仕事のモチベーションが低下したときに実践するべき12つの対処法

仕事のモチベーションが低下したときに実践するべき12つの対処法
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 「仕事のモチベーションが低い」と感じながらも、毎日の仕事に負われている方はたくさんいるでしょう。自分でもこのやる気の低下をどうして良いか分からず、モチベーションを上げる方法はないか、探していることと思います。

あなたは、モチベーションをアップさせる方法は無限にあるけど、それが自分の努力によってできていないと思っていませんか?

それは半分正解ですが、半分は間違いです。努力ではなく、周りの環境や整え方次第でモチベーションをアップさせることが可能になります。

そこで今回は、仕事のモチベーションが低下する理由と、モチベーションをアップさせる方法、どうしてもモチベーションが上がらないときはどうするべきかについて解説していきます。

 仕事のモチベーションが低いなと感じていませんか?

 仕事のモチベーションが低いなと感じていませんか?

仕事のモチベーションが低いな…と自分自身で感じてしまうレベルでやる気がないときがありますよね。仕事のモチベーションは簡単なことで低下しやすいですし、上げるのがとてもむずかしいものでもあります。

多くの人が仕事のモチベーションに悩んでいますが、やる気を出そうとしたときに出すことはほぼ不可能です。

まずは、「そもそもモチベーションとは何か?」「モチベーションが低下する原因は何か?」を学んだうえで、モチベーションアップのための方法を実践することが大切です。

また、仕事はモチベーションだけでするものではないため、モチベーションだけに頼らない仕事の仕方をしていくことも重要になります。

まず最初に、モチベーションとはそもそも何を指すのか、その意味についてざっくりと見ていきましょう。

 

そもそもモチベーションとはどんな意味なのか?

そもそもモチベーションとはどんな意味なのか?

そもそもモチベーションとは仕事においてどのような意味があるのでしょうか?

モチベーションとは、人が行動を起こすときの原因、すなわち動機を意味する。組織の中では仕事への意欲を指し、意欲を持つことや引きだすことを動機づけと呼んでいる。

引用:モチベーション – コトバンク

モチベーションとは、人が行動を起こすときの動機のことを表します。また、仕事では「あの日は意欲がある」などと”意欲”という意味でも使われることが多いです。

人が行動を自ら起こすときに必要なのは、「能力」だけではなく、それを自分から活かそうとする動機・意欲が大切です。つまり、組織・チームや会社からみても、モチベーションの高い人が重宝されます。

ただし、このモチベーションだけに頼っている会社は、業績が低迷したときに会社全体の士気が下がっているときに社員の能力を十分に発揮できないなど、問題が起きることが多いのです。

わたしたち個人のレベルで見ても、モチベーションが低いと仕事をした気にならないばかりか、やる気がなくなり、毎日がとてもつまらないものになってしまいます。

また、実際に仕事の成果(パフォーマンス)も下がるために、キャリアアップやスキルアップしたいと考えている人にとっては、モチベーション低下はできる限り避けるべきことと言えるでしょう。

では実際、仕事へのモチベーションを低下させる原因とは何なのでしょうか?

 

仕事へのモチベーションが低くなる原因は何?

仕事へのモチベーションが低くなる原因は何?

 

仕事へのモチベーションを低下させる原因は様々なものがありますが、主に自分を取り巻く環境が考えや感情に影響を及ぼすことで起きることです。

ただし、あなた自身に問題がある場合はほとんどなく、環境やその時時の状況でモチベーションの低下は簡単に起きてしまうことを知っておきましょう。

モチベーションを崩さないためには、最初に下がる原因を抑えておくことが重要。あなたがなぜモチベーションを低下させているのか、その根本を見ていきます。

 

1 給料の低さはモチベーションが低い原因になる

第一の理由として、会社でそれなりに働いているのに、仕事に見合った給料・報酬をもらっていないという不満があると、モチベーションは低下します。

「対価を得る」という目的は、実際に仕事で高いパフォーマンスを出すためのひとつの大事な要素です。もちろんそれだけでは満足しないのですが、最低限必要な要素であるともいえます。

たとえば、働きがいのある仕事内容であるためには、仕事自体が成長・スキルアップや社会貢献に繋がるものである必要があります。

しかし、いくら働きがいが満たされていても、その仕事の成果に応じた給料がもらえないのでは、報酬がなくやる意義をすぐに見失ってしまうのです。

人の欲求は階層ごとに分けられているため、より高い欲求を満たすためには前提となる身体的な満足・精神的な満足を満たすことが重要になります。

いくら社会貢献ができるような仕事をすることができても、あなたの得にならなければモチベーションは上がらないのです。

 

2 同僚や上司に仲間がいない/話が通じない

仕事においては、同僚や上司など、ともに仕事をする仲間の存在が不可欠です。

たとえ独立してフリーランス(個人事業主)になっているとしても、ともに仕事をする仲間や話が通じる相手がいることは、とても重要なことになります。

特に会社・職場においては、そういった人とのコミュニケーションは非常に大切です。しかし、それはやはりあなたの得になる人間関係が構築できている場合のみです。

気の合わない人と一緒に過ごす時間がながければ長いほど、その場でおこなう業務や仕事にもやる気をなくしてしまいますし、職場に行こうというモチベーションがなくなってしまいます。

 

3 労働時間や残業時間が極端に長いと感じる

労働時間や残業時間が極端に長いと、メリハリがなく休息を取る時間を十分に取れないために、モチベーションの低下を招きます。

自分から進んで残業までして仕事をこなそうという動機があれば、納期や仕事の期限の関係上仕方のないことですし、モチベーションも低下しにくいです。

一方、ほとんどのビジネスパーソンは「強制的にやらされている感覚」を持っているはずです。

とても定時までには終わらないような仕事を任せられている、上司がいるから先に帰りにくいなどといった悩みもあるでしょう。

こういったことが続くと、仕事が先行きの見えない、終わりの見えないもののように感じられ、結局はモチベーションの低下を招きます。

 

4 会社の評価基準・制度が気に食わない

会社の評価基準や制度が自分にとって気に食わないものであると感じるときも、給料と同じ理由でモチベーションの低下を招きます。

しかし、会社の評価制度や基準が自分に合わないと感じるときのモチベーション低下は冷静に考えて見る必要があります。

たとえば、あなたが「努力しているのに認めてもらえない」と感じている場合、あなたはただ実績を出していないに過ぎないのかもしれません。

評価制度は、過程ではなく結果を見て判断するものです。そのため、結果を出すためにモチベーションをあげられるよう、自分でモチベーションを上げる方法を試す必要があるでしょう。

ただし、努力した過程で褒めてくれる上司や、ねぎらいの言葉をかけてくれる同僚がいない殺伐とした職場では、モチベーションが低下するのもおかしくないことです。

今起きているモチベーション低下は、自分の考え方によるものなのか、外部環境のせいなのかは、冷静に判断する必要があるでしょう。

 

5 この仕事を続けていても将来性がないと感じる

業界の先行きが不透明だったり、会社の業績がよくなかったり、経験・スキルの成長が見込めない職場と感じていたりする場合も、モチベーション低下を招きます。

要するに、会社や職場、自分が身をおいている環境に将来性を感じられなくなった瞬間に、モチベーション低下が起きてしまうのです。

この場合、あなたはすぐに転職するべきでしょう。将来性がないことがわかっている以上、あなたがそこに長居する必要はないのです。

ただし「本当に将来性がないと考えてモチベーション低下が起きているのか?」ということは、ほかの原因と照らし合わせてみて判断することが必要になるでしょう。

 

6 ハラスメントが職場に横行している

セクハラ、パワハラ、モラハラなどは、近年特に問題が表面化するようになってきました。職場のそういったハラスメント行為は、仕事のモチベーション低下をまねくひとつの大きな原因になっています。

ハラスメントは受け手によって判断されるものなので、本当にハラスメントに当てはまるのかは自分でも冷静に考える必要があります。

しかし、それで仕事のパフォーマンスが下がってさらに失敗やミスが増える、人間関係がうまくいかないなどの問題が起きているのであれば、モチベーション低下を防ぐか、転職するかの選択肢になります。

 

7 社風や職場の雰囲気が自分の考えと合わない

会社の理念やビジョン・ミッション、そして仕事で優先するべきことが自分とは合わないと感じている場合も、モチベーション低下の原因になります。

この場合、あなたは仕事に対して強い誇りやこだわりを持っており、それが会社やチームとズレていることを強く感じていることになります。

自分の考えを改めるか、会社を変えるか、どちらかの方法でモチベーション低下を防ぐことができるでしょう。

 

8 仕事内容/業務内容自体がつまらない

仕事に魅力を感じることがなく、内容がつまらないという理由でモチベーションが下がることもありますが、ほとんどの場合、モチベーションの低下はほかに原因があります。

しかし、ほとんどの人は、「仕事がつまらないから他のことも上手く行っていないのだ」と考えがちです。

たとえば、いくら仕事にやりがいを感じていたとしても給料や評価制度が自分にとって納得いかないものであれば、モチベーションの低下を招きます。

一方、「仕事が単純作業であることはあっても、給料が高い」というのはあまり多いケースではありませんよね。

ですので、仕事をしている最中にモチベーションが低下しているからといって、それを仕事内容が原因であるとすぐに考えてしまうのは割けるべきでしょう。

受け取る給料にも人間関係にも、学べる経験・スキルもあるのにもかかわらず仕事がつまらないと感じているなら、あなたが考え方を変えるか、ほかの業種・職種への転職が必要になります。

 

9 モチベーションではなく身体・精神の疲れが起きている

モチベーションの低下は、「努力」「やる気」という言葉で片付けられがちです。

しかし、仕事をモチベーションを持って取り組むのには、睡眠・運動・食事の3つが整っている必要がありますし、心身ともに健康体である必要があります。

やる気が無いのではなく、体調が悪いことが仕事のパフォーマンス低下を招いているときも多いのです。

特に多いのは睡眠不足です。残業が続き十分な睡眠時間が取れていないなど、あなたの生活習慣以外で体調不良が起きている場合は、あなたはその職場を離れるべきかもしれません。

 

10 仕事に自信がない

自分の能力や経験的に、仕事に自信がないと感じていることも、モチベーションを低下させる原因になります。

また、自信を一度失うとさらに積極的な行動を取ることができなくなり、さらに「自分はできない人間なんだ」と感じてしまう悪循環に陥る可能性が高いです。

人には当然、得意/不得意や強み/弱みというものが存在しますが、それを正しく認識することが大切なのです。

「自分には得意なことなど何もない」と最初から決めつけてしまうのはデメリットが大きすぎます。

自信がなくモチベーション低下を招いているなら、まずはその悪循環を断ち切ることから始めなくてはいけません。


ここまで、仕事でモチベーションの低下を招く原因についてご紹介してきました。

モチベーション低下には様々な種類がありますが、ほとんどの場合はあなたを取り巻く環境に原因があることが多いです。しかしときには、あなた自身が考え方を少し改める必要があるケースも存在します。

モチベーションを上げる方法を知る前に、仕事のモチベーションが低下することによって、どんなデメリットが起きるのかを見ていきましょう。

 

仕事のモチベーションが低下することによるデメリット

仕事のモチベーションが低下することによるデメリット

 

仕事のモチベーションが低下することによって起きるデメリットも実に様々なものがあります。

四の五の言わずにすぐに上げ方を知りたい方もいると思いますが、「直すことによってどんなデメリットが改善されるか?」を知らなければ、なかなかモチベーション向上の努力をすることはむずかしいでしょう。

ここで、仕事のモチベーションが低下することによりどんな悪いことが起こり、あなたに不利益を与えるかを整理していきます。

 

1 周りに与えるあなたの印象自体が悪くなってしまう

モチベーションの低下は、あなたの言動に無意識に影響を与えます。また、意識的にイライラしている素振りを見せたり、余裕がなさそうな表情をしたりしてしまう危険もあります。

こういった表情や行動は、あなたが周りから見て近寄りがたい存在になってしまう原因になります。

そのことにより、さらにあなたから人が離れていき、反感を買い、ときには批判されてしまうこともあるでしょう。

モチベーションの低下は、自分を含めた周りの人々にも嫌な思いをさせることにつながります。

 

2 自己肯定感を感じられなくなり、精神的に追い詰められる

仕事に対してモチベーションを保つことができない自分に対して自己嫌悪に陥ってしまうこともあります。

「自分はなぜこんな簡単なこともできないのか」「なんでこんなにやる気がでないのか」「なんで今こんなことをやっているのか」と思い詰めてしまい、解決策の出てこない問に苦しんでしまうことになります。

そういった思考は、さらなるモチベーション低下を招きます。自信の無さがさらなる自信の無さを生む悪循環に陥っていることを表しているのです。

「自分はできる」という自信を持つことは、「自分はこの場所にいて良い存在なんだ」と強い自己肯定感を感じることにつながります。

一方、モチベーションが低下してしまうことにより、それとは逆の現象が起きてしまいます。

 

3 スキルアップやキャリアアップ志向がなくなり、成長しなくなる

「どうせ自分は〜だから」と自信を持てなくなり、言動にモチベーションの低下が現れることで、人からの信頼を失うことは、さらに仕事へのモチベーションを低下させることにつながります。

そうすると、自分にとって熱意を持って取り組む仕事への動機がまったく生み出せない状況になってしまい、仕事に対して目指す目標や成果への意識が薄くなってしまいます。

たとえ「安定した生活を送りたいだけ」と考えている方であっても、仕事で一定以上の成果を出すためには、向上心が必要ですよね。

「働くということは人生のすべてではないけど、一部である」と感じられれば、それだけで自ら意識して仕事に取り組む意識が出てくるのです。

しかし、モチベーションを低下させてしまうと、「結局仕事なんて自分とはなんの関係もない、ただこなせばよいだけだ」と感じてしまい、仕事に対する成長性がなくなってしまうのです。

仕事は人生の約3分の1の時間を費やすもの。思考停止してモチベーションが低い状態でその長い時間を過ごすのは、あまりにもったいないことではないでしょうか。


ここまで、仕事へのモチベーションを低下させることのデメリットをご紹介してきました。

人間関係や自己肯定感、そして自己の成長にとってデメリットになることをご理解いただけたのではないかと思います。

次は、実際に仕事へのモチベーションが低くなったときの対処法を解説していきます。自分の試せるものから実践してみてください。

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