「転職」は人生の大きなターニングポイントになります。
その中でも、20代の一回目の転職活動をどのように考え行動していくかは、あなたの今後の働き方全体に影響を及ぼすと言っても過言ではありません。
今この記事を読んでいるあなたは、今の仕事に満足しておらず、はたらく場所を変えたいと考えています。そして、具体的に転職活動の準備を始める、もしくは始める手前にいるのではないでしょうか。
今回は、20代で未経験の職種・業種へ転職を考えている方向けに、転職全般の注意点をご紹介していきます。
この記事を読むことで、実際に転職活動を始める際の重要なポイントを知り、転職活動を有利にすすめることができます。ぜひ参考にしてください。
Contens
20代が未経験職種へ転職するのは厳しいって本当?
「20代で未経験職種へ転職するのは厳しい」「20代で転職するのは早すぎる」など、20代の転職希望者へのアドバイスには、こういった意見が多くあります。
しかし、実際は20代の人材を含め世の中は売り手市場になっているため、未経験職種への転職は十分可能といえる状況になってきています。
まずは、20代の転職者を取り巻く状況について見ていきましょう。
1 20代前半は第二新卒・既卒扱いで未経験採用されやすい
20代前半といえば、新卒入社した企業に勤め始めて3年未満の方です。おおよそ、24歳までの年齢の方を指します。一昔前までであれば「会社には最低でも3年いるべき」というのが主流でした。
しかし、今では3年未満に退職する20代は「2014年3月卒の新入社員」で3割以上という結果になっています。
出典:新規学卒就職者の在職期間別離職率の推移 – 厚生労働省
ブラック企業と呼ばれる会社がまだまだ存在することも問題として挙げられますが、一方で若手で離職しても再就職がそれほど難しくないという状況を表しているともいえます。
20代前半で3年未満で新卒入社した会社を辞めた方であっても、「第二新卒」「既卒」といったかたちで採用する企業が増加しており、「マイナビエージェント」など第二新卒向けの転職エージェントも規模を広げています。
2 20代後半は前半に比べ厳しいが、転職先は多い
20代前半だけではなく、20代後半である25歳以上の方も、未経験で転職できる職種は数多くあります。たとえば、人材不足が叫ばれている業界では「未経験可」の求人が多いです。
また、20代前半ほどではないですが、「ポテンシャル採用」と呼ばれる、今後の成長性を見込んで若手人材を採用する企業も存在します。
3 20代は男性・女性問わず転職できる
20代の女性の転職は、男性よりも「むずかしい」と言われることが多いです。
その根拠としては、結婚や子育てなど、30代に差し掛かってからライフスタイルが変化することによって、会社を短期で辞めることがわかるから…というのが理由が挙げられます。
しかし、現在は正社員でも福利厚生が充実している企業が採用を強めており、結婚や子育てと両立できる環境を整えるための働き方も柔軟に選べるようになってきました。
もちろん、そういった企業を選ぶ際にはやるべきことがありますが、以前よりも転職エージェントなど転職方法が広がり、昔ながらの「失業リスクがある転職活動」をしなくても済むようになってきています。
20代であれば、未経験職種へも転職できる可能性は充分あるのです。
4 採用基準はポテンシャルであり、転職に資格は必要ない
先程も触れましたが、20代の転職者を求める企業は「即戦力」だけではなくポテンシャルを見込んで採用をおこないます。
就職氷河期の頃、浸透入社枠を少なくしたことが原因で、企業に未来の管理職・マネージャークラス候補が少なくなったという経緯があります。
そこで、「ポテンシャル(本来の資質や能力)」をもとに若手を採用して、企業に貢献してくれる人材を確保しようという動きが生まれています。
そのため、20代後半だからといって資格取得を目指す必要があるわけではなく、むしろ経験・スキルをしっかり積みつつ、ライフワークバランスの優れた働き方ができる職場を目指すほうが良いでしょう。
20代の転職は、職種選びと転職活動の方法さえしっかりおさえておけば、失敗することはありません。
ただし、どんな職種であれば転職しやすく、自分はどんな方法で転職活動を始めるべきかは必ず知っておく必要があります。
まずは、20代におすすめの職種を見ていきましょう。
20代前半・後半の転職におすすめの職種は?
20代が未経験から目指しやすい職種をリストアップして掲載していきます。あくまでも参考例ですが、正社員転職を目指すのであれば、下記の職種から求人を選ぶのも良いでしょう。
1 営業職/販売職
営業職は新卒社会人の7割が所属する職種であるともいわれ、非常に目指しやすい職種です。しかし、営業職といえども業界や企業により仕事内容は大きく変化します。
また、ビジネス現場の最前線で仕事をする職種であるため、どの企業でもやる気があり継続して成果を上げてくれる人材を募集しています。
また、販売職もアパレルや美容、ジュエリーなど店頭販売をおこなう企業や店舗で求められている職種であり、未経験から目指しやすい職種のひとつです。
おすすめ記事:「営業職」におすすめの転職エージェント・サイトTOP5を調べました
おすすめ記事:「販売職」におすすめの転職エージェント・サイトTOP5を調べました
2 事務職
事務職は、営業職などと比べて求人数自体は少ないものの、一般的な事務処理能力や顧客対応、PCによる資料作成スキルなどが求められる仕事として求人数も多いです。
倍率が高いことも多いのですが、若手であればあるほど採用されやすいため、目指すのであれば20代の時期が良いでしょう。
また、経理や医療事務、法律事務など様々な分野ごとに事務の職種は分かれているため、自分の属したい業界の事務を探してみるのもひとつの方法です。
おすすめ記事:「事務職」におすすめの転職エージェント・サイトTOP5を調べました
3 介護職
介護職は超高齢社会を迎えている日本で人材不足が叫ばれている職種です。そのため、未経験から入社し、ケアマネージャーなどのキャリアアップのための資格取得を支援してくれる職場も多いです。
介護職の仕事は、介護専門の転職サイトや転職エージェントがあるため、特に求人を探しやすいというメリットがあります。
おすすめ記事:「介護士」におすすめの転職エージェント・サイトTOP5を調べました
4 プログラマー
IT業界におけるプログラマーなどの職種も、未経験から目指すことのできる職種です。ただし、1〜3でご紹介した企業と比べると、実態がわからないものが多く、求人を探すのは一苦労です。
そのため、第二新卒向けの転職エージェントを活用し、希望条件に合った求人を紹介してもらうことをおすすめします。
おすすめ記事:おすすめ転職エージェントランキング!選び方や注意点・活用法まとめ
ここでご紹介している職種以外にも、20代の方が未経験から目指すことのできる仕事は数多くあります。ただ、上記の職種が転職先として選びやすいことをチェックしておきましょう。
20代の方が転職を成功させるには、とにかく多くの求人から条件にあったものを絞り込み、数社の候補を決めて面接対策をしっかりおこなうことが大切。
ですがその前に、あなたが本当に転職するべきかどうかについて考えていきましょう。
20代の代表的な転職理由は?
20代の転職者は、一般的にどのような理由で転職を考えており、実行に移すのでしょうか?
一般的な理由をおさえておくことで、あなた自身の仕事での悩み・課題がどの程度転職の動機になり得るのかが分かります。
大手転職サイト「DODA」の調査によると、20代の転職理由TOP3は…
- 1位 他にやりたい仕事がある:13.9%
- 2位 給与に不満がある:8.1%
- 3位 残業が多い/休日が少ない:7.2%
という結果になっています。
上記調査を踏まえた20代の転職事情としては、「やりたい仕事」かつ「条件面に満足できる環境」を目指して転職することが一般的になっているといえるでしょう。
「転職するべきではないかもな」と感じている方もいるかもしれませんが、転職エージェントなどを利用すれば、在職中でも転職活動をすることは可能です。
そのため、もし上記のような転職理由に当てはまっているのだとすれば、一度転職活動を進めてみるべきでしょう。
20代で転職をするメリットは?
「やりたい仕事に就ける」「条件面に満足できる」…そんな仕事を見つけるために転職を志す20代の方が多いことが分かりました。
では、20代のうちに転職活動をおこなうことには、どんなメリットがあるのでしょうか?
ここでは、20代前半・後半の転職に分けてメリットを説明しています。
1 20代前半|「より魅力的な仕事」を探すキッカケになる
20代前半の方は、今回の転職が初めてである場合がほとんどでしょう。「本当に転職して良いのだろうか?」という疑問や悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
確かに、ある程度の期間働き続けて初めて分かる「仕事の魅力」はあります。環境や業務に慣れることによって、「転職したい」という思いは薄れていくかもしれません。
「この仕事を続けるべき」と考えているのであれば、無理に転職する必要はなく、今の会社・業界でスキルを磨いていくという働き方も正解といえます。
しかし、「新しい仕事がしたい」「もっといい条件の会社に転職したい」という思いを抱えたまま今の仕事を続けることは、自身の将来や人生計画をないがしろにしてしまうことに繋がります。
やりたいことがあるのであれば、転職というアクションは現実的な手段になります。
2 20代後半|「キャリアアップ」を目指すことができる
20代後半の転職の場合は、数年間ひとつの分野で経験やスキルを積み、人材価値が上がるためにキャリアアップを目的として転職をすることも可能です。
特に、ITや金融、その他専門的知識を有する職種・業種に於ける経験は、他業界や他業種で活用できることも多いといえます。
「もっと自分の経験を活かしたい」「こんな仕事がしたい」という明確な目的をもって転職することができるのが、20代後半のビジネスパーソンなのです。
20代の転職活動を成功させるためのポイント
では、20代のビジネスパーソンが転職する際には、どのような点に注意すべきなのでしょうか? ここでは、5つの項目に分けて解説しています。
1 自己分析を行う
面接や書類選考で重要視されるのは、「志望動機」「自己PR」などの就活同様の項目になります。
面接での質問のされ方は個別的なケースごとに異なるものの、あなたの「スキル・経験」「性格」「潜在能力」について聞かれることをおさえておきましょう。
転職サイト「リクナビNEXT」では、「グッドポイント診断」と呼ばれる自己分析ツールを利用することができますので、リンクからぜひチェックしてみてください。
自分の強みを客観的に観ることができ、自己分析をする際に大変役に立ちます。
2 応募先企業の求めている人材を知る
自己分析やこれまでの自分自身の仕事内容から、あなたのスキルや経験、実績を明確にすることができます。
次に重要なのは、あなたのもっているスキルは「応募先企業」が必要としているものかどうか? という視点になります。
応募先企業が求めている人材の内容は、求人の情報や採用ページを参考にすることで理解することができます。
応募先企業に自己PRをする際には、すべてのことを話すよりも効果的な部分を具体的に伝えることが重要になります。
たとえば、未経験の職種に応募する場合でも、前職で未経験の分野の知識を学んだ経緯やそれをもとに成し得た実績を具体的に面接で伝えることができれば、面接官にとってあなたが採用すべき人材かどうかが明確にわかるようになりますね。
3 経験をPRするなら3年以上の実績を基準にする
これまであなたが社会人生活を続けてきた中で得たスキルや経験は、大抵の場合「どの程度の期間中に、そのスキルや経験を得て仕事をしてきたか?」という基準で評価されます。
たとえば、3年以上同じ企業で働き続けた方は、基本的なビジネススキルを習得しており、実務経験も一定以上あると判断されるでしょう。
その上で、面接官は具体的にどんな実績を残してきたのか、どんな部分にあなたの強みがあるのかを判断するのです。
3年以上の経験がない20代前半の方の場合は、経験よりも応募先企業の理念や事業内容の魅力、そしてその会社の中でどのような経験を積み仕事をしていきたいかという「熱意」「モチベーション」を軸に面接や選考に臨むべきであるといえます。
4 求める条件を明確にする
前職を退職した理由や「転職したい」と考えた要因は人それぞれです。しかし、次の職場に求める条件は明確にできます。たとえば、給与や勤務日数、業務内容は事細かに明確にしておくべきです。
給与や職種などをあまり深く考えずに、業界や会社の規模だけで判断してしまうことは避け、転職サイトの求人情報は条件面を詳しく見て選ぶことが大切です。
20代転職者が良い企業を見つけるためには?
20代の転職者が良い企業を見つけ転職に成功するためには、これまでご紹介してきた項目ひとつひとつに注意して、丁寧に応募企業を選び、面接や選考を突破する必要があります。
しかし、転職活動は想像以上にすることが多いため、一人では不安である方も多いでしょう。特に、20代の転職者の方はそのほとんどが「転職未経験」です。
そのため、通常の転職求人サイトではなく、採用までサポートしてくれる転職エージェントを活用することをおすすめします。
転職エージェントであれば、あなたが転職市場で最もスキルや経験を活かせる職場や企業に入ることのできる可能性がグンと高まります。
なぜなら、業界ごとに精通したエージェントが、面接や求人の紹介といった転職活動のメインの部分までサポートしてくれるからです。
下記にて、IKIKATAおすすめの転職エージェントを複数ご紹介しています。特徴ごとにエージェントをご紹介しているので、まずは登録してみてはいかがでしょうか。
20代前半・後半の転職者におすすめの「転職エージェント」まとめ
エージェントサイトは、必要項目を入力し登録完了した後、メールや電話等であなたの日程に合わせて転職支援を行ってくれます。
「今仕事が忙しい!」「時間がないかも…」と不安な方も心配せずにまずは登録してみましょう。あなたの転職成功率がグンと上がります。
また、転職エージェントは複数活用することをおすすめします。
エージェント会社により、持っている求人数や種類に差があります。また、複数のエージェントを活用することで、より年収アップが期待できる求人を多く見つけることができます。
自分に合ったエージェントを「2〜4つ」登録しておくと良いでしょう。
マイナビエージェント|20〜30代の転職活動に最適!
『マイナビエージェント』の特徴
有名な就職サービス『マイナビ』が運営する転職エージェントサービスが「マイナビエージェント」です。
キャリア事業の大手ならではの信頼感と、太いパイプが売り。
特に20〜30代向けの求人情報に強みがあるため、転職が初めてで不安な若手社会人の方におすすめです。また、相談しながら転職活動を進めたい人にとっても力強い味方になってくれます。
20〜30代の方はほかの転職エージェントと同時に登録しておくことをおすすめします。
どんな人にオススメ?
- 希望する職種・業種が複数ある方。
- 大企業からベンチャー企業まで、あらゆる選択肢を考えているが転職に自信がない方。
- 20〜30代、第二新卒の方で、転職活動の選択肢を増やしたい方。
転職が不安なら最初に登録しておくべき!『リクルートエージェント』
『リクルートエージェント』の特徴
「リクルート」が運営するエージェント型転職サービス。最大の特徴はリクルートのパイプを活かした多数の求人案件にあります。業界ごとに精通したアドバイザーが、給与等の条件や面接対策などといったサポートをしてくれますので、転職に不安があるが、選択肢は多く持ちたい方が活用できる転職サービスです。
どんな人にオススメ?
・転職活動の条件などの交渉に不安がある方(代行してやってもらえます)
・面接や選考の書類など、具体的な転職活動の準備が不安な方。
・自身のスキルやPRポイントなどがよくわからず、転職に悩んでいる方。
『正しい転職』を助けてくれる『パソナキャリア』
『パソナキャリア』の特徴
『パソナキャリア』は、転職エージェント。手厚い転職サポートを登録後から採用まで一貫して行ってくれます。(すべて無料)
キャリアや転職に関する悩みがある方にとっては、求人案件を探すだけではなく、そもそもの働き方や求める条件を絞りこむことが大切です。『パソナキャリア』であれば、転職活動における悩みを抱えずに採用までスムーズに行くことができるでしょう。
どんな人にオススメ?
・転職活動に不安や漠然とした心配がある方。
・キャリアカウンセリングなど、転職相談を受けたい方。
・信頼感のある情報源から、求人案件を得たい方。
DODA転職支援サービス
『DODA」の特徴
DODAでは登録者に対して、サイトに公開されていない求人をキャリアカウンセリングの中でご紹介しています。業界・職種に精通した専任のキャリアアドバイザーがあなたのキャリア、お持ちのスキルを総合的に判断し、 現在の転職市場において強みとなる部分、弱点となる部分を整理します。
どんな人にオススメ?
・キャリアカウンセリングを希望する方。
・履歴書の書き方や模擬面接対策など、手厚いサポートが欲しい方。
・自分にあった企業がなかなか分からない方。
第二新卒・既卒・フリーターなら『DYM就職』
「DYM就職」の特徴と総合評価
株式会社DYMが運営しているDYM就職は、20代社会人向けの転職支援サービスです。最大の特徴は、第二新卒・既卒・フリーター、その他職歴に自信がない、職歴がない方でも就職サポートを提供してくれる点にあります。
また、求人紹介に加えて面接対策や服装指導といった就職・転職活動に必要な準備も手伝ってくれます。DYM就職を通して求人に応募すると、書類選考(履歴書などの提出)はなくそのまま面接へ進むことができます。
DYM就職は正社員求人のみを取り扱っているため、意にそぐわない契約社員・パート、アルバイトなどの求人を紹介されることはありません。
さらに、就職内定率は96%で、DYM就職を通して正社員へと転職を成功させた人の割合がダントツで高いです。
「すぐに正社員を目指したい!」そんな方におすすめですね。また、年齢は10代〜30代まで幅広くカバーしてもらえます。
どんな人におすすめ?
- フリーターから正社員への転職を目指す方。
- 契約社員などからキャリアアップしたいが、どんな仕事につけばよいか分からない方。
- 職歴に自信がなく、転職活動が不安な20代の方。
「転職サービスランキング」も掲載中!
ほかにも、転職エージェントは大手から中小まで様々なものがあります。
基本的には、求人数の多い大手エージェントを使うべきですが、特定の業界に強い特徴を持つサービスなどもあります。
- 他にもエージェントを見たい!
- 複数のエージェントに登録しておきたい!
- 自分に合った転職エージェントがどれかわからない!
という方は、下記ランキングを参考にしてください。
転職したい業界・業種が決まってるなら「IKIKATA Database」
IKIKATAと同時に運営している業界別・ニーズ別の転職サイト紹介メディア「IKIKATA Database」では、あなたが転職したいと考えている業種・業界別に転職サイトをご紹介しています。
あなたが「営業職」「事務職」など職種で転職を考えている場合や、「IT」「金融」など転職したい業界が決まっている場合は、こちらのメディアから転職サイトを検討してみましょう。
まとめ|20代の転職は働き方を変えるチャンスです
今回は、20代の転職者に向けて転職で注意すべきポイントをまとめご紹介しました。
20代での転職は現在まったく珍しいことではなく、これから自身の働き方やキャリアを見据えるためには重要なアクションです。
今回の記事を参考にして、ぜひ実際の転職活動をスムーズに進めてみてくださいね。