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自己ブランディングって?
「自己ブランディング」とは、「自分の”ブランド力”を高めること」です。
会社の肩書がすべて!という時代は終わり、一人一人のスキルや主体的な行動、アイディアが就職/転職活動でもキャリア形成においても必須事項となってきた現代では、この「自己ブランディング」をいかにできるかが焦点になっていきています。
今回はこの「自己ブランディング」がどういうものなのか、そして、「自己ブランディング」のために明日からできることをご紹介していきます。
明日からできることですので、この記事を読んだらさっそくチャレンジしてみてくださいね!
自己ブランディングと肩書はまったく違う!
まず自己ブランディングと肩書がどう違うのかを説明していきます。
会社の肩書というと、部署名や役職、そして何よりもその企業の名称が大きなカギになってきますよね。
もちろん、現代社会においても、この会社の肩書は重要な判断基準になりえます。
大企業やベンチャーにおいて、周囲をけん引する役職や立場には、一概にいえば、その役割を担うだけの「責任感」やスキルがあると判断することができるからです。
しかし、複雑化・専門化が進む現代では、役職や部署、社名による基準だけでは、その人のスキルを判断することが難しくなってきています。
例えば、「デザイナー」という仕事。
デザイナーはその名のとおり、何かをデザインする仕事ですが、その種類は多岐にわたりますね。ゲームグラフィックデザイナー、ファッションデザイナーなどデザイナーだけでもとてつもない数の「デザイナー」の職種があります。
この例は一部分にすぎず、現代社会はそれぞれ細分化された種類の専門的職業が寄り集まって、便利な社会を形成しています。また、世の中は急激にIT化が進みました。よって、一人ひとりが自らの専門分野をほかの専門分野とかけあわせて世の中に新しいものを作ることも、容易になってきています。
そういった社会においては、一律的な肩書で自身のスキルや専門知識・分野を誰かに伝えるよりも、「自分の”ブランド力”を高める」=「自己ブランディング」によって、自分のスキルを世の中へとアピールすることに重点が置かれるのです。
では、自己ブランディングは何をすれば可能となるのか?
今回は明日からできる2つに絞ってご紹介していきます。
自己ブランディングのために明日からできる2つのこと
(1)「専門分野を深く考える」
専門分野…あなたは何を持っているでしょうか?
学生の方なら「専攻分野」、社会人の方なら、業務内容ですね。ただ、意識しないと、専門分野を社会に向けてアピールすることはけっこう難しいのです。
たとえば、プログラミングの知識があるといっても、webプログラミングやiPhoneアプリの開発まで多くのものがあります。その中で自分が「どのようなものを作れるのか?」「どういうことができるのか?」をアピールすることが「自己ブランディング」になります。
また、専門分野に対して自分はどのような「思い」「考え」を持っているのか?、「その専門分野を活かして、何がしたいのか?」ということも明確にしておかなければ、社会に向けてアピールすることはできません。
何ができるのか?=「具体性」
何を考えているのか?=「志向性」
を考えてみましょう。
(2)「お金にならないことをする」
アピールできたからといって、それが自分にとってすぐに「利益」になることはありません。当然ですが、自分のブランドを高めることは有名になることの第1歩のようなもので、簡単なことではないのです。
なので、①でご紹介した「具体性」「志向性」を発表していくことから「自己ブランディング」は始まります。
具体的に何をすればいいのか?というと…
1.SNSを使う
2.ブログを書く
の2つになります。
SNSならフォロー数、ブログなら読者数やPV(見てくれた人の数)を指標にしてアピールする、ということが大切なのではありません。
重要なのは、「人の目に見えるカタチで、専門分野をアピールすること」なのです。
これから自分の専門分野を活用して大きなネットワークを作り、多くの人々と「協働」していくことが求められるわけですが、そのためには「自分ができること」「していること」を明確に文章化しておく必要があります。
文章化しておけば、実際に誰かと「協働」するときに明確に自分の専門分野の内容や「思い」を言葉にすることができるのです。
まずは、SNSやブログを使って、自分の専門分野をアピールしてみてください。すべての人がフォローしてくれるわけではありませんが、「自己ブランディング」とは「簡単に見つからない本当のフォロワー」を得ることでもあります。
この記事の3つのポイント
・「自己ブランディング」とは、「自分の”ブランド力”を高めること」
・肩書と自己ブランディングの違いを把握する
・明日からできる「専門分野を深く考える」「本当のフォロワーを見つける」