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介護職の転職の志望動機 書くべきこと
志望動機には様々な例文や参考例がありますが、出来る限り自分の言葉で考え、伝えるのがベターです。その際に、注意すべきことは2つあります。
1 「これまでに何をしてきたか?」
あなたの介護職への熱意は、これまでの仕事の中で培われてきたものでしょう。「施設利用者から感謝された」「コミュニケーションを楽しくすることができた」「スタッフ指導を担当した」と様々な経験があるかと思います。
もちろん、介護職は未経験だとしても、これまでの生活や仕事の中で、介護職に活かせるご自身の好きなことはきっとあったはずです。「私はこれを続けてきた」という自負や思いは、誰にでもあるはずです。
どんな些細なことでもいですし、変に誇張する必要もありません。あなたが介護職で活かしたいと思っている経験をそのまま伝えましょう。その熱意を採用担当者に伝えることができれば、採用する側は「あなたをどう活かせるか?」というイメージをつかむことができます。
あなたの経験を具体的に話し「どんなことができるか?」を明確にしましょう。介護職の場合には、利用者本人や利用者ご家族とのコミュニケーションや、部下の指導などが挙げられます。
2 「これから何がしたいのか?」
応募先の施設や企業が、介護現場の中でどのような理念や目的を持っているのかを知った上で、あなたの経験を活かせるポイントを絡めて話すことが重要です。
たとえば、応募先の施設が「お客様とのコミュニケーションを第一に」という理念を持っている場合の例を記載します。
「私は、以前の職場で4年間、介護職員として施設利用者の方々が満足できるよう、基本的なお世話以外にも、密接なコミュニケーションを重要視してきました。具体的には、顔を合わせるたびに必ずお声がけをすることを徹底しておりました。
貴社の理念である『お客様とのコミュニケーションを第一に』という言葉は、これまでの私の経験や、仕事の中で考えていた『お客様とのコミュニケーションこそ、介護の現場で最も必要なことだ』という実感と重なると感じています。ぜひとも貴社でこれまで私が実践してきたお客様とのコミュニケーションをスタッフの方々とも共有し、よりよい施設づくりに邁進していきたいと考えております。」
このように、採用側が「あなたに働いてもらうことによって、会社にどのような貢献をしてもらえるのか?」を明確につかむことができるように伝えていきましょう。
「これまでの経験」と「これからしたいこと」の両輪を考えていくことで、応募先の職場であなたが働くイメージを実感として採用担当者に感じてもらうことができます。
介護職の転職の志望動機3つのポイント
では、今回ご紹介した志望動機に関して、最後に3つのポイントとしてあなたにおさえていただきたいポイントをまとめます。ぜひ参考にして、明確な志望動機を考え、伝えることができるようにしてくださいね。
1.志望動機には「不満・不安」を書かないこと
2.「これまでに何をしてきたか?」を伝えること
3.「これから何がしたいのか?」を応募先の理念と絡めて伝えること
この3つに注意して、あなたの素晴らしい経験を志望動機として明確にしてみましょう。
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今回は、介護職の転職を考える際に必ず必要な「志望動機」について、その書き方・伝え方を様々な角度から解説してきました。志望動機を書く・伝える目的は、あなたの熱意を伝えること。まずは、その本質をみすえて、志望動機を練り上げてみてください。
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