【メタ認知】自分を客観的に見て「判断力」を身につける6つの方法

自分を客観的に見る
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シゴトで失敗やミスをしてしまったとき、業務が重なって頭が混乱しているとき、緊急事態で焦っているとき…落ち着いているときに比べて、「冷静な判断力を失ってしまう」ときがあります。

そんなときには、「自分を客観的に見る」ことが大切。それを心理学では「メタ認知」と呼びます。今回は、「メタ認知」を活用し、自分を客観的に見ることができるようになるための方法についてご紹介していきます。

もう、焦る必要はありません。メタ認知を駆使して、最大のパフォーマンスを出せるようにしていきましょう。

 

「メタ認知」とは?

 

「メタ認知」とは?

メタ認知(メタにんち)とは認知を認知すること。 人間が自分自身を認識する場合において、自分の思考や行動そのものを対象として客観的に把握し認識すること。 それをおこなう能力をメタ認知能力という。

(引用:「メタ認知」-Wikipedia

 

1970年代にアメリカの心理学者ジョン・H・フラベルによって提唱された心理学用語です。「メタ」とは、「高次な」「超えた」という意味合いがあります。

自分が考えていることや思っていること、自分の外見や言動などを第3者視点から見る能力のこと。これだけ聞くと、スピリチュアルなものを想定してしまいがちですが、心理的に「自分が認知しているものを認知する」という状態は、工夫次第で作ることが可能です。

メタ認知を行うことで、自分の行動や思考を少し遠のいた視点から見ることができます。よって、自分の間違いや焦りを「他人事」として見て、判断することが可能になるのです。あなたの行動や思考も、もっと明晰になることは間違いありません。

次の項目から、具体的に「メタ認知」を作り出すための方法をご紹介しています。ぜひ実践してみてくださいね。

 

「メタ認知」ができるようになるための6つの方法!

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(1)「自分がいつでも間違っている」と意識する

 

自分を客観視できていない代表的な状態として、「自分は完全に正しい」「まさか自分は間違っていないだろう」と思ってしまっている思い込みの状態があります。

そして、「あのときは正しいと思っていた」と、失敗をしてしまっても自分を正当化してしまいます。同じ失敗を繰り返してしまう人は、まずこの正当化してしまう状況を避ける必要があるのです。

そのためには、自分が決断、判断するときに「自分は間違っているのではないか?」と自分に対して自問自答することが大切です。どんな些細な決断に対しても、自分を疑ってかかるクセをつけておくことで、自分を客観的に見ることができます。

たとえば、外出する前に忘れ物がないかを指さし確認することも、「自分を疑ってかかる」ための方法のひとつ。忘れ物だけではなく、自分の行動一つ一つに確認をするクセをつけましょう。

 

(2)フロー状態を駆使する~ミカン集中法~

 

「ミカン集中法」とは、自分の後頭部に「ミカン」が浮かんでいると想定して、集中力を高める方法です。速読術「フォトリーディング」のインストラクターである山口佐貴子氏は、このミカン集中法を速読のための方法として提唱しています。

後頭部斜め上15cmほどにミカンを置いておくイメージの状態のままにしておきながら他の行動をすることで、その行動に集中することができるようになります。

この状態とメタ認知にはどのような関係があるのでしょうか?

理由は、自ら「フロー状態」を作っていることにあります。フロー状態とは、集中し物事に没頭してる精神状態を指しますが、これは自らのイメージで自分の精神状態を変えることに当たります。

よって、自ら集中力を増すことができるスキルを身に着けておくと、客観的に自分を見ることのハードルも下がります。

メタ認知の方法としては副次的なものですが、仕事上役立つノウハウですのでおさえておくべきでしょう。

 

(3)「ヒヤリ・ハット」でミスを予防する

 

「ヒヤリハット」とは?

ヒヤリ・ハットとは、重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例の発見をいう。文字通り、「突発的な事象やミスにヒヤリとしたり、ハッとしたりするもの」である。

(引用:「ヒヤリ・ハット」-Wikipedia

ヒヤリ・ハットは、「ハインリヒの法則」という労働災害の経験則の一つ。1つの大きな事故の背後には「29」の軽微な事故があり、その背景にはさらに300の異常が存在するという統計学上の数字が根拠になっています。

この「300の異常」こそが、「ヒヤリ」「ハット」を指します。

要するに、自らの行動の中で、ひやりとした経験や、ハッと気づいたことがらが積み重なった結果、「重大な事故」に繋がるというもの。労働災害でなくとも、失敗やミスを予防する方法として大切な考え方です。

(1)の「自分に間違いがないか?」を考えるという部分にも重なりますが、この「ヒヤリ・ハット」では、特に自分が確信をもって行った行動やその結果から導き出された「些細な異常」を認識することができます。

いつも何気なく対処している些細な問題や、いつもなんとなくこなしている事態に対して「重大なミス」に繋がる可能性を考えることができるのです。

ヒヤリ・ハットを実践するためには、「一日の振り返り」をするとよいでしょう。

「一日の振り返り」でヒヤリハット実践

「今日は、いつもと違う状況が発生しなかったか?」
「よく考えてみれば、あの状況はヒヤリハットに当てはまるのではないか?」
「明日以降に繰り返さないためにはどうすればいいか?」

どんな些細なことでも構いません。未来の失敗を今のうちに予想し対処しておくことは、自分を客観視するために重要です。

 

(4)大数の法則を考える

 

「大数の法則」とは?

大数の法則とは、コイン投げを数多く繰り返すことによって表の出る回数が1/2に近くなど、数多くの試行を重ねることにより事象の出現回数が理論上の値に近づく定理のことをいう。

(引用:「大数の法則」-コトバンク

 

「大数の法則」は、「コイン投げ」で考えると理解しやすい法則です。

理論上、「表が出る確率」と「裏が出る確率」は同じ「2分の1」ですが、10回程度コイン投げをしただけでは、理論的な確率が出ることは珍しいでしょう。しかし、何百回何千回と繰り返していくうちに、理論的な確率「2分の1」に近づいていくのです。

これは、あなたが行うどんな行動にも当てはめて考えることができます。

人は、身近な事例や過去数回の経験から「どうせ今回もダメだろう」と考えてしまいがちですが、それはコイン投げでいうところの「10回」にも満たないのかもしれません。逆に捉えれば、あなたは一度や二度の失敗で「必ず失敗する」と思い込んでいる可能性があります。

自分を客観的に捉えるためには、何よりも「思い込み」を考えから切り離す必要があります。

あなたが「どうせできない」とあきらめていたり、「失敗の可能性の方が多くあるだろう」と考えていることは、理論的には「何分の1」でしょうか。

それさえわかれば、あとは行動するのみです。実際に行動した結果からフィードバックを受け取り、地道に完全していくことこそが、自分を客観的に見て行動するうえで重要です。

 

(5)少数の法則を考える

 

「少数の法則」とは?

小数の法則とは、試行回数が少ないにもかかわらず大数の法則が当てはまると錯覚することをいう。

(引用:「少数の法則」-コトバンク

 

大数の法則の項目で、コイン投げを10回程度繰り返しても、理論上の確率とは同じ割合にならないということをお話ししました。そして、数度の失敗で人は「必ず失敗する」と思い込んでしまうこともお話ししました。

このような思い込みを「少数の法則」と呼びます。

自分を客観的に捉え、メタ的に自分の行動をとらえるためには、「失敗する可能性」と「成功する可能性」の両方のとらえ方をできる限り客観的にする必要があります。

たとえば、「20%の割合で失敗する」と「80%の割合で成功する」では同じ成功確率ですが、これは物事に対する人の「捉え方」で印象が全く異なります。「2割も失敗するのか…」と思う人もいれば、「8割成功するのか!」と安心する人もいますし、それは状況によって変わります。

少数の法則を考え、自らの行動を客観視するためには、2つの方法があります。

1.「データ元」を詳細まで見ること

世の中には、「確率を示すデータ」がたくさんあります。

たとえば、お金を借りてモノを購入し、お金を返済する」という一連のプロセスには、あなたの収入の状況だけではなく、返済する期間や、信用、そしてモノを購入するべきかどうかという価値判断まで様々です。

その他にも、たとえば「日本の債務残高は対GDP比で世界最悪だ」という情報に対しても、「金額ベース」で見てみると米国の方が上回っていることが分かります。

出典:http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/007.htm 着目する観点で何を問題にするかが変化する

出典:http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/007.htm
着目する観点で何を問題にするかが変化する

このように、着眼点で評価が変わることを意識しておくことが大切です。データの中から、「自分にとって最重要である数値や根拠は何か?」を明確にすることで、誤った判断をすることが避けられるのです。

 

2.「リスク」を考えること

「リスクマネジメント」という概念があります。

「リスク分析」→「リスクアセスメント」→「リスクファイナンス」→「PDCA」という具体的な手順を踏んでリスクを考えていく管理方法です。

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この順序でリスクがどの程度大きな影響を及ぼすか、また、経済的にはどんなリスクがあるのかを明確にすることができます。目先の数字につられることなく、客観的に行動するためにはリスクを明確にする必要があります。

 

少数の法則は、人の思い込みに重要な示唆を与えてくれます。まずは、大数の法則と少数の法則を日々の中で取り込んで考えてみることが大切です。

 

(6)感情的落ち着きを取り戻してから論理的に考える

 

「メタ認知」のためには、客観的な「第3者の目線」で自分自身を見る必要があります。しかし、「自分を客観的に見ろ!」と言われてできるようであれば、そもそもメタ認知について学ぶ必要はありませんよね。

そこで最も大切なのは、「感情の落ち着き」を取り戻してから、「論理的に考える」という思考の順序です。まずは、あなたが抱えているストレスや不安を解消するところから始めるべきでしょう。

この順序を無視してしまうと、かえって「冷静にならなければ!」と焦ってしまうことになりかねません。そうならないためには、きちんと自分をいたわる時間を確保する工夫が必要です。

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「メタ認知」は工夫次第で身に着く!

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今回は、自分を客観的に見るための「メタ認知」の解説と、具体的にどんな方法でメタ認知を実践できるのかについてご紹介しました。

どれも、日常の中で意識することによって初めて効果が出てきます。少し考える量が増えるかもしれませんが、それを習慣にすることができれば、あなたの客観的な認識能力が向上するでしょう。もちろん、具体的なシゴトの中でも効果が出てくることは間違いありません。

自分を「メタ的に見る」工夫をぜひ実践してみてくださいね。

 

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