著名人のニュースの読み方から情報収集の注意点を知る

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情報が溢れている現代社会では、いかに自分にとって有益な情報を素早く知ることができるかは重要な課題です。自分の属する業界のみならず、様々な分野の重要なニュースを読んだり、見たりすることはビジネスパーソンとして欠かせない習慣なのです。

しかし、一方で、「ニュースの読み方」を意識している人はあまり多くないのかもしれません。なんとなくニュースアプリを開くだけで終わってしまっている、そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そんな「なんとなく」ニュースを読んでいる方に向けて、複数の著名人のニュースの読み方を紹介していきます。この記事を読んで、ご自身のニュースの読み方をもう一度見直し、ビジネスパーソンとしての情報収集を最適なものにしていきましょう。

著名人のニュースの読み方

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ジャーナリスト・池上彰さん

ジャーナリストの池上彰さんは、様々な分野に精通した知識人として有名です。

池上彰さんは、新聞各紙にすべて目を通すという驚異的な情報収集を行っていますが、当然ながらすべての記事を読み込みわけではありません。方法として

1)朝は、各新聞の各ページの見出しに目を通す

2)夜は、見出しのうち気になったニュースを読み込む

このように、「見出し」で検討をつけ、気になったものを読むという方法を実践しているといいます。ネットのニュースでも、まず見出しをざっと全カテゴリを見て、気になった記事だけ「あとで読む」とブックマークするなど、応用することができますね。

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作家・佐藤優さん

作家の佐藤優さんの情報収集の方法としては、「ネットニュースではなく新聞を読む」ことを著書の中で述べています。

国際社会の動向のみならず、世の中で起きているニュースは、社会の中で意見や観点が異なる場合がとても多いものです。その中で、新聞を読めば重要な政治的トピックに関する「意見」をつかむことができます。

ネットは大変便利なものですが、自分にとって興味・関心が初めから無いニュースが目に入ってくる可能性は少ない。だからこそ、新聞に目を通しておくことが重要ですね。

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脳科学者・茂木健一郎さん

脳科学者の茂木健一郎さんは、新聞を読むことに関して、「自分で情報を選択する能力を鍛えることに繋がる」と述べています。

新聞は、ひとつの出来事に対する世間の「相場」を知ることができるもの。価値基準があいまいなまま、自身の興味のある分野だけを調べて知っていくだけでは、自分の可能性を狭めてしまうことにも繋がります。

参考:新聞は脳を鍛える

実業家・堀江貴文さん

実業家・堀江貴文さんは、自身のオウンドメディアの中で、このように述べています。

「情報はただ受け取っただけじゃダメで、自分の言葉で脳内変換してアウトプットして整理しないと意味がなくて。その作業をすごいPDCAサイクルでまわしてますね」

つまり、「情報は受け取って終わり」ではなく、アウトプットすることによってアイディアになるということでしょう。情報が溢れている現代社会では、受け身の姿勢が身についてしまいかねないほど便利な情報収集ができてしまいます。そこで満足せずに、絶えず自分自身の意見や考えを発信することが重要です。

参考:情報を浴びながらアウトプットする。ホリエモンが実践中の“21世紀の新しい働き方”とは?

ニュースの読み方で最低限注意したいこと

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4人の著名人の方のニュースの読み方のうち、特にビジネスパーソンが見落としがちな情報収集における注意点を考えることができます。それは、「ニュース自体だけではなく、その問題の本質と意見を知ること」であるといえるでしょう。また、それを受け取るだけではなく、発信することも同時にしなければ、それをアイディアや知識に変換することもできません。

人によって、様々な情報収集の仕方がありますし、そのノウハウもたくさんあります。しかし、それを模倣するだけではなく、自らの頭で考えることが、ニュースを読むという行為であるといえるのではないでしょうか。

 

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