20代が素晴らしい人生を生きるためにやっておくべき5つのこと

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20代は、シゴトの忙しさに明け暮れ、将来への不安を抱く微妙な時期です。

そんな時期には、この先の長い人生を見据えて行動することがなかなか難しいものです。30歳になってから、「20代のうちから考えおけば…」と考えてしまうこともあります。

今回は、20代のうちに考えておくべきこと、やっておくべきことを5つに分けてご紹介しています。

ご紹介する5つのことについて考えてみて、自分自身の「生き方」を改めて考えるキッカケを見つけてみてください。また、自分が日常の中でどんなことを考えて生活していくべきかが分からなくなったときは、この5つに立ち戻って考えてみてくださいね。

 

20代でやっておくべきこと5つ

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(1)具体的な「仕事術」「ノウハウ」を学ぶ

 

20代のうちに、教養を学ぶことや情報収集を日常的に行うことは大切です。たとえば、歴史について学んだり、政治社会に関するニュースに目を通したりすることです。

しかし、20代のうちはまだまだ自分の職場環境の中で学べることが多いですし、加えて、転職を考えるならば、どんな環境でも通用する「仕事術」「ノウハウ」を身に着けておくことも大切です。

たとえば、会議の際に使えるアイディア発想法のフレームーワークを活用できるかどうか、という部分や、スケジュール管理・タスク管理の方法など、具体的な現場で活用できるスキルを身に着けておく必要があるでしょう。

ここで大切なのは、今の環境だけで通用するノウハウだけではなく、「どこにでも通用する」ようなノウハウ、仕事術を知り、身に着けておくことです。自己啓発書やビジネスノウハウの記事を読んで「できるつもり」になるのではなく、しっかりと現場で活用することに意味があります。

「知っていることとできることは違う」とはよく言われることですが、これを実際に肝に銘じることはなかなか難しいものです。逆に、「知っている」ことがあしかせになってしまい、「知っているのに、なぜ実際にできないんだ、自分は覚えが悪い人間なんだ」と劣等感を感じてしまう場合もあるでしょう。しかし、それはごく当たり前のことです。言われたからといって、「実際にできるかどうか」が分からないのと同じなのです。

だとすれば、私たちはできる限り多くのノウハウを知っておき、これから巡り合うできごとやチャンスにそれを応用する姿勢が大事なのではないでしょうか。「できない」と嘆くのではなく、「失敗をチャンスに変えていこう!」という学びの姿勢が大切です。

失敗から学ぶためには、実際に現場で学んだことを実践しながら改善していく考え方と行動が大切です。失敗から学ぶ方法には、「TEFCASの法則」を用いると考えやすくなります。下記記事も参考にしてください。

成功者が実践している、失敗から学ぶために必要なこと

2016.02.23

 

具体的な「仕事術」「ノウハウ」を学ぶポイント

・教養や時事問題を学ぶことも大切
・スケジュール管理などの「具体的なノウハウ」「仕事術」を学び、実践する
・「失敗をチャンスに変える」姿勢と考え方を実践する

 

(2)「ロールモデル」を見つける

 

「ロールモデル」とは、「自分のお手本となるような生き方や働き方をしている人」のことを指します。

20代のうちは、「転職するかどうか」「結婚するかどうか」「これにチャレンジするかどうか」といった選択肢をまだ経験が浅いうちから選び取らなければいけない時期です。そんなとき、あてずっぽうで選択肢の中からひとつを選ぶよりも、「あの人ならどうするか?」と考えたうえで選択肢を選ぶ方が確実です。

もちろん、選択肢には”正解”がない場合がほとんどですが、それでも、「あの人ならこうするだろう」と考えることには、「メタ認知」ができるという点で大きな意味があります。「メタ認知」とは、自分を客観的に見れるということ。

「AとBのどちらを選ぶか?」という判断を迫られたとき、重要なのは冷静に考えることです。しかし、たいていの場合、冷静な頭で考えられる余裕がない状態です。そんなとき、混乱している、焦っている状態で選んだ選択肢は、後々後悔してしまうことが多いもの。なぜなら、「あのとき冷静に考えてみれば…」と過去の行動を悔やんでしまうからです。

選んだ選択肢がたとえ間違っていたとしても、その選択肢を選んだ理由が、冷静に考えたうえでの結果だとしたら…それだけで「あの選択の何が間違っていたのか?」をしっかり考えていくことができます。

まずは、自分より経験があり、成果を出している人をロールモデルにしてみましょう。「ロールモデルの見つけ方」は下記記事を参考にしてください。

 

ロールモデルがいない人必見!環境別ロールモデルの探し方

2016.03.23

 

「ロールモデル」を見つけるポイント

・選択肢を選ぶ際の「ロールモデル」を見つける
・「ロールモデル」はメタ認知のために必要なこと

 

(3)本気で恋愛をする

 

20代のうちは、環境の変化や心境の変化が目まぐるしい時期であるといえるでしょう。たとえば、転勤や将来への不安、シゴトに関する心配などなど、「自分のこと」に関する心配は絶えません。

そんなとき、「恋愛なんてしているひまなんてない!」と思ってしまうこともあります。恋愛は映画やドラマではきれいに描かれることがほとんどで、魅力的ですが、実際には考えることも増えることがらです。

しかし、「相手のことを大切にする」という点でいえば、世の中で最も必要な「スキル」と言えるのではないでしょうか。スキルと呼んでしまうと野暮な感覚がありますが、恋愛以上に「あいてのことを大切にする」ための感情と行動が必要なものごとはありません。

だからこそ、恋愛に関しては20代のうちに本気で取り組むことです。当然、恋愛だけに集中するということは不可能ですが、だからと言って捨てるべきことではないのです。

人は一日8時間のシゴトを約40年間続けます。しかし、退職後20年間と、一日のうち働いている8時間を差し引いた16時間分は、家族、友人、そして妻や夫と過ごす時間なのです。

ですから、将来を考えるうえで恋愛は無頓着でいられることがらではありません。環境の変化、心境の変化が著しい20代であるからこそ、自らの人生の全体像をとらえることが必要です。そして、そのためには恋愛は不可欠です。

 

本気で恋愛をするポイント

・環境や心境がめまぐるしい時期こそ、恋愛が大切である
・恋愛は「相手のことを大切にするスキル」を身に着けるキッカケになる

 

(4)親孝行をする

 

初任給で親にプレゼントしたり、旅行に連れて行った経験がある方も多いでしょう。今まで育ててきてもらい、20代になっても支え続けてくれる親に対して感謝の気持ちを持つことが大切です。

もちろん、「そんなことは言われなくても分かる」と思ってしまうようなことですが、改めて考えてみましょう。

たとえば、あなたは一人暮らしで長期休暇を使って帰省するとき以外は親と顔を合わせることがない状態であるとします。

年間3回ほど顔を合わせており、一回の帰省につき、「顔を合わせて話す時間」が12時間(三日の帰省で4時間ずつ)と考えると、40年間で60日程度しか時間を共有していない計算になります。

予想より、全然少ない…そう感じる方が多いのではないでしょうか。

工夫すればもっと多くの時間を共有することもできるはずですが、それをしても「親孝行」にはなりません。大切なのは、「あなたが幸福でいること」です。そして、それをきちんと親に伝えることなのです。

親に対して改めて分かり切っていること、話さなくても伝わりそうなことはたくさんありますから、「あえて自分がうまくやっているかを話す必要はない」と感じる方もいるでしょう。しかし、「分かり切っていることでも実際に伝えてほしい」ことは、世の中にたくさんありますよね。

まずは、言葉でしっかりと感謝ややさしさを伝えること。そして残された時間をしっかりと考えて親孝行するという気持ちを、改めて持つことが大切です。

 

親孝行をするポイント

・親と共有できる時間は思っているよりも少ないことを知る
・「時間」だけではなく、「あなたが幸福でいること」を言葉で伝える

 

(5)「大きな目標」を掲げる

 

20代は、学生のころとは違って「ターニングポイント」が見えにくい時期です。高校生であれば、「大学受験」か「就職」か、といった選択がありますし、大学生であれば「就職活動」という人生の選択があります。

(1)で、今の環境で具体的な仕事術を学び、実践することが大切であることをお話ししましたが、日々の忙しさに明け暮れ、一日一日をせわしく過ごしていくだけでは、あまりにも20代の時間がもったいない、ということもまた事実です。

20代の時間を有意義に使うためには、「大きな目標」を建てることが重要です。それが、これから何十年もの人生を過ごすうえで自分自身を支えてくれます。

「大きな目標」と言っても、目標の内容が壮大である必要はまったくありません。たとえば、「60歳までに5000冊の本を読む」という目標でもいいですし、「家族と20回旅行に行く」でもよいのです。もちろん、「異業種の知り合いを1000人作る」でも、なんでもOKです。

日々の生活の中で、一つ重要なアクセントになるような、そんな「長期的な目標」を作ってみましょう。目標を立てる狙いは、「日常に非日常的なイベントを少しずつ入れることで、楽しみを増やす」こと。

それは、意外なほど自分自身の日常を楽しくしてくれます。

 

「大きな目標」を掲げるポイント

・ターニングポイントが見えづらい20代には「大きな目標」が必要である
・日々の生活のアクセントになるような目標を持てば、日常が楽しくなる(壮大な目標である必要はない)

 

20代のうちから、「長期的な目線」を持つことは難しい

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20代のうちから、先々の将来のことについて思いを巡らすことや、考えることは難しいでしょう。

だからこそ、分からないことや不安なことについて心配してしまいます。考えているようできちんと考えられない、そんな矛盾が多いのが20代の時期です。

しかし、だからこそ「大切にすべきことは何か」「やっておくべきことは何か」ということについて、絞って考えてみることが大切です。あなたの将来を決めるのは今の自分。だからこそ、今回は少し長期的な目線にこだわって「5つのこと」をご紹介しました。

「今のうちにすべきことはなにか?」と考えることは難しいものですが、考えなくていけないものです。今回の「やっておくべき5つのこと」に立ち返ってみて、ぜひ自分の人生について考えてみてくださいね。

 

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