【資格の取り方】「税理士」になる方法と手順は?

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税理士を目指す人が注意するポイントとは?(Q&A・お悩み)

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Q.倍率・難易度は?

A.税理士試験は、「難関」です。

実務経験も必要ですから、税理士を目指すことは簡単なことではありません。正解率60%で合格となり、先ほどの条件下で5科目の合格を果たすことで「合格」になります。

税理士試験の「合格率」ですが、「平成25年度(第63回)税理士試験結果表(試験地別)」によると、合格率は24年度合計で20.9%となっています。しかし、5科目合格に向けてコツコツ努力することを目指せば、決して夢ではありません。現実的・計画的な学習と環境づくりが大切になってきます。

現実的な考え方としては、税務に関する経験を積みつつ、「税理士」の学習を始めること。もしくは、勉強期間を取り、家族のサポートや貯蓄をもとにして学習を進めることでしょう。実務経験を積みながら学習を進めるのは非効率的なイメージがありますが、計画性を持てば現実的に可能である、との声が税理士の方の声にも現れています。

 

Q.学校に通うべき?独学の方がいい?

A.短期合格を目指すなら「学校」です。

どちらか片方はダメということではないようです。ただし、どちらを選ぶかの判断基準としては、「学校に通う」方が体系的に学べる、苦手分野をカバーするノウハウを自分で作っていく必要がないなどといった利点があるでしょう。

独学では、後程今回の記事では参考書をレコメンドしていますが、「短期合格」を目指す方には向いていません。コツコツ実務経験を積みながら、独立までのスキルをため、資格取得と同時にバリバリ税理士として活躍する、というビジョンを描いている方であれば、独学で学習を進める方法も一つの手段であると言えるでしょう。

 

Q.独立する方法は?

A.独立開業は「個人特有の専門分野」が大切です。

また、それ以前に、事務所経営のノウハウや個人開業のための準備は着実に行っておく必要があります。

たとえば、あなたが語学を得意とするのであれば、そ言語に特化した国際税務サービスを展開する税務に関するセミナーを開催できる「経験」「知識」「他業種への理解」があれば、セミナー収入を得ることができます。

また、経営に関する知識やマーケティングに関する情報のキャッチアップがあれば、独立開業後の時期の顧客獲得をうまく進めることができるでしょう。加えて、顧問先に対して、財務の面からの「経営アドバイス」を行うといった活躍もできるでしょう。

 

これからの時代にふさわしい税理士とは

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これから「税理士」として求められる素養やスキルにはどのようなものがあるのか。それを一言で表すなら、「代替されない人材である」ということだと言えるでしょう。

仙台市で活躍されている「山内・設樂税理士法人」の代表税理士、設樂憲史さんは、これから税理士を目指す人に必要なスキルとして、以下の3つを挙げています。

税理士を目指す人に必要なスキル

1.コミュニケーション力
2.事務処理能力
3.勉強する力

この3つに関しては、資格取得に関する学習と、実務経験によって培うことが可能です。しかしそれ以外にも、マインドの部分で必要なことがあります。

これからの税理士に必要なマインド

1.サービス業としての意識
2.情報のキャッチアップ力

特に、2の情報のキャッチアップに関しては留意しておくべきでしょう。一昔前と違い、税理士の役割はIT化によってその作業の効率化が進みました。そういった時代の中で税理士が活躍されるために必要なことは、会計、税務に関して得られる「数字」という情報で「何をするか?」を考えるということが大事であるということが分かります。

 

税理士を目指す人が使うべき「おすすめ参考書」

 

税理士を目指し、独学を進める方向けの「人気の参考書」をご紹介します。

リンクはシリーズの中の「簿記論」ですが、「財務諸表論」に関するテキストもシリーズ化されています。

 

税理士というIKIKATA

 

税理士を目指す方は、実際に「税理士」として活躍している方のインタビューがおススメです。

具体的な業務や、会計士と税理士の違い、そしてこれから求められる税理士像について知りたい方は、以下のIKIKATAインタビューを参考にしてくださいね。

山内・設樂税理士法人 代表税理士 設樂憲史氏が語る これからの税理士に必要な能力

2016.05.21

 

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