山形にUターン 期待に応えるプランドハップンスタンス(計画的偶発性)な生き方とは?

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仕事で工夫していること・考えていること(職業観・ポリシー)

 

-自然と、仕事をするうえで考えていることや、こういうやり方が好き、といった仕事上の考えなどをお願いします。

 

「期待」に応える

-仕事の内容として、「何かをお願いされる」っていうことが多いと思うのですが、そのときに工夫していることや考えていることってありますか?

何かしら、仕事で声をかけられるというのは「期待されている」ということなので、しっかりと期待を仕事で返せるように、という気持ちはいつも持っています。

もちろん、すべて自分だけでは返せないレベルのものもありますので、最初からあまり大きなことは言わずに。なんでもできるとは限らないので、謙虚に受ける、ということも大事でしょうか。

 

「新しい知識」を得る

-「何かをお願いされたとき」「依頼されたとき」に、仕事において期待に応えていく、ということが大事だということですけれど、あとから省みて、「あのときは苦労したな、大変だったな」という気持ちになるときってありますか?

苦労はありますが、「何かを期待してもらえる」そしてそれに応えようとする…ということを繰り返していくことで、自分の幅が広がっていく感覚の方が強いですね。

たとえば、新しく企画した研修を受けてくれた方から「受けて良かった」と言っていただいたとき、そのときはまた自分の幅がまた広がった、と感じます。

私は正直、仕事をするうえで「絶対これしかやらない」というものはないんですよ。「こっちの方向を向いていなければならない」みたいな考えはなくて。「これやってみたら?」と提案されたら、それもやってみる、という感じで。

ですが、やはり好きなことはあって、それは何かというと、そういった仕事の中で「新しい知識が得られるもの」や「自分で考える必要があるもの」が好きですね。

自分なりの興味や好奇心がわいてくる仕事が好きなんです。

 

「自分の考え」を入れる

-お話をうかがっていると、「自分でやる仕事」が好きな一方、今の仕事に至るキッカケは「偶然」が重なって起きた…そのキッカケに対しての「柔軟性」が大事なのか、と思いました。

基本的に私は、「こだわり」みたいなものがあんまりないんです(笑)私生活もわりと「なんでもいい」だから家で怒られてしまうこともあるのですが…(笑)

-でも、だからこそ「頼みやすい」ということもあると思います。僕も初めてお会いした時から「お話しやすいな」と感じましたし。その理由を考えていたんですが、きっと佐藤さんの醸す「話しやすさ」の要因はその「こだわり」のなさとか、そういう部分にあるのではないかと思います。

こだわりはあんまりないのですが、「自分の考えを仕事の中に入れていく」「言われたことをそのままやるだけで終わらせない」ということを考えるようにしています。

そうして「なんか相談できそう」「この人に相談してみたら何かあるかも」という風に思ってもらえたら、それが次のチャンスになるなのかな、と思っています。

 

佐藤さんのような業種・職種を目指すために必要なスキル

 

計画的偶発性

必要なスキルというわけではありませんが、「新しい仕事を受ける」際にどういう風に仕事をこなせるかも、プランドハップンスタンスの5つの要素が大切かなと思います。

最終的には「なるようにしかならない」のですが、それを通して仕事のやり方や考え方を「変化」させていくこと。これが成長につながるんだと思います。

 

「人に寄り添うこと」

-人材業界でいうところのスキルでいうと、何かありますか?

「人材業界に入ること」自体は誰にでもできる、といえるのですが、やはり「人に興味がない」と人材業界ではたらきつづけるのは辛いのではないでしょうか。

人材業界を目指す、といっても業界自体が幅広いですから、特に人材育成とキャリアカウンセリングに関していうと、人材育成の面では、人に「教えること」はある程度は誰でもできるようになると感じているのですが、人を「育てる」のはすごく難しいことだなと感じます。

人が育つ、というのは結局「本人の意識」次第です。当人が意識していなければ、こちらから働きかけてできることにはおのずと限界があります。

ですから、その相手が「何を意識しているか?」ということを考えなければならないし、「相手を理解するためのコミュニケーション」が欠かせないと思います。

キャリアカウンセリングの面では、「その人を映し出す『鏡』になることができるか?」ということです。キャリアの相談に来ていただく方の鏡になって、価値観を映し出していくことができる人は、これからの人材業界の中で貴重な存在になってくると思います。

そのためには、他人の価値観を包括できる人にならなければなりません。「どちらの考えが正しい/正しくない」というのではなくて、異なる価値観も含めた「包括力」を持つ、ということですね。

 

 

佐藤さんのような業種・職種を目指す方々へのメッセージ

 

-人材業界を目指す方々へのメッセージをお願いします。

「人の役に立ちたい」という思いはもちろん重要なのですが、やはり「実態をよくみる」ことも重要ですね。

興味がある業務だけではなく、それに付随する業務がたくさんあって、入社後にギャップを感じて辞めてしまう人も少なくない。つらいこと苦しいこと、「リアル」な部分も知っておいた方がいい。

-ギャップをできる限り見据えておく、ということですよね。

理想やイメージと異なる部分は少なくないですよ。どんな職種、業界でも(笑)

また、これからは「はたらくこと」に関する変化がさらに激しくなっていくと思うので、そんな社会の中では「しなやかに生きる」ことが大事じゃないかと考えています。そのためには、様々な人に話を聞きに行くのがいいかなと思います。

「話を聞いてみたいな」と思う企業の人や人事の人に話を聞いてみること。

学生に対して話をしてくれる方はたくさんいますので、ぜひ、話を聞きに行ってみるべきだと思いますね。

-ありがとうございました!

 

 

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