薬剤師の転職で必要な志望動機で最低限おさえておくべきポイント

薬剤師の転職の志望動機　書くべきこと

１「これまでに何をしてきたか？」

薬剤師として、キャリアを積んできたあなたにはこれまでの経験という資産があります。新しい職場を志望した動機には、経験によって得た学びをもっと高めていきたいという熱意を明確にしましょう。

「これまであなたは何をしてきたのか？」を、具体的なエピソードや仕事の工夫として伝えます。そのうえで、薬剤師としてどんなことを考えて実行してきたのかを伝えることがポイントになります。

たとえば、あなたは４年間、とある薬局で調剤業務と服薬指導・健康相談を行っていたとします。その場合あなたは仕事において何を最も大切にしていたかを考えます。具体的には、患者様とのコミュニケーション、薬剤師として地域住民の健康づくりを促進できたことの喜びなど様々なことが挙げられます。

大事なのは、あなたが何をやりがいにして仕事に熱意を向けてきたか？ ということなのです。

２「これから何がしたいのか？」

１では、これまでの経験を具体的に伝える段階でした。２では、「これから何がしたいのか？」を明確にしていきます。

しかし、まだ働いたことのない職場環境で、自分が働くイメージを思い浮かぶ人はいませんよね。ではどうすればいいのでしょうか？ すべきことはひとつ、応募する会社のHPや資料を読むことです。これは、薬剤師に限らず必要な準備であるといえるでしょう。応募する会社の理念や、業務の上で最も大切にしているコンセプトを理解しておきましょう。

そのうえで、あなたの経験と会社の理念を絡めて話すことが重要です。採用する側にとっては、自社の理念や働き方、考え方が、あなたの働き方とどのような相互作用を生むかを判断したいためです。

しかし、薬剤師の場合、特に今後の仕事の仕方や働き方が時代とともに大きく変わってくる可能性があります。ですので、未来を見据えて、どんなことを目的・目標にして仕事をしていきたいかを明確にすることが大切です。

たとえば、先程の例に繋げて見ていきますと…

具体的なエピソードは具体的であればあるほどいいでしょう。そのほうが、採用する側にとってもあなたが自社で働くイメージが湧きやすいからです。

薬剤師の転職の際に注意したい３つのポイント

では、今回ご紹介した薬剤師の転職の志望動機に関して、大きく３つのポイントでまとめていきます。ぜひ参考にしていただき、志望動機を練り上げるためのノウハウとして活用してくださいね。

１.自己本位の志望動機はNG

２.「これまでに何をしてきたか？」を具体的な経験・エピソードで伝える

３.「これから何がしたいのか？」を会社の理念と絡めて伝える

この３つに注意して、あなたの素晴らしい経験を志望動機として明確にしてみましょう。

薬剤師の転職にオススメのサービス

今回は、薬剤師の転職を考える際に必ず必要な「志望動機」について、その書き方・伝え方を様々な角度から解説してきました。志望動機を書く・伝える目的は、あなたの熱意を伝えること。まずは、その本質をみすえて、志望動機を練り上げてみてください。

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