企画コーディネーターには「人と話してワクワクできる感性というものが必要」

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具体的な業務 

 

私が働いている会社(社名は秘密♡)はグループ会社や外部企業に対し、研修やセミナーの企画運営~コンサルまでお客様のニーズに合わせたご提案をさせて頂いています。

「どのような研修/セミナーが必要なのか?」ということをヒアリングし、ニーズに合った研修を考案するという仕事です。研修内容は、「人材育成」や「マーケティング」から、イベントでの楽しい参加型セミナーなど、幅広い課題を扱います。

 実際に職務を行ってお客様にプロモーションや営業をする方々がクライアントになり、そこに研修や企画をコーディネート&提案しています。

 主として「家」を建てるための商品(キッチンや床材など)を扱うために少々独自な建築関連会社に向けた研修を考えている、という形になります。

また、コンサルタントは社会生活の中で、自ら多岐にわたる経験を積んだ方・専門職を学んだプロが所属している部署になりますので「一定以上の経験をしてきた人」が行える業務であるといえますね。

 

今の仕事に就いたキッカケ

 

 学校からの推薦と大手企業と言うことと、部活の先輩も働いていたので入社しました。

入社する前は、正直どのような業務・商品を取り扱う会社なのかをしっかりと理解せずに入社しましたが、その後に様々な業務経験してきて、今に至ります。

私は「インテリアコーディネーター」の資格を、入社後取得したのですが、当事担当していた経理業務から、「直に人と接する仕事がしたい!」という思いから自主的に資格取得という行動をおこしました。資格は持っていて役立つことはあっても邪魔になる物ではないので、思い立ったら行動する事をおすすめします。

その後、さらにショウルームでの接客業務や建築現場で経験を積み、また営業も経験した後、現在の研修会社に転籍となり、研修・イベントの企画運営・コンサルティング業務を行っています。

講師としてお呼びしたい方との出会いや自身の感性を磨くため、外部のセミナーや研修にも足を運ぶようにしています。 

「やりたいことは、自分で切り拓いていくことで実現する」という考えで実際に行動しています。

どんな会社にいても、「自分の仕事はこれしかできない」と思っていては何も変わらない。と考えていますね。自分が楽しいと思えることを実践することが重要です。

 


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■ 高木 直美 (たかぎ なおみ) ■ 略歴 高校卒業後 大手住宅設備機器会社入社 経理課配属。インテリアコーディネーターの資格取得後 ショウルーム勤務。販売会社に出向 コーディネーター活動。ショウルームの移転に伴う、新規OPEN立上げに携わる。2008年~ 研修・コンサル部署へ移籍。研修&イベントの企画運営・営業(東日本地区担当) 入社後、経理業務からショウルームでの接客及び提案を経験し、販売会社にて2年半のコーディネーターとしての支援活動後、ショウルーム移設の新規OPEN運営を手がけ、外勤(SP)として首都圏の営業活動も経験する。幅広い実務経験をもとに、すぐに使える実践的な研修を手がける。 ■ 主な研修分野 「カラーコーディネート」 「高齢者擬似体験」セミナー 「キッチンプランニング」 「パース基礎」 「健康住宅アドバイザー」資格取得研修 「ビジネスマナー研修」 ■ 公的資格 インテリアコーディネーター キッチンスペシャリスト 福祉住環境コーディネーター3級 健康住宅アドバイザー&ディレクター 電話応対技能検定3級 ティーアドバイザー(日本紅茶協会)

 

 

仕事で工夫していること・考えていること(職業観・ポリシー)

 

3つあります。

 

「好奇心」

人は受取り方が色々なので、研修は「やってみなければ反応が分からない」だから研修を提案して実施したら「受講された人がどう感じたか?」を自分でも感じなければならないと考えています。 

研修は、講師の方にお任せしてご講演頂ければいいわけですが、それだけでは「現場の反応」=「研修を受けた方がどう感じたか?」は分からない。そういった反応は自らも改善点として「感じる」必要があると考えています。

 

何がベストか?」を考えること

研修やセミナーでは、「受講された方」に対して、研修を受けたことで拘束されるその方の大切な時間がある訳ですから、最大限の「ためになること」を得てもらえるよう意識しています。

例えば、2時間の研修を受けているうちに、その受けた方は本来の業務で新たなお客様との出会いがあったかもしれないでしょう。でも、その可能性を考慮してもなお「研修を受ける、という選択肢を選んで良かった」と思ってもらえるように努力しています。

また、私たちが提案した研修内容を受け入れて頂いた、「主催をする側」の方々にもしっかりと、「よかったな」と思ってもらえるように努力していますね。

 

「自分が楽しいから」という観点を持つこと

研修の受注数など、ノルマはもちろんありますし、お客様の役に立ちたい!という思いはいつも持って仕事をしています。

しかし、毎回異なった内容の研修を行うので、評価にばらつきがあったり反省点があったり、といったことは少なくありません。

そういった業務の中でも続けられるのは、「自分がやりたい」「ああしたい、こうしたい」という気持ちがあってこそだと思うんです。

その気持ちを持ってまずやってみる!ということが、例え失敗であったとしても、貴重な経験になると考えています。

 

 

高木さんのような職種・業種を目指すために必要なスキル

 

 「意識的な情報収集力」

まず、分野問わず様々なこと(流行、情報)に興味を持っておくことが大事ですね。なぜかというと、お客様からの要望などによって、「実際に特定の情報が必要なタイミング」は必ずあるからです。そのときになってから当てはまる情報を得ることは難しいものです。

 

「選び取る力」

何事にも興味を持ったならば、その中から興味のあることを選ぶことも大切です。そして、その興味のあることを活かした仕事をするために必要な資格を取る、もしくはそのための経験を積むための努力をしていくことが必要ですね。

この2つは、経験を得るために必要なことです。仕事柄、顧客側の責任者の方と特定の専門分野について話す機会があります。そういった場合に、「しっかり話せる」ようにしないといけないので、事前にしっておく情報はとても大切です。

 ですから、どんなことでも経験した方がよいと思います。

 

 

高木さんのような職種・業種を目指している人へのメッセージ

 

 「人と話すことが嫌いな人」には難しい職業なので、「人と話してワクワクできる感性」というものが必要になると思います。

人の違った一面を引き出すような、「人への興味」を持つことが大切ですね。

 また、常に「何をやったら楽しいか?」を考えておくことも大事ですね。

例えば、TVを観ていて、「この手法をイベントに取り入れたら楽しいな」とか、人との関わり合いの中で、「この人とこの人を繋げて何かを始めたら面白いな」とか。

そして、何よりも「自分が楽しい」「もっと楽しくしたい」という気持ちがとても大切です。その思いをもとにして、様々な経験を積んでいって下さい。

「本気でやりたい!」と思っていることをやることが、後悔しない方法ですね。

 

 

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