類するときには、下記のようにまとめるといいでしょう。

自分は何に不安を抱いているのかを「明確化」するリスト

・結婚・子育てに関する不安は?
・自身のキャリアに関する不安は?
・経済的なこと・貯蓄のことに関する不安は?

自分が不安に感じていることをはっきりさせることが重要です。明確化したら、次のステップです。

 

「ロールモデル」を見つける

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「ロールモデル」という言葉をご存知でしょうか?

 

「ロールモデル」とは?

ロールモデルとは、具体的な行動技術や行動事例を模倣・学習する対象となる人材。多くの人々は無意識のうちにロールモデルを選び、その影響を受けている。「 ○○のようになりたい」という憧れは誰しもが持った経験があるだろう。 リーダーシップ開発では、より意識的にロールモデルを選び、分析したうえで学ぶことが求められる。

(引用:ロールモデルとは グロービス・マネジメント・スクール

 

要するに、ロールモデルとは自分の考え方や行動の「お手本」となる人物のこと。

ロールモデルを見つけることで、「あの人ならこうする」「彼/彼女ならここでこう考える」と、自分を客観視してものごとを考えることができます。

また、具体的な悩みに直面したときに、直接その人の行動を学んでおくことで失敗を少なくすることができます。

たとえば、「子育てとの両立を考えるために、これまでの職場からどのように条件を絞って転職をしたか?」という体験談は、これから私たちが直面する課題に対する具体的なアドバイスになりますね。

また、 「給与の高さだけで職場を選んで人生設計が変わってしまった」という失敗談を聞けば、自分はそれを反面教師として学ぶこともできます。

あなたは前のステップで、今の課題を「分けて」考える作業をしました。

この作業は、ただ不安を和らげるための作業ではなく、ロールモデルを見つける際に「この人のどの部分を見習うか?」を明確にするためのものです。

今一度、漠然とした不安を「分けて」考えてみましょう。

 

「ロールモデル」はどうすれば見つかるの?

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では、どのようにすれば、ロールモデルを見つけることができるのか。

ロールモデルは、歴史上の偉人を尊敬するのとは少しおもむきが異なります。

たとえば、あなたの両親や、職場の上司、その他学生時代の先輩など、あなたより先に何かを経験して、そこから何かを学んだ人を「ロールモデル」にするべきなのです。

よって、「この人のすべてが評価できる」という完璧な人を「お手本」にするべきではありません。そもそも、人それぞれできること、できないことというのは異なりますから、すべてを完璧にこなすことができる人は見つからないでしょう。

大切なのは、「この人のこの部分をマネしよう」と思えるかどうか。そして、「マネしたい」と思えるようになるためには、今の自分が抱えている課題を明確にしておくことが必要です。

たとえば、「企業ではなくフリーとして活動している方」は、あなたが悩む職場環境のことをいったん「別の視点」から捉えることができますよね。「こういう道もあるのか!」「こういうやり方があるのか!」と、実際自分がそうするかどうかはともかく、知っておくこと。それが「自分自身の選択肢を広げる」ことに繋がります。

「あなたが悩んでいることを『うまく切り抜けた人』は誰でしょうか?」

「あなたが悩むその課題を次のチャンスへと変えるために必要なことは?」

 

「ロールモデルを見つける」とは、そのような問いを自分の不安から見つけて実際に参考にすることなのです。答えは自分自身の中にありますが、そのための「お手本」はいつでも社会の誰かの中にあります。

 

自分の「生き方」は自分で創れる。しかし、自分だけでは完成しないものでもある。

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「自分がどうしようと勝手」という考え方は、現代社会では立派な一つの考え方です。

しかし、そのような自己充足感は、時として窮地に立たされたときに「不安」を呼び起こす「諸刃の剣」なのです。

あなたが、どのくらい自分の「生き方」を考えて答えを導こうとしても、ほとんど場合明確な答えができることはまれでしょう。だからこそ、「ロールモデル」を発見し、そこから自分の考え方や行動を決めていくことが大切です。

 

「生き方」を学ぶには

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「ロールモデルを発見する」ことはつまり、ロールモデルになる人と多く接する機会を持つことです。しかし、仕事の都合や時間の制限があります。そう簡単に「ロールモデル」が見つかる社会ではありません。

直接、自分の近くにそういった「ロールモデル」がいない場合は、ぜひIKIKATAインタビューを参考にしてください。

「ライフスタイル」 「職種」 「業種」といった観点から、多種多様な職業人の「生き方」をご紹介しています。

まずは、「ロールモデルの見つけ方」をおさえておき、漠然とした不安を払しょくする方法について熟知しておきましょう。あなたの不安も、あなた次第で答えを導くことができます。

その他、人生論や「生き方」について学ぶためのベストセラーをまとめた書籍をIKIKATA監修のもとご紹介しています。「ロールモデル」を見つける方法は、実はたくさんあるのです。

「生き方」に悩む人へおすすめする「人生を変えるための本」10選

2016.08.13

 

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