介護職の転職には、不安がつきものです。「今より自分の求める条件や環境で仕事がしたい」「自分をもっと活かせる仕事がしたい」と考える反面、「転職がうまく行かなかったらどうしよう」「転職に失敗したらどうしよう」という不安は、当然持ちますよね。
今回は、介護職の転職を考えている方向けに、「介護職の転職に失敗する原因」と「失敗しないための解決策」を解説していきます。ご紹介する解決策をおさえておくことで、不安を払拭し転職を成功させることができるでしょう。ぜひ参考にしてください。
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介護職の転職に失敗してしまう原因TOP5と失敗しないための解決策
1.給与や福利厚生が最初の条件と違った
原因は?
給与や福利厚生は、求める条件の中でも最大限注意しなければならないポイントです。
たとえば、契約前の条件の手取りのお給料と、実際の入職後の給料が異なっていたり、就業時間がきちんと管理されていないといった実態が、介護業界には残念ながら多いのも事実です。
転職希望の方の中でも、転職活動に割ける時間自体が短かったり、情報源が狭かったりすることでこういった給与や福利厚生の条件と現実がかけ離れている転職をしてしまうことは多いのです。結局、転職したのにも関わらず振り出しに戻ってしまえば、転職は失敗になってしまいます。
解決策
解決策は、給与や福利厚生が実態とかけ離れているかどうかを調べ、適正な手続きを取って雇用契約を結ぶことです。休みや給与などは、契約書を隅まで確認し、契約内容は書面で残しましょう。
ご自身でそういった対策をすることが難しいのであれば、むしろそのように契約することができない職場を断念する勇気も大切です。
2.求める条件が見つからない
原因は?
転職の理由にもよりますが、たとえば「勤務地」「就業時間・日程」「雇用形態」など、様々な条件を探すことは、転職において最も時間をかけるべき部分です。
しかし、その条件自体が見つからず、どこかで妥協してしまわなければならないという状況が発生してしまうことがあります。それは、求人情報を探すための情報源に正しくあたれていないことが原因です。
解決策
求める条件をすべて目視で確認することは現実的ではありません。しかし、通常の転職サイトやサービスではなかなか条件を絞って検索できないことも多いでしょう。最も効率的に求める条件に当てはまる求人を探すのであれば、介護職専門の転職サイト・サービスを活用することが重要です。
そもそも、自分にマッチした条件が何か?ということを明確にできていない場合でも、その段階から相談にのってくれるサービスも存在します。相談することで、不安が消える可能性も十分にあります。オススメの転職サイト・サービスは、記事最後に掲載しています。ぜひ参考にしてください。
3.志望動機をうまく書く・伝えることができていない
原因は?
書類選考や面接は、介護職に限らず転職活動に必ずあります。そして、その中で最も重要なのは、「志望動機」です。あなたの熱意や仕事の経験を伝えるための唯一の方法です。
採用する側は、あなたを評価する際に「志望動機」を重視していますが、それがあまり明確でないと好条件の求人を見つけても転職に失敗してしまう可能性があります。
解決策
志望動機は、ただ例文に当てはめたり、なんとなく書き始めるのではうまくいきません。「志望動機は何のために書き、伝えるのか?」を知り、その書き方をおさえておくことで、志望動機はカンタンに書けるようになります。
志望動機の書き方については、具体例を交えて下記のコラムに掲載していますので、ぜひ参考にしてください。