Office アイム 代表 森川あやこ氏 女優業からセミナー講師へ ニーズに応えるために必要なこと

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仕事で工夫していること・考えていること(職業観・ポリシー)

 

(1)自分ならでは

 

プロの講師は年間2000人増えているので、競合が多いんですよね。

だから「自分ならでは」という部分を大切にしています。

私の主なお客様である建築、製造業の方々は男性なので、自分の「女性の部分」を強めに出すようにしていたり。

名刺もあえてピンクの色にしていますし。

 

(2)短時間で人間関係を構築する

 

主催者様やオーディエンスの皆様が聴きやすいように、短時間で人間関係を構築するということも大切にしています。

 

—短時間でとなると難しいイメージがあります。

壁を壊すのは良くなくて、「溶かしてほぐす」というイメージでやっています。

「春の日差しがやってきた」というイメージをもって接する、みたいな。

距離感には気を付けますが、よそよそしくならないようにもしています。

できる限り事前に主催者様やオーディエンスの皆様情報収集をしておくんです。

あえて会話のキャッチボールをして相手にも話してもらう。

 

(3)キーワードを仕込む

 

自分がブームをつくることを意識しています。

SNS等で流行りそうなキーワード・テーマを発信していって、関連した仕事の依頼が舞い込むように仕込んでいます。

「流行りそうなキーワード」を選別することは難しいですが、芸能界に以前いたこともあってひとよりはそこに敏感なのかもしれません。

講師は講演を手配する方に選ばれなければいけないわけですから。

「これからはこれが必要だ」ということを売っていく作業は大切なんですよね。

 

 

森川さんのような職種・業種を目指すために必要なスキル

 

(1)相手が聴きたい話をする

 

講師になるのは簡単で誰でもできるんですが、(講師を)選んで頂く方や聴いてくれる方がいなければならない。

だから自分がしたい話をするのではなく、「集まってくれる方にどんな話をするべきか」を考えなくてはいけませんよね。

一昔前の講師だと、「自分の経験談」を話していたのですが、今の一般的な講師は「集まってくれる方に対してどれだけ役に立てるか」を考えて話します。

相手のことを考えて自分の引き出しから話せる部分を出していくんです。

 

(2)すぐに答える

 

今は時代の速度が早く、色んなことがすぐに変わりますよね。

だから聞かれたことはすぐに答えるし、相談された仕事をやるかやらないかの判断もできるだけ早くします。

考える時間が長い人は向いてないかもしれないですね。

すぐやる、すぐ作る、というのが大切。

私は「完成よりも可能性」と言っていて、いつも心がけています。

 

—パーフェクトっていくら準備してもあり得ないですもんね。

修正と調整することを後からすれば良いわけですからね。

答えを出すまでの時間が長いとニーズがなくなってしまうかもしれないですから。

 

(3)気持ちの切り替え

 

意外だと思うんですけど、講師にはメンタルが弱い人が多いし、人見知りの人も多いんですよね。

でも、気持ちを切り替えるのは早い人がほとんどですね。

毎回が新しい挑戦ですからね。 反省はしても長く落ち込まないということが大切ですね。

自分のことを信じれないといけませんよね。

そういう意味ではナルシストでなければいけないかもしれません(笑)

 

(4)柔軟な対応

 

事前に聞いていた情報と当日の状況が違うなんてことはしょっちゅうあるんです。

「新入社員だと聞いていたのに社会人経験5年以上の人しかいない」場合なんかもありますし、マイクが使えないとか、資料がないとか。

そういった場面でも自分のパフォーマンスを出せるか、ということは大切です。

出たとこ勝負を楽しむことができる人は講師に向いていますよね。

 

 

森川さんのような職種・業種を目指す方々へのメッセージ

 

講師は誰でもできるので、是非なってほしいです!

自分の強みがあって人の役に立ちたいという方だったら誰でもなれます!

 

—仕事を両立したい主婦の方にもメッセージをお願い致します。

仕事を辞めてしまう方で一番多いのが、「家族・子育ての心配」なんですけど、そんな方も自分にできそうなことを書き出してみて、実際にやってみると、別の可能性が見つけ出せるはずです。

私も仕事に復帰して本当に良かったと思っています。

もしかしたら周囲に反対されるかもしれませんが、逆に復帰したことで周囲と良い関係になれることもあるんです。

私自身、「こんなに仕事大変だったんだな」って夫のことをより理解できるようになったり、夫からアドバイスしてもらったりしていますし。

「家族はハンデではなく、チーム」だと思うと心強くなるんです。

応援団が後ろについてると思ってチャレンジして頂きたいです。

普段はこういう質問を頂いた際には、主婦の方に「自分の居場所づくり」をするといいですよ、ということをアドバイスさせて頂いています。

子どもを産むという経験は、子育てで時間のない中で家事をやったりすることでもあるので、「短い時間で効率良く物事を進める」という能力が身に付くことになります。

それを活用することは企業・社会にとっても良いことですよね!

 

—ありがとうございました!

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