当事者意識を身に着けるためにあなたがすべき4つのこと

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「当事者意識を持て!」と言われてしまうことは結構多いですよね。でも、そもそも当事者意識ってどのようなものか、あなたは考えたことがあるでしょうか。

「当事者意識を持つ」と言っても、それは現場や環境、そしてあなたの役割によって、そのレベルや内容は変わってきます。だからこそ、まずは「当事者意識とは何か?」というポイントをおさえておく必要があります。

そのうえで当事者意識を持つことができれば、あなたのキャリアを考えるうえでも、明日から取り組むシゴトにおいても役立つ”知識”になります。

今回は、「当事者意識とはどんなものか?」を学んだあとに、「当事者意識を身に着けるためにすべきこと」を4つ紹介していきます。当事者意識は、「思う」「考える」だけではなく、「行動に移す」ことで身に着いていきます。

 

「当事者意識」とはどんなものか?

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「当事者意識」を辞書で引いてみましょう。

「当事者意識」とは?

とうじしゃ‐いしき〔タウジシヤ‐〕【当事者意識】自分自身が、その事柄に直接関係すると分かっていること。関係者であるという自覚。「―をもつ」(引用:「当事者意識」-goo辞書

ここでは、「自分自身と取り組むことがらの関係性を自覚すること」と説明されていますね。ビジネスパーソンの方にとって、シゴトにおける当事者意識とは、「取り組むシゴト」に対する自覚のことです。

自覚と言っても、「指示されたこと」「命令されたこと」「決まっていること」を”こなす”のは、「当事者意識を持ってシゴト取り組んでいる」とは言えません。なぜなら、それは「自覚があるかどうかに関わらず、言われたことを行っている」だけだからです。

でも、命令や指示に対して「当事者意識を持て」と言われてしまうと、これ以上どうしていいのか分からなくなりますよね。それは当然のことです。なぜなら、「任された役目」について考えるだけでは、そのような意識が芽生える状況にはならないからです。「必ずしもすべてのことに当事者意識を持つ必要はない」と考え方が、当事者意識を持つうえで重要です。

たとえば、コンビニでレジや商品を並べる作業をするときは、「決められていることをやっている状態」です。しかし、そのシゴトに対して「自分はこういう工夫がしたい」という思いや、「自分が工夫すればもっと良くなる」という状況があれば、「当事者意識をもってシゴトに取り組む」べきなのです。

当事者意識とは、「自分自身が取り組むことがら(シゴト)との関係」をしっかりと明確にすることですが、指示されたことや命令されたこと、そして簡単に誰でもできることに対して当事者意識はもともと「持つことができない」のです。

責任をもってシゴトに取り組むのは重要ですが、それがただちに「当事者意識」になるわけではありません。では、どのような場合に当事者意識を持つべきなのでしょうか。

当事者意識を持つべきタイミング

1.自分と利害関係があるとき
2.自分のスキルアップや成長に繋がるとき
3.提案をすべきとき・したいとき
4.責任ある役割・立場で目標以上にシゴトを達成したいとき

この4つのタイミングは、「当事者意識」をもって取り組むべきときになります。

では、当事者意識を身に着けるためにすべきことはどのようなものでしょうか?

 

当事者意識を身に着けるためにすべき4つのこと

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(1)不平・不満を「改善策」に変換する

 

「当事者意識のない人」の特徴の中で最も多いものが、「不平不満を言うが、解決しようとはしない」というものです。しかし、不平や不満というものは、誰でも抱くものです。また、「不平不満を解決しようとする時間がもったいない!」と考える人もいるでしょう。

シゴトに取り組む中でも「なんで私だけ…」という思いを抱くこともあれば、「あの人がもっと頑張ってくれれば、自分だってうまくいったはず」と責任転嫁・自己正当化してしまいたくなる気持ちもありますよね。

シゴトの中で、「こういうのがイヤだなぁ~」と不平や不満を持ってしまうのが避けられないのであれば、「もっとこうすべきだと思う」というところまで、考えを巡らしてみます。もちろん、”考えるだけ”でもよいのです。複数、そういった「改善策」を見つけて、その中で自分ができそうなものから実行していくという方法があります。

たとえば、あなたはセールスがうまくいかず、「これはこの商品が悪いのであって、自分のやり方が悪いのではない!」と思うことがあるとします。その場合は、「商品が悪い!」から「いい点を効果的に伝える方法はあるのか?」というところにフォーカスして考えてみるのです。

そのように「改善策に変換する」という考え方の習慣づけをすれば、自分が取り組むシゴトに対して、具体的なところから当事者意識を持つことができます。

 

(2)「○○ならどうするか?」を考える習慣

 

「当事者意識が足りない!」と言われがちな人は、「人の気持ちを考えることができない」とよく特徴づけられます。

しかし、「人の気持ちを考えられない」人なんてほとんどいませんよね。であれば、人の気持ちを考えるやり方の中で、特に「シゴト」においての考え方を実践する必要があります。それが「○○ならどうするか?」思考です。

「○○ならどうするか?」というときの「○○」は、尊敬できる人ならだれでもよいのです。あなたには、シゴトをするうえで「お手本」となるロールモデルはいますか。いなければ、「あの人、凄いなぁ~」と思った人を思い浮かべてみてください。

もしあなたに「当事者意識が足りない」という課題があっても、それを自分のやる気やモチベーションだけで解決するには限界があります。当事者意識は、あくまでも自分自身と、ことがらの関係を自覚すること。であるなら、あなたが取り組むシゴトに対して「○○さんならどうするか?」という基準で考え、行動することも正しいのです。

「○○さん」というイメージを持って考え、行動することによって、人は「メタ認知」ができます。自分を客観的に観ることができるということです。

「あの人ならどうするだろうか?」と考えて行動に移すことは、今の自分を超える方法として有効です。当事者意識を向上させるだけではなく、シゴトのパフォーマンス向上のうえでも役立つ考え方です。

 

(3)自分なりの「インセンティブ」を見つけてみる

 

高尚な考えをもって、日々のシゴトに取り組むことは大切です。しかし、人は目先に近しい目標や目的がないと動くことができない場合も多いですよね。

たとえば、ある一つを任されるときに「これで君は成長できる!」と言われるよりも、「○○という能力が確実に身に着く!」と言われた方が、モチベーション向上になります。することは同じなのにも関わらず、人の心理状態だけで、ものごとに取り組む姿勢は変化してしまいます。

よって、自分自身が、シゴトに対して当事者意識を持とうとする場合には「インセンティブ」を与える必要があります。そうすることで、「シゴトを達成すればこういう利益がある」と考え、行動にも当事者意識が芽生えるでしょう。

まずは、あなたの「インセンティブ」を探しましょう。何気なく行っているその業務は、あなたに何を与えてくれるでしょうか? お金でしょうか。それとも経験でしょうか。インセンティブは無限にあります。

 

(4)「達成率120%」を目標にして行動する

 

「達成率120%」とは、「シゴトを完了させた状態」を100%としたとき、それに+アルファしたときの状態です。

たとえば、営業資料の作成というシゴトを想定してみましょう。資料に商品に関する説明文をつけ、分かりやすく解説することができれば「完了(達成率100%)」になります。

そこで120%を目指すためには、資料に「図(イラスト)」を挿入する、レイアウトや見出しにこだわるなどといった工夫や、作成期限前に一度上司に確認し、フィードバックをもらうなどといった「報・連・相」の努力が必要になります。

自分が最低限遂行しなければならないことを一度確認してみて、そのあとに「20%」のプラス要素をどのように加えていくか、工夫してみましょう。工夫の仕方は、まず「シゴトの完成イメージ」を具体的にすることと、「時間に余裕をもって終わらせる」ことです。

期限までの時間を「120%」にするための工夫時間ととらえて、余裕をもってシゴトに取り組むことができればその分シゴトに対するパフォーマンスが向上します。当事者意識を持つ余裕は、そこから生まれてきます。

 

「当事者意識」は「責任を持つ」だけではない!

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当事者意識は、決して責任をもってシゴトをするということだけを指すのではありません。責任を負うことを自覚しながら行動することに加えて、シゴトに対する「自分の考え方・行動」をどのように高めていくのか、その工夫をするところに生まれてくる意識だといえるでしょう。

ですから、まずは日々のシゴトの中で、コツコツと自分のできる部分から工夫していくことが必要でしょう。当事者意識は、あるとき突然身に着くものではなく、日々の具体的なシゴトの中で、経験として培われていくものです。

 

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