アイディアの出し方に困ったら実践するべきアイディア発想法5選

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重要なシゴトには、「アイディアを出す」ことが必須の条件です。

斬新なアイディアを思いつき、それを具体的な形にしていくことができれば、仕事をより面白く、また、効率的にすることができます。

新しい商品やサービスを作るうえでも、「アイディア」を出せる人材は大切です。今のビジネスパーソンには必ず求められるスキルなのが「発想力」であるということができるでしょう。

アイディアを出すスキルは、その人の持って生まれた才能によるものと思われがちですが、そうではありません。適切な方法と、その実践によって、誰でも斬新なアイディアを生むことができます。

そこで今回は、アイディア発想法と、実践するためのツールを紹介します。また、具体的にどういう場面でその方法を使うべきなのかも説明します。

この記事を参考にして、明日から「アイディア(ウー)マン」になりましょう!

 

アイディアを出す方法を知る前に…

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アイディア発想のための方法とツールは、それぞれ使うべき「タイミング」があります。よって、アイディアの出し方とそのためのツールを知ることと同時に、その使うべきタイミングを押さえておきましょう。

「この場合は、この方法だな」と使い分ける必要があります。どんな場面で使うか、その具体例を見ながら、自分のシゴトに活かせる方法を見つけてくださいね。

 

(1)マインドマップ

 

連想する発想法です

連想する発想法です

「マインドマップ」は、発想したい一つの物事に関して、関係するものごとを連想し、書き出していく発想法です。厳密なルールはありますが、ここでは「自由な連想をするための方法」ととらえましょう。

「マインドマップ」実践ツール:大きめの紙とペン

紙とペンさえあれば、いつでもマインドマップを作成することは可能です。今取り組んでいる課題やテーマに関しては、一度マインドマップを作ってみましょう。

「マインドマップ」実践ツール:bubbl.us

実際に使ってみましょう

実際に使ってみましょう

使うべきタイミング

1つの議題やテーマについて会議をすると、意見や案が多く出る一方、まとまりにかけることがあります。頭の中で関連付けて思考を整理しなければ、案は案のままになってしまいます。まとまりをつけて思考を整理したいときに「マインドマップ」を活用しましょう。

 

(2)9マス発想

 

9マス発想は、3×3のマス目の中心に、主となるテーマを入れて周りに関連するアイディアを入れていく発想法です。メインのテーマの周辺に8個のアイディアを入れる形になるので、強制力がはたらきかきやすいのが特徴です。

また、関連して書いた周辺のアイディアを中心にして、別の紙に書きだすということもできますから、発想法としては柔軟な方法のひとつといえるでしょう。

 

「9マス発想」実践ツール:マンダラート

スクリーンショット (92)

「9マス発想」実践ツール:紙とペン

こちらも、紙とペンさえあれば実践することができます。また、エクセルを使って自分で表を作る方法もあります。エクセルですと、文字に色を付けたり、背景色を付けたりと便利な使い方ができます。

使うべきタイミング

基本的には、マインドマップと同じタイミングです。しかし、ほとんど何も会議や検討をしていない場合には、「9マス発想」を使ったほうが、アイディアが分散されず、整理がしやすいでしょう。9マス発想をそのまま会議の場で活用する手もあります。

 

(3)ひとりでブレスト

 

メモを取りながら一人でブレストをおこなう方法です。この発想法は、あらかじめブレストするための質問項目を自分で用意する必要があるため、下記の実践ツールは必須になります。

「ひとりでブレスト」実践ツール:ひとりブレスト

表示される質問にしたがって、事前に準備したメモとペンを持って書いていくツールです。質問項目をメモしておき、いつでもブレストができるようにすると便利です。

ひとりブレスト

使うべきタイミング

この「ひとりブレスト」を活用できるのは、すでにアイディアを具体的な企画に落とし込む場合です。具体的に、そのアイディアを「商品」「サービス」にしたときの企画内容についてのブレストになります。そのアイディアから生まれた商品やサービスに「どんな価値があるのか?」を固めておきたいときに活用しましょう。

 

(4)オズボーンのチェックリスト

 

「オズボーンのチェックリスト」とは、アイディアを9つの項目にしたがって考えていく発想法です。

9つの項目とは…

転用:ほかに使い道を探す
応用:類似物を探す
変更:変えてみる
拡大:拡大してみる
縮小:縮小してみる
代用:置き換えてみる
再利用:配置や並びを換えてみる
逆転:逆にしてみる
結合:組み合わせてみる

のことですが、より実践的にこの発想法を活用するためには、下記の実践ツールを使ったほうがよりわかりやすいでしょう。

「オズボーンのチェックリスト」実践ツール:「アイデア生産工場」

具体例-IKIKATA

使うべきタイミング

問題提起型の発想法なので、自己完結型ではありません。よって、一つのテーマについて「2回目」の会議をする場合に、その準備資料として、活用するのがよいでしょう。一から始めることなく、一つのアイディアに多角的な視点をもたらしてくれる点で、「オズボーンのチェックリスト」は画期的といえます。

 

(5)なぜなぜ5回

 

これは、一つのテーマに関して、「なぜ?」を5回以上問う発想法です。結果から原因をさかのぼり、深堀するアイディアの出し方を特徴とします。この発想法は、トヨタが実施している方法として、その有効性が保証されているといえます。

「なぜなぜ5回」実践ツール:紙とペン

「なぜなぜ5回」には、ツールは不要です。単純に結果から原因へと「なぜ?」を重ねていけばOKです。しかし、結果から原因へとさかのぼる思考は、紙に書きだすことでより精密になります。

使うべきタイミング

フォーマットや使うべきツールはありませんが、「なぜ」を5回繰り返すだけで、ものごとの根本原因や裏に隠れている事実を洗い出すことができます。よって、「失敗」「改善」といった反省をするタイミングでこの発想を活用することで、効率よく一つのテーマに対するフィードバックを得ることが可能になります。

 

発想法の実践は「タイミング」「使い分け」が重要

B&W Man In Fashion Jaket Straightening Tie

今回は、計5つのアイディア発想法をご紹介しました。いずれも、感覚に頼った発想よりも、着実なアイディアを生むことができる方法になります。

重要なのは、たとえば「改善」「失敗対策」には「なぜなぜ5回」、一つのテーマから関連テーマを導き出して議論の幅を広げたい場合は、「マインドマップ」など、タイミングによる使い分けが重要です。

発想法は、実践してこそ価値があります。今回ご紹介した方法とツールを実際に使ってみて、アイディアをどんどん出せるアイディア(ウー)マンを目指しましょう!

 

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