コミュニケーション能力が高い人の5つの特徴とは?

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「自分には、コミュニケーション能力がないのではないか?」という悩みを抱えている方は多いでしょう。「人間関係がうまくいかない」「報連相がうまくできない」など、悩みを抱えてしまうタイミングはたくさんあります。

今回は、コミュニケーション能力がないと悩んでいる方向けに、仕事においてコミュニケーション能力が高い人の特徴をご紹介していきます。特徴を知ることで、コミュニケーション能力を向上させるためのヒントを得ることができます。ぜひ参考にしてくださいね。

仕事におけるコミュニケーションの定義は決まっていない

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転職や就職の面接や採用では、本人のスキル・経験以外に重視する点があります。それがコミュニケーション能力の高さです。たとえば、新卒採用を行っている企業が学生に求める能力を見てみると、「コミュニケーション力」が高い順位に位置していることがわかります。

参考:学生の実態と社会で 求められる力のギャップ

また、仕事をする上では誰でも、コミュニケーションをしっかり取れる人と仕事をしたいと考えます。

しかし、そもそも仕事におけるコミュニケーションとはどういうものなのでしょうか。その定義は結局求める企業や評価する人によって変化するものです。定義には様々なものがあり、どこでも通用するようなコミュニケーション手法が存在すると言い切ることはできません。しかし、共通する要素はあります。

その共通する要素を、コミュニケーションができる人の特徴から学ぶことはできるでしょう。次の項目から、コミュニケーション能力が高い人に共通する特徴を5つご紹介していきます。特徴を知り、自分自身で実践することが大切です。

コミュニケーション能力が高い人の5つの特徴

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1 相手をフラットに見る

コミュニケーション能力が高いと言われる人の一つ目の特徴は、コミュニケーションを取る相手を「フラットに見る」ことができていることにあります。フラットに見るとは、相手の立場や状況、役職や考えていることなどを理解しつつも、惑わされずに一貫性のある伝え方ができるということ。

肩書や名前にとらわれることなく、誰にでも同じように接することは、適切なコミュニケーションを行ううえで大変重要なことです。まずは、相手をコミュニケーションの中で最大限理解するという思考を持つことが大切でしょう。

「この人は大したことないな」「この人にはこのくらいのレベルでいいだろう」と思わず、相手を直接「見る」ことを心がければ、仕事における信頼感を醸成させることにも繋がります。

2 否定しない

コミュニケーションは、「打ち負かす」ことではありません。仕事は遠慮なく自分の意見を積極的に述べることも必要ですが、それは批判的に物事を検討する場においてです。それ以外の場で否定を繰り返すと、相手の真意を探れないまま話が終わってしまう可能性もあります。

コミュニケーション能力が高い人は、相手の意見や話に真っ向から否定しません。

なぜなら、相手の話をよく聞き、検討した後に返答することこそ、コミュニケーションにおいて必要なことだからです。相手の話を深く吟味した後に応答することが、仕事におけるコミュニケーションには必要です。

まずは、すぐに「イヤ…」「でも…」と言いたくなる気持ちを抑えて、相手の話の文脈を理解するところまで聴くことが大切でしょう。

3 いい意味で「感情的」である

仕事のコミュニケーションにおいては、たとえ誰かから反論・批判があったり、無理難題なことを言われたりしたとしても、冷静に対処することが必要不可欠です。しかし、冷静な対応に慣れすぎてしまうと、どうしても「何事にも動じない」「感情の起伏がない」対応になってしまうことがあります。

コミュニケーションは「人と人との間のやり取り」であることをもう一度思い出しましょう。無表情で返答されるよりも、笑顔で返事されたほうが嬉しいですよね。感情を隠しすぎず、小出しにしていくことは、コミュニケーション上の重要なテクニックといえます。

コミュニケーション能力が高い人に悪い印象を持つことがないのは、論理的にコミュニケーションを取る以上の温かみがあるからなのです。

4 会話の構造が明確である

雑談なら会話の構造を意識することはそれほどありませんが、仕事のコミュニケーションにおいては明瞭さが不可欠です。会話のテクニックには様々なものがありますが、中でも重要なのは、こちらから何かを伝えるときの方法であるといえるでしょう。

1 結論・目的

2 客観的事実・プロセス

3 主観的な意見や補足

この構造を守り、適切な文脈で話すことによって、コミュニケーション能力は向上します。コミュニケーションが上手い人の話が分かりやすく印象に残りやすいのは、無意識/意識的を問わずこの構造に沿って話をしているからなのです。

5 コミュニケーションを研究している

たとえば有名な講演者のプレゼンや、TV番組のトークなど、コミュニケーションの参考となる映像や、コミュニケーション向上のための本などを読み、それを自分のものにしている人はコミュニケーション能力が高いといえます。また、話が上手い人の特徴を無意識につかみ、実践している人もいます。

コミュニケーション能力が高い人は、常日頃からコミュニケーションに関する情報を得ています。それは不思議なことではなく、たとえばあなたが自分の趣味に関する情報を知らず知らずのうちに得ているようなことであるといえるのです。

まずは、意識的に参考となる資料を集め、それを見る/読むことから始めてみましょう。

コミュニケーション能力は向上させることができる

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今回は、コミュニケーション能力を向上させるための方法として、コミュニケーション能力の高い人の特徴を5つご紹介しました。いずれも「コミュニケーション能力がある」と言われる人の特徴として具体的なものです。まずはご紹介した5つの特徴を日々の仕事の中で実践し、自分のものにできるように工夫していくことが大切です。

転職や就職活動の際にも重視されることですから、今後の仕事やキャリアを考える上でもコミュニケーション能力は大変重要なものであるといえます。今回ご紹介した特徴をもとに、コツコツと能力を磨いていきましょう。

ぜひ参考にしてくださいね。

 

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