なにごとも「積極的になる」ことは重要ですよね。
特にシゴトや日々の業務は、「やる気を全く出さず、ただ淡々とこなす」よりも、積極性をもってチャレンジングに取り組んだ方が”楽しく”なります。
当然ですが、シゴトは「長い時間」を要するものです。自分が自由に使える時間よりも、仕事の割合の方が多いのが一般的でしょう。ならば、その時間を楽しく前向きに過ごせた方がいいですよね。
そこで今回は、シゴトに対して「積極的に」なる方法を4つ紹介していきます。シゴトへの取り組み方を、今回ご紹介する4つの方法をもとに改めて考えてみてくださいね。
きっとシゴトが今よりも”楽しく”することができますし、「やる気」も増してくるでしょう。
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シゴトに対して「積極的」になる4つの方法とは?
(1)失敗を反省し、仲間に共有してみる
「失敗を繰り返して自分の糧にするべき」ということは、誰もが一度は言われた(もしくは、何らかの自己啓発書で読んだ)ことがある言葉でしょう。
自分が今取り組んでいる個別の業務について、今回よりも次回、次回よりも次々回…と常に先を見据え、改善点を見出して次回以降の業務に活かすことは重要です。それはいくらシゴトに慣れてきても、仕組みとして作り、継続的に繰り返していくべきことです。
参考記事:【あなたはできていますか?】正しい”フィードバック”6つの方法
また、一人で失敗を抱えるのは、よほどメンタルが強くなければ難しいでしょう。もし、「一人で何かの失敗とその挽回に努めることがニガテ」だと考えている場合は、仲間に「失敗に対するアドバイス」をもらいにいき、同時になぐさめてもらうことも大切です。
一人や二人、そういった失敗を共有することができる仲間を創れば、失敗を余計に恐れずシゴトに前向きになることができますね。
参考記事:失敗から学び続けるにはどうすればいいのか
(2)効率を求め過ぎない
ITの導入や、AI研究の盛り上がりなど、様々な分野で「効率化」がよく使われるようになってきました。それが直接の影響ではありませんが、「効率を第一に!」と頑張りすぎるのは、あまり得策ではないでしょう。
前回より今回の結果をよくすることは、(1)でも触れたように重要なことです。しかし、その意識が自分を追い込むようでは、逆に自分の行動を制限してしまうことにもなります。
特に、若手のビジネスパーソンは目の前の一つのことにじっくり集中して学びとる姿勢こそ重要ですから、そのシゴトを「早く終わらせる」ことの優先順位を一つ下げてみることが必要でしょう。ニュアンスは難しいのですが、「効率化を効率よく達成すること」はほとんど不可能です。
ある程度、知識や経験がたまっていなければ効率化をすることはできません。(特に業務フローだけではなく顧客との関わりあいなど個別のケースが多くある場合はそうですよね)
まずは、”目の前のこと”から経験と知識を得ることを第一優先にする意識を持ちましょう。そうすれば、効率化に右往左往することなく、目の前のシゴトに積極的に取り組めるようになります。
(3)一つ一つから学べることを「定義づけ」する
(2)にもあるように、目の前のことに積極的に取り組むことは重要です。
しかし、たくさんのタスクを抱えていたり、初めてのことに取り組まなければいけなかったりするときは、目の前の「結果」「作業」にとらわれ過ぎてしまい、「このシゴトで得られる”学び”」をないがしろにしてしまうことがあります。
「結局、なんのためにこれを成し遂げたんだ?」ということを繰り返した分だけ、得られたであろう学びをムダにしてしまったと考える姿勢が大切です。そうすると、今取り組んでいることやこれからすることから「学べること」「学びたいこと」を定義づけしてシゴトに取り組むことができます。
人は、「あの時の経験があったから、今がある」という風に、過去の経験から学びを得ることができます。それはとても大事なことです。しかし、それだけではなく、リアルタイムで学べる部分をしっかりとっていく積極性を持てば、正しいカタチで目の前のシゴトに積極的になることができるでしょう。
(4)休日を使って勉強してみる・学んでみる
「平日だけでへとへとなのに、なんで休みの日までシゴトのことを考えなくちゃいけないんだ…」そう思う方も多いでしょう。実際、休日は自分のために時間を使うことを最優先したいと考えますよね。
しかし、発想の転換をすると、「休日にシゴト関連の勉強や情報収集をする」ことで、自分の自由時間以上に時間を費やしているシゴトを有意義にすることができるともいえます。チャンスは「休日」にこそ隠れているのです。
特に、あなたの今いる業界や職場が、「学んでも学んでも奥が深い」ような魅力的な業種、職種であれば、休日を使ってまで学ぶべきです。そして、ほとんどの場合、世の中のシゴトは魅力的です。「モノは考えよう」ということですね。
自分の多くの時間を費やすシゴトに対してフルにコミットしてみる。一度、そういうやり方で積極性を持てば、シゴトに対する意識も、持てる知識も変化するでしょう。
逆にとらえれば、そういった積極性を持っても「楽しくない」場合は、今後のキャリアを見直す機会ととらえるべきです。よって、どう転んでも、自分にとって”得”なのです。しかし、無理はしないでくださいね。
積極性を持てば、今よりももっと楽になる、楽しくなる。
今回は、シゴトに対して積極的になる方法を4つご紹介しました。
・失敗から学ぶ
・効率を求め過ぎない
・学べることを定義する
・(休日を使って)勉強する
この4つを意識していくことで、シゴトに対して積極的になることができます。冒頭でも述べたように、せっかく長い時間を費やす「シゴト」ですから、その間ずっと積極的でいられて、楽しめる方が、人生得ですよね。また、キャリア的にも「積極的にシゴトをする」ことで損になることはないでしょう。
積極的にシゴトをするためには、ただ熱心にシゴトをするだけではなく、今回ご紹介したような方法で”上手に積極性を作っていく”必要があります。
ぜひ、意識してみてくださいね!